シルクの陰影

                        

ユーモレスク Shoka:

梅雨が明けて太陽の光が夏のパワーを注いでいます。

暑い外と違って、室内は冷房が効いていてひんやり。自然が一番と思ってはいても、室内に入るとこのひんやりに救われるような気持ちになります。

昨日は久しぶりに撮影をしていました。

ユーモレスクや、ARTS&SCIENCE、ミナ ペルホネンと、どれも個性豊かで本当にいい物作りをしています。私たちが手にするものは、食材も、衣料品も雑貨たちも、ほとんどのものに人々が様々な形で関わっています。

関わるときの思いや、選び取ったスタイルの差で世の中にはバラエティに富んだものがたくさんあります。価格の層、質の層、デザインのカテゴリー、彩色や着心地。

たくさんあるものの中から何かを選び取るときに、私たちは自由に決めることができる。

もちろん予算や、好みや、状況によって設定された自由ではあるけれど。

大事に作られている服をファインダーを通してじっと見つめていると、形の向こうにある作り手や、そのサポートをしている多くの人々の存在を感じます。

きっとこの仕事を愛し、人生を楽しんでいる人々。

このシルクのブラウスは、ユーモレスクのもの。

どうしたって上品で美しいシルエットを表現するユーモレスクらしい形。

女性の体のラインを付かず離れず、そっと包んでくれています。

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