2014.01.04 台南から你好!新年便り

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

Shoka

 

明けましておめでとうございます。
沖縄は暖かいお正月。
けれど私が滞在中の台南は、夏のような暑さ。
走り回った2013年を後にして、2014年の2日目の朝初めての台南へや。

 

1月2日の初日は、頭の中や自分の感覚の軸が沖縄にあったせいか、夢見心地のまま台南の無秩序な街をふらふらしとさまよっていた。
滞在先を謝宅という台南のクラッシックなスタイルでまとめた民宿にしたせいか、今日からは地に足がついた感覚で街としっくり、色々なところを闊歩した。
歩いた歩いた、朝の8時から夜の8時まで。

 

私を朝から晩まで支えてくれたtrippenよ、ありがとう!

 

 

一番目の写真は安平の古い港町の老街と呼ばれる、昔ながらの建物を残したノスタルジックな裏道。

 

 

Shoka

 

 

迷路のような街の中を歩き回っていると、古い時代のものと鉄筋コンクリートの無機質な建物が混在していて不思議な感覚になってくる。
古い建物はだいたい赤レンガと、石と、漆喰で出来ているのと、人の手で作ったせいか血の通った温もりが感じられる。けれど、その有機的な建物はどんどん少なくなっていってるのがアジアの現状。
どこにだってあるような景色が大量生産されて、こんなかわいらしい景色を飲み込んでいくのを目の当たりにするととてももったいないような気持ちがふつふつと湧いてくる。

 

ちょっと寂しいけれど、その現実も受け入れながら、タイムスリップしたようなこの老街を今日は楽しく味わおう、そう思い返してまた闊歩闊歩。

 

 

 

Shoka

 

台湾を歩いていると、赤い色が多いような気がする。
きっと縁起の良い色なのだろう。

 

昔の台南の街に思いを馳せながら歩き回った後は、水辺でゆっくりと風にあたって一休み。

 

 

Shoka

 

マングローブのトンネルの下を筏でゆっくりとくぐりながら、水鳥や小魚を眺めてリセット。
とにかく車とバイクの数が多いのが台湾。
どこを歩いていても、ひかれないように気が張るのです。
人より車が優先で、道を渡っていても誰も譲ってくれないし、それどころかひきそうになっても停まってくれません。

 

歩行者優先の国から来た私たちは、おっかなびっくり道を渡って毎瞬大冒険気分。

 

水辺の風に癒されて、今度はエネルギー補給。
台南といえば小吃!
市場や、屋台、小さな食堂、いろんなところで少しずつおいしい食事をたのしむ事が出来るのです。

 

 

Shoka

 

かりかりに揚げた魚卵の唐揚げはさくさくプチプチ。
鰆のフライのはいった麵はほんのり甘めで優しい味わい。

 

その後は、甘いもの。

 

Shoka
Shoka

 

小豆・タロイモ・タピオカ・白インゲン・緑豆・蓮の実をお椀に入れてもらって、その上にかき氷を載せて頂くこの甘味がおいしい事といったら!

 

これでまた歩けます。

 

台南料理は全体的に少し甘身があるのが特徴のような気がします。
しかし・・・・台北もそうだったように台南も、どこを見回しても食べ物が溢れていて、活気に満ちています。

 

 

 

Shoka

 

牡蠣の山が・・・・

 

ああ、振り向けばフルーツも。

 

Shoka

 

 

もう言葉はいりませんね。

 

Shoka

 

 

そこに食べ物があるしあわせ。
しあわせいっぱい胸いっぱい、腹一杯いただきました。

 

Shoka

 

欲望に任せて生きる、そんな日がたまにあってもいいですね。

 

 

あるいてあるいて、疲れたら、cafeだってなかなかいいところがあるのです。

 

 

 

Shoka

 

とあるcafeの店内にて。
これからどこへどうやって行くのかを、cafeでミーティングしたら、また歩いて歩いて。

 

疲れたら、木陰で休んで。
見上げると、

 

Shoka

 

台湾リスが私を見下ろしていたのでした。

 

そんな本能に任せた旅の途中。
台南2日目からの旅便り。

 

頭はお休みにして、本能と欲望と希望に耳を澄まして冒険は続きます。

 

皆さんはどんな正月を過ごしていますか?
さあ、この続きはShoka:のブログにて、明日から台北へ移動してやっぱり郊外の老街やお茶の街を歩きます。

 

 

今年もたくさんの方と楽しい時間をShoka:でともに過ごす事が出来るのを心から願いつつ。
新年あけましておめでとうございます。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

Shoka

 

台南の謝宅の窓から。
お休みモードの田原より。

 

 

 

 

暮らしを楽しむものとこと

 

Shoka:

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2014.03.08 ふんわりと、出会いと別れの春風を感じて、

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

shoka

写真 文 佐野 綾子

3月は出会いと別れの季節ですね。

Shoka:にいらっしゃるお客様の中にも「この春、沖縄を離れるんですよ」との声が聞こえてきました。

Shoka:は人と人とが交流する場、会っている回数は少なくても、その人の存在は深くこころに残っていて、
「寂しいけれど、またいつでも遊びに来てね」と送り出す、あゆみさんの言葉に胸がジーンと熱くなります。

私も昨年の夏に、宮﨑から沖縄に引っ越して来たこともあり、沖縄はこうしてどこかで誰かと分かれて来た方も多い場所だなぁと感じています。

沖縄に来て日が浅く、まだ心細かったり慣れない人が情報収集に来てくれたり、季節の変わり目の気分転換がしたい地元の人も、ホッと一息つきたくてShoka:にくる。、、Shoka:がそんなオアシスのような場所になってくれると嬉しいなぁと思います。

shoka

時間があるときには、おしゃべりしながらみんなで美味しいコーヒーやお茶をいただくと、happyな気分は倍増して心をたくさん満たしてくれます。

Shoka:には絵本や写真集、暮らしを楽しむ本なども色々置いてますよ。
お茶を飲みながら本を読んでいると、新しい世界に繋がる発見があるかもしれません。
お子様連れも気兼ねなくどうぞ。

そんな春先に、
”さようなら”や”よろしくね”の、ちょっとしたギフトにおすすめなのがソックスがShoka:に並んでいます。

shoka

ミナ ペルホネンのフォレストパレードの刺繍が足首のところで揺れる、うきうきするようなソックス。
色合いもなんとも可愛く、鳥とお花のつぼみのようなモチーフが歩くたびにゆらゆらと揺れるのです。
出かけるのが楽しくなりそうだし、乙女心もうれしく満たされます。

shoka

こちらは、珊瑚のテキスタイルが爽やかな肌触りの良いソックス、パンツの裾からちらっと見えると素敵です。
陸を歩きながら海を感じる。素敵ですね。

 

shoka

選ぶのに悩んでしまいそうなハンカチたちも、、♥

ミナ ペルホネンのウキウキするようなテキスタイルをそっと鞄にしのばせたら、その日は何でも出来そうな気がしてきますよね。うふふ。

 

この記事を読んで下さってる方にも、気軽に遊びにきていただけるよう、
改めてShoka:のメンバーを私の目線でご紹介させていただきますね。

まずは、春はお別れの季節でもありますね。
Shoka:からも一人一月一杯で、卒業生が出ました。
おめでたい卒業です!

shoka

的場 睦美ちゃん
むっちゃんの目を見て話しているとこちらがドキドキしてしまうような、神秘的な美しさの女性です。
ちょっとした話にもいつもノリノリで、見た目とのギャップがまたいいのです。
ARTS&SCIENCEやTOUJOURSの服がしっくりと似合う大人の女性。
彼女は現在妊娠7ヶ月。妊娠を知った時には、みんなで手を取り合って喜んだものです。
初産なので、大事をとって1月でShoka:を卒業しましたが、いまでも仲良し!こうしてたまにモデルをしてくれます。
webで合えると思うので皆さんよろしくお願いします。

 

そうそう、そして春は出会いの季節!Shoka:に新しいメンバーが加わりました!

shoka

倉富 麻紀ちゃん
カーリーヘアがとっても似合うおちゃめな女性です。
ユーモアがあって面白いし麻紀ちゃんと話していると安心感があるんだよなぁ。
包み込むような優しさがある麻紀ちゃんは、日々の暮らしに溶け込む洋服やものを、じっくり一緒に考えてくれる良きパートナーになってくれそうです。
何でも彼女に相談して下さい。きっとがっちりと受け止めてくれますよ!
こう見えてweb関係にも強いのです。あゆみさんと2人で、パソコンを睨みつけながら職人仕事をせっせとこなしてもいるのです。
皆さんどうぞよろしくお願いします。

 

いつものメンバーも改めてご紹介を。

shoka

金城 由桂ちゃん

ミナ ペルホネンの、鳥たちがふんわり風に乗って楽しそうに飛んでいるploverのドレスを着ている、Shoka:の看板娘の由桂ちゃんはクルクル変わる可愛らしい表情とまっすぐなハートが魅力の女性です。
自分がShoka:で伝えたいことを真剣に考え、Shoka:で扱う作家さんへの愛情も人一倍強く、
いつもじっくり丁寧にお客様へ作り手の想いを伝えています。

 

shoka

田原あゆみさん
言わずと知れたShoka:オーナーのあゆみさんです。
あゆみさんが居るだけでパァーッと照らされてるように心が明るくなる太陽のような存在です。
いつも愛情深く、自分らしさ全開で、私たちやShoka:に来て下さる方との交流を
心の底から楽しんでいます。

 

shoka

そして、わたしは佐野綾子。
母は沖縄出身。千葉育ちで、宮崎に9年間すんでから沖縄へ移住しました。
気づかないうちに宮崎の訛りが身に付いて・・・。
沖縄のイントネーションになるまでもう少し!
お洋服と、おしゃれと、お花が大好きです。
皆さんが楽しめるお洋服に出会えるよう、センスを磨いてがんばります。
皆様どうぞよろしくお願いします。

出会いと別れは少し寂しいけど、すでにShoka:を通じて育った種が、あちこちで芽吹いているのを感じます。

とっても素敵な空間がここにあることに感謝をこめて。

Shoka:に春の服がどんどん入荷しています。
私たちもブログに載せたり、online shopに掲載したりとがんばっています。
けれど手に取って、着てみるのが一番。
くらしを楽しむお洋服たち、是非見にいらして下さいね。
そうそうtrippenの靴もたくさん入ってきますよ!

 

私たちも楽しみです。

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次回のShoka:の企画展

終了したイベントです

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2年越しの  mon Sakata展

 

4月18日(金)~27日(日)
素材感も、色も、形も楽しみたい!
そんな人にはmon Sakataのお洋服がぴったりです。
毎日着たくなる、コーディネートも重ね着も楽しい。
mon Sakata展は、2年に1回。待ち遠しいのです。
2014年は、楽しいことが目白押し。過去2回の沖縄での企画展が雨だったという、坂田敏子さんも今年こそは晴れた沖縄の空と、輝く海が見たくてわくわくしていることでしょう。
お待たせしました。楽しみですね。

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日曜日までです。
この機会に2人のくらしに触れてみて下さいね。

終了したイベントです

shoka

 

早川ユミ 小野哲平企画展 「くらすこと いきること ぼくたちのくらしの中から生まれる 服とうつわたち」

2014年 3月1日(土)~9日(日)

高知県の谷相という山間の小さな村で暮らす小野哲平さんと早川ユミさん。
哲平さんはふと手が伸びて使いたくなるようなうつわをつくる陶芸家を生業に、ユミさんはそのパートナーであり、旅の中で集めた布を使った日常着をちくちくと作る作家さん。大地にしっかりと立ち、様々な感覚に耳を澄まして土地とともに、仕事とともにくらしている2人の作っているうつわと服の展示会をShoka:で行います。
「くらしを楽しむものとこと」を発信しているShoka:では、哲平さんの日常のくらしの中のうつわたちと、早川ユミさんのくらしで活躍する衣服を展示。今回合同でこの企画展を開催するchahatナハでは、ユミさんの作る旅のお守りと、哲平さんの旅のうつわを展示します。人の人生はまるで旅のようだな、と感じる事ってありませんか?日常を旅するように暮らすうつわと服、そしてこの世を旅するお供のうつわと布。とてもわくわくしています。

 

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暮らしを楽しむものとこと
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2014.03.02くらすこと いきること ぼくたちのくらしから生まれた服とうつわたちvol 2「 哲平さんとうつわの話」

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

shoka

私が小野哲平さんのうつわを初めて手にしたのは、実家に夕ご飯を食べにいった時だった。
自分のためのご飯茶碗を探していた時に、ふと手が伸びたうつわがあった。
ころんと手に収まる感じといい、柔らかな肌の具合や、厚みがふっと手に馴染む。
なんだかおいしくいただけるような気がして、そのうつわでご飯をいただいた。

去年の夏に訪れた小野家では早川ユミさんのお料理を、哲平さんのうつわで何度も何度もごちそうして頂いた。

 

shoka

うつわ好きの人はきっと、似たような感覚を楽しんでいるのかもしれない。
うつわには使いたいうつわと、持っていたくなるうつわの二種類がある。

哲平さんのお皿や、お茶碗はまさしく使いたくなるうつわ。
家庭料理を盛った時の様子がイメージしやすいのだ。
パスタを盛っても、タイカレーやパッタイをのせても、鳥の立田揚げや鰹のたたきをのせても、ぐっとおいしそうに見える。
ほっとするうつわだ。

けれども、毎日使っていると、ふとした時にその表情の深さに惹き込まれる。
当たり前に、自然にそこにあるものの中に、ふと深遠な世界を感じてじっと見入ってしまう。
哲平さんのうつわでお茶やコーヒーを飲んだりそれを洗っている時に、はっとして手が止まることがある。

手が止まった時に、時間も一緒に止まり、そして世界全体が一緒に呼吸をしているような感覚に落ちる。

日常の中にいて、そこから解放されるような時間。
それが一体なんなのか、今はまだ言葉になってはいないけれど、哲平さんのうつわを通して私は何度かその経験をしている。

shoka

和食も、洋食も、哲平さんのうつわの上にのると「うちのごはん」。
食べる人の細胞を作るごはんを、このうつわが毎日抱いてくれている。

shoka

なじみのうつわ。
陶器は使い込んでいくと、どんどん表情が柔らかく豊かになってゆく。

 

shoka

去年の夏から、毎朝コーヒーを飲んでいるカップは、貫入に色がついてきて何とも柔らかな肌になってきた。
体調をみて、時には15分間湧かした白湯を飲む時もある。
日常に欠かせないうつわの一つ。

うちにはいくつかコーヒーカップがあるが、滑らかな肌触りといい、手への収まり具合といい、口当たりといい、つい手が伸びてしまう。
なぜかな?と自問してみたら、
「だってこのカップで飲むと、おいしいんだもん」、との答えが返ってきた。
おいしさは感じるもの、だから思考ではなくて感覚の求めるものが私にとっての本物だ。

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そうそう、哲平さんのうつわの中で壷たちは、私にとっては持っていたくなるうつわ。
壷としての魅力がぎゅっと凝縮されていて、中に入れるものは後から考えればいいからとにかく欲しいなあ、と。

後から高知の番茶をどばっと容れて、壷の姿を眺めたり、時には中味をだしてお花を活けたりと、楽しんでいる。

 

shoka

目力の人。

哲平さんと初めて会った時の印象は、ちろちろと燃える薪の火のような目力があって、ばさっとものをいう激しめの人という感じだった。
初対面なのにズバズバと切り込んできて、私は内心たじたじ。

「で、何をやりたいの?ここで」
と、言葉じり鋭く聞いてきた哲平さん。

ギャラリーとしての姿勢や、Shoka:から何を発信したいと思っているのか、私の人生で一体何がしたいのか?そんなことをたたみ掛けるように聞いてきた。

その時には、なんだかどうしても互いのタイミングが合わずに、仕事の話は一度流れてしまった。
それから一年後。
私の娘が埼玉の自由の森学園に通うことになった時に、小野家の息子さんが自由の森学園(通称自森)の卒業生ということと、私たち親もとても自森が大好きということが私たちを再び結び直してくれた。

学校の教育のことや、子供のことで私たちの距離はぐっと近づいて、私の中では知り合いから仲間のような感覚へと変化していった。

自由な校風と、子供の自律を促す教育のあり方に共感した私たちは学校の音楽祭お話や、お互いの子供たちの話で盛り上がり、すぐに今回の企画展の開催が決まった。
このとき、胸の内で感じた感動を眼をキラキラさせてうれしそうに話す哲平さんを感じて、お互いのハートがつながってゆくのを感じたのだ。

これがベストのタイミングだったのだろう。

それから私は、会話を重ねるごとに哲平さんという人を知り、その人間らしさが大好きになっていった。
人間らしさとは、光と陰のそのどちらにも素直でいる。
ネガティブな面も含めて、とことん話の出来る人との出会いはやっぱりおもしろい。

去年の7月の末に2人の暮らす高知県の谷相を訪れて、4日間で私たちはお互いを知り合い、信頼の種から芽が出て育ってゆくのを感じた。

いい仕事ができるな、私はそう感じていた。

shoka

哲平さんの工房から窯へ行く辺りの景色。
薪が整然と並べられ、その上にかけられた布団や洗濯物が日の下でぽかぽかと乾いてゆく。
くらしと仕事が一つになった、どこか懐かしい景色。

哲平さんはお洗濯が大好きだという。
その日も天気をみながら、旅人や、弟子や、家族の洗濯物をせっせと干す。

shoka

くらしの中には様々な雑務がある。
掃除、洗濯、料理、片付け。
小野家では、家族も、旅人もみんながそれぞれの仕事をこなす。
谷相の風で服をはためかせながら、みんながよく働き、よく動く。

shoka

哲平さんの茶目っ気と、愛情深さに一度触れると、最初に感じた取っ付きにくさやばさっと切られそうな鋭さが一気に溶けて、人間としての小野哲平に大きな魅力を感じる人は多いだろう。

ネガティブな面とポジティブな面と、両面から人は社会へギフトを差し出すことが出来るのだと私は思っている。
小野哲平さんのことを知らない人も、知っている人も以下の経歴とその表現に触れて欲しい。

*以下のプロフィールは、小野哲平さんと早川ユミさんののHPから引用したものです*

小野哲平
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1958年 生まれ
1978年 備前にて弟子になる
1980年 沖縄・知花にて弟子になる
1982年 常滑の鯉江良二さんの弟子になる
1984年 アジアの弟子となり、タイ・ラオス・インド・ネパール・インドネシア・マレーシアを子連れで行ったり来たりの旅人
1985年 常滑の小さな山の中にて窯と仕事場をつくる
1987年 タイ・バンコクのシラパコーン美術大学にて制作+展覧会。インド放浪をして8ヶ月を過ごす
1991年 マレーシア・マラ工業大学にて制作+展覧会
1997年 タイ・ナコーンラチャシマ県のダァンクェーン村の亀の窯にて制作
1998年 高知の山のてっぺんのライステラス(棚田)の真ん中に移住。谷相の弟子となる
2001年 3年がかりで薪窯をつくり、薪窯の弟子となる

真剣な大人はやっぱりいい仕事をしているな。
私はこのプロフィールを読んで、そう感じてにたっと笑った。
ユーモアも感じて。

shoka

祈っているように見えた、哲平さんのろくろを挽く姿。
「土に触れていないとぼくは死んでしまう。本当に土に関わることが大好きなんだ」
真剣な眼でそう言うと、その後にこっと笑って、

shoka

「昨日はどうもすみませんでした。ごめんなさい」と、子供みたいにはにかんだ。

その話はまた今度。

*小野哲平さんと早川ユミさんの関連記事は以下からどうぞ*

 

くらすこと いきること ぼくたちのくらしの中から生まれた服とうつわたち
vol 1 早川ユミさんのちくちくワークショップによせて

 

 

人から人へ手から手へ 小野哲平さんとユミさんの仕事場へ

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終了したイベントです

早川ユミ 小野哲平企画展 「くらすこと いきること ぼくたちのくらしの中から生まれる 服とうつわたち」

2014年 3月1日(土)~9日(日)

高知県の谷相という山間の小さな村で暮らす小野哲平さんと早川ユミさん。
哲平さんはふと手が伸びて使いたくなるようなうつわをつくる陶芸家を生業に、ユミさんはそのパートナーであり、旅の中で集めた布を使った日常着をちくちくと作る作家さん。大地にしっかりと立ち、様々な感覚に耳を澄まして土地とともに、仕事とともにくらしている2人の作っているうつわと服の展示会をShoka:で行います。
「くらしを楽しむものとこと」を発信しているShoka:では、哲平さんの日常のくらしの中のうつわたちと、早川ユミさんのくらしで活躍する衣服を展示。今回合同でこの企画展を開催するchahatナハでは、ユミさんの作る旅のお守りと、哲平さんの旅のうつわを展示します。人の人生はまるで旅のようだな、と感じる事ってありませんか?日常を旅するように暮らすうつわと服、そしてこの世を旅するお供のうつわと布。とてもわくわくしています。
28日にはユミさんのちくちくワークショップをShoka:にて開催します。
詳細は Shoka:HP に掲載されている要項にそってお申し込み下さい。

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2人の企画展はチャハット那覇でも開催されます。
こちらもとても楽しそう!

終了したイベントです

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小野哲平・早川ユミ 二人展旅するうつわと旅するかみさま

旅の神様をユミさんの作った布に包んで、お守りのように持ち歩けるようにしたもの。
なんだかすごく楽しそう!
哲平さんの旅のうつわも気になりますね。
チャハットでの展示は3月2日から始まります。
→Shoka: は9日(日)まで。チャハット那覇は16日までの開催です。
是非日常と非日常をのぞきに、Shoka:とチャハットを行ったり来たりして、2人の仕事に触れてみて下さいね。

 

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暮らしを楽しむものとこと
Shoka:

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くらすこと いきること ぼくたちのくらしの中から生まれた服とうつわたちvol 1 早川ユミさんのちくちくワークショップによせて

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

shoka

3月1日(土)から始まる陶芸家の小野哲平さんと、布作家の早川ユミさんの企画展。
去年の7月末に2人の暮らす高知県の谷相を訪ねた時に感じた光や風が、海を渡ってうりずんの沖縄へやってくる。

小野家で過ごした4日間はとても思い出深い。
そこには「くらし」が在った。

身体を使った労働も、五感を感じて作るお料理も、生きることの意味を求める哲学も、自然や大地に感じる畏怖の念も、人々とふれあい交流することで生まれる葛藤も、つきない探究心も、湧き出る好奇心に導かれる次の旅へのあこがれも。
なんだか懐かしいほど、人間らしい「くらし」。

朝起きたら、おはようと言い合ってみんなでご飯を作る。

shoka

料理をして、食べる。ただそれだけのことなのだけれど。

世界中の人たちが当たり前の様に繰り返しているその行為と、食事の時間。
その内容は様々だろうけれど、小野家の食事の時間にはとても温かいものが流れているのだ。

 

shoka

哲平さんが作ったうつわの上にパンや料理を載せて、やはり哲平さんの作ったカップにコーヒーを注いで頂く食事。
2人の元で働いているスタッフの人や、旅人、家族。
みんなで作って、みんなでいただく。
朝には朝の光が降り注ぎ、昼には蝉が鳴き、夜にはカエルの声が聞こえてくる台所。

ユミさんの畑から採れた野菜も並ぶ。

shoka

ご飯を食べると元気が出てくる。
当たり前のことのようだけれど、身体は食べるものとその時間で出来てゆくのが体感できる。
そんなご飯は実はそんなにたくさんはない。

shoka

「気がつくと、ふと手が伸びてしまうようなうつわをつくりたい」
そういっていた小野哲平さんのうつわは、お料理のためのうつわ。
うつわはもちろん料理を載せるためのものなのだけれど、家庭料理を育むような、包み込むような、そんな柔らかい肌をしている。
手料理がとてもおいしく見えるのだ。

 

その料理を作る中心にいるのが早川ユミさん。

shoka

朝食の後に畑を案内してくれた。
うれしそうに、楽しそうに畑で出来る作物のこと、葛芋の蔦のたくましさとの格闘や、日本ミツバチの神秘的な生態、好奇心に導かれて始まった様々なことを眼を輝かせて話してくれた。

ユミさんの野良着は、ちくちく自分で作ったもの。
旅の途中で出会った、胸が躍るような布たちをリュックにいっぱい詰め込んで持って帰ってきては、かたかたとミシンを踏んだり、手でちくちくと縫い上げてゆく。

 

shoka

自分たちが食べるものがどんな風に育つのか?
私たちの暮らしている土地は、どんな土で、どんな作物に適しているんだろう?
私も育てられるのかしら?
どれどれやってみよう。

そんな風に始まったのじゃないかしら。
きっと畑仕事は簡単ではないのだろうけれど、なんとなく気楽さを感じるのは、身体を動かす労働もその根底に好奇心がわくわくと流れているからだろう。

好きな布で好きなように作る日常着を着て、自分の身体で出来ることをする。
それはきっと楽しいだろう。想像しても力がわいてくる。

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日本ミツバチの集める蜂蜜は、自然のお薬。
貴重なのでとても大切にされている。

日本ミツバチは寒すぎても、暑すぎてもうまく育たない。
ある日こつ然と一つの巣箱に住んでいたミツバチたちが消えてしまうこともあるし、いなくなってしょんぼりしていると、翌年にはどこからかやってきて巣箱がいっぱいになることもある。
日本ミツバチとくらすことで、自然に耳を澄ます機会が増えたとユミさんはいう。

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お昼ご飯の時間。

その後はオーガニックマーケットへのお買い物。

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ユミさんのお出かけセット。
持ち物のどこをとっても、すべてがユミさんのスタイル。

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ご飯を作って、畑仕事、山を下りて買い物へ、そして大好きな布を触る仕事がこのくらしの中に共存している。

 

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ユミさんに初めて会ったとき、ふんわりとしていて柔らかい控えめな印象がしたのは、きっと隣にいた哲平さんという旦那様が熱い人だったからだ。
初めて会ったその夜に、一緒に晩ご飯を食べていて、「一体何がやりたいの?ここで」と、ズバリと本質的な質問を投げかけてくる哲平さん。その横で、ほんわりと微笑んでいた早川ユミさん。

谷相を訪問した4日間を通して、私はユミさんという人のこんこんと元気よく湧き出る好奇心の泉に触れたのでした。

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無心にちくちくと針で糸を運ぶユミさん。
この仕事がユミさんのライフワーク。
ユミさんの存在意義の大きな柱。

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旅で集めてきた布を、切って、合わせて、ちくちくちくちく。

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やりかけの景色も、やっぱりユミさんらしい。

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ミシンでかたかた縫ったり、陶土で作った焼き物のボタンを縫い付けたり。

 

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そんな風にして出来上がってゆく、日常着たち。

食べて、仕事をして、休む。

それが私たちのくらしの単純な姿。

その全部を自分らしく、自分の感覚も、頭脳も解放して体験したい。
そんなユミさんの暮らしに触れて、私の娘の夕央も気がついたら無心にちくちく。

shoka

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ユミさんに分けてもらった、ちくちくワークショップのバッグセットを手に、集中してちくちく。
その日一日でかわいいリネンのバッグが出来上がったのでした。

シンプルなのに、その人が出るのが運針の糸の模様。
その人の息づかいが、糸の模様になって布の上を走る。

日常のくらしの中にある様々な仕事。
身体や頭を使う仕事と、無心になる仕事。
その両方があってこそ、人の心のバランスは健やかになるのかもしれない。
ユミさんと哲平さんのくらしに触れて、私はそう感じたのでした。

さて、私たち日本人の多くの若い世代のくらしは、今はもうアスファルトが敷き詰められた街の中。
むき出しの土を見たり、草を踏んで歩いたり、そんなことももしかしたらわざわざすることの一つになっているのかもしれない。
現代人の多くは、露で濡れた土で靴底を汚すことも少なくなってしまった。

けれど私たちは、心のどこかで知っている。
手塩にかけて育てた野菜はおいしいことを。
好きな布を自分で縫うのは楽しいことを。
本気で向き合う仕事がどんなに人生を豊かにするのかを。

3月1日から始まる、哲平さんとユミさんのこの企画展で、2人のくらしの中から生まれる服やうつわを通して、感じてもらえたらうれしいこと。
それは、私たちは公も私も一つだということ。
衣食住にまつわる日常の雑務も、公に自分の才能を捧げる仕事も、旅も、遊びも、個人の哲学も、どれも切り離せない一つの景色。

人の数だけ、様々な景色があるけれど、私はこの2人に出会って、とてもうれしくなったのです。
自分の中から溢れてくる好奇心に素直に生きると、こんな風に感情が生き生きとするということ。
いくつになっても、笑顔がぱっと花開く、そんな大人が増えたら、子供たちも早く社会に出たくてたまらなくなるのじゃないかしら?
魅力的な人に会うよろこびは、もしかしたら人間にとって最も大きなよろこびなのではなかろうか。
そんな風に私は最近思うのです。

そうそう、それから今回の企画展はチャハット那覇と同時進行で開催します。
Shoka:ではくらしの中の服とうつわを、チャハット那覇では旅のうつわと布を。

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小野哲平・早川ユミ 二人展旅するうつわと旅するかみさま

旅の神様をユミさんの作った布に包んで、お守りのように持ち歩けるようにしたもの。
なんだかすごく楽しそう!
哲平さんの旅のうつわも気になりますね。
チャハットでの展示は3月2日から始まります。両企画展供に16日までの開催です。
→Shoka: は9日(日)まで。チャハット那覇は16日までの開催です。
是非日常と非日常をのぞきに、Shoka:とチャハットを行ったり来たりして、2人の仕事に触れてみて下さいね。

 

ちくちくワークショップとトークイベントのお知らせ

終了したイベントです

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早川ユミのちくちくワークショップ
好奇心旺盛で、くらしにまつわる様々な事に興味津々の早川ユミさん。ミツバチの巣箱を置いて、日本ミツバチの生態に触れる事で土地のリズムを感じたり、高知県谷相の山間の村で畑を耕し植物の成長に自然のささやきを聴いたり、大好きなアジアを旅したり。そのユミさんがライフワークにしているのが、ちくちくと愛着を感じる布を縫って、服を作るという事。その服は日常や旅で活躍する生活の服。 見た目よりずっとパワフルでたくましい女性ユミさんと一緒に、ちくちくと普段使いのバッグを縫うワークショップです。 みんなでわいわいがやがや楽しくバッグを作って、好奇心が形になるよろこびをバッグに入れて持ち帰り!そんな楽しい会になるでしょう。 先着順に受け付けていきますので、皆様早めにお申し込み下さいね。
開催日時 2014年 2月 28日(金)
第1回 10:00~12:30 (定員20名)
第2回 15:00~17:30 (定員20名)
参加費 一人4500円 ちくちくバッグセットの材料費込み(飲み物とお菓子つき)
持ち物 糸切りはさみのみ(バッグの材料や、糸と針などは開場に準備してあります)
場所 Shoka:

 

小野哲平さん、早川ユミさん トークイベント

 

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終了したイベントです

「くらすこと 生きること ぼくたちのくらしの中から生まれる 服とうつわ」
日時   3月1日(土)
開場   18:00
開演   18:30 ~ 20:00
高知県谷相の山の上の小さな村に住んでいる哲平さんとユミさん。手仕事が好きで、服をちくちくと作ったり、畑をしたり、暮らしに関わることならなんでも興味津々のユミさん。「おれは土さえ触っていたらいいんだ。この仕事が大好きなんだよ」と言い切る陶芸家の哲平さん。住んでいる大地にしっかりと足をつけてくらすことと、旅に出てそこから有形無形を持ち帰ってくることの循環が彼らの暮らしに何をもたらして、どんなことが生まれているのか。田原はそこにとても興味があります。とても感受性豊かで、生き生きとしている二人からいろんなお話を聴くのが楽しみでたまりません。そんな2人の話を聞きたい!という仲間を募集します。

 

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○お申し込み方法

 

1.参加者名(全員のお名前を書いてください)
2.連絡先(ご住所・携帯電話番号・メールアドレス・車の台数)
3.メールのタイトルに「ワークショップ参加希望」もしくは「トークイベント参加希望」と必ず書いてください。
お申し込みはこちら
以下の点にご注意ください
◯必ずメールにてお申し込みください。
◯Shoka:の展示期間中はお子様連れも大歓迎ですが、お話しやワークショップに集中していただきたいことから大人のみの参加とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
◯駐車スペースが限られていますため、車でいらっしゃる方はできるだけ乗り合せのご協力をお願いします。

 

 

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暮らしを楽しむものとこと

 

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2013.12.07 縫い絵展  布のうえの思い出

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

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いよいよ一年の最後の月が始まりました。
Shoka:ではヨーガン レールさんがインドで選んできたラリーキルトの企画展が始まっています。

インド・パキスタン・バングラデシュ地方で作られているラリーキルトは、古布を何枚か重ねてランニングステッチで縫い留められた布。
布を重ねた枚数や、厚み、色や柄、ランニングステッチの縫い目の違いでこんなにも表情が変わるのか、と感じるほどラリーキルトの世界はバラエティーに富んでいる。

 

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お花畑のような布の裏側は意外な色の組み合わせのチェック。

綻んでいるところには、当て布をしてやっぱりちくちく。
当て布もとても自由におおらかに選ばれているように私は感じた。
ある人は時間をかけて選んでいるだろうし、全く無頓着に目についたものを選んでいる人もいるだろう。
そんな場面が布を見ていると次々に浮かんでくる。

インドのどこかで暮らしていたあるおかあさんが、家族の思い出の詰まった布を最後まで使い切ろうとちくちくと縫い合わせたのかしら?

子供は何人くらいいるおかあさんなのでしょう?
一体どんな女性が作ったのかしら?

カラフルな布の組み合わせを見ていると、どう見たって、楽しんで作っている様子が見えてくる。

ステッチにカラフルなピンクや、水色を入れてアクセントにしているのがなんとも可愛い。
作っている時に微笑んでいたんじゃないかしら。

ランニングステッチを入れながら、布を見て子供が小さかった頃のことをふと思いだしたりしていたのかしら?

布に触れていると、その布をキルティングしている女性の姿が浮かんでくる。
私の空想の中の人なのに、とても身近に感じてしまう。

家族が楽しく暮らせるように、あれやこれやと工夫をして日々を暮らしている女性。
子供の成長や、友人知人との付き合いや、夫とのこと、思い出や、妹や弟のこと。
家族の多いだろうインドの生活。くるくると変化してゆく暮らしの景色。
その中でちくちくと針を運んでいる間は、無心に自分の感性に耳を澄ますことが出来る。

どんな色を使いたいのか、この布の隣にはどの布を置くのがしっくり来るのか。
そう自分に問いかけながらちくちくちくちく。

 

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使い込んだ布の擦れた部分がまるで印象派の絵のように見えてくる。

ここまでは早朝の朝焼けを見ながらオセンチに書いていましたが、お昼の太陽が照らす頃にはもりもり元気が出てきた私。

初日の今日は、たくさんの人がいらしてくれました。

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どれが良いかしらと、あれこれ広げてみんなで見ては「ここのステッチが可愛いね」とか、「こんながらの布があるんだね~」と、笑いあったり。
楽しい一日でした。

 

ラリーキルトで作られたバッグやテーブルウエアも届きました。

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持っているだけで、幸せな気持ちになりそうなカラフルな色たち。

 

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布のお花のようなテーブルウエア。
鍋敷きや、コースター、それに少し大きめのランチョンマット。

 

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裏と表の表情が違うのもとても楽しいラリーキルト達。

 

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クッションたちは良い夢が見れそうな、ヘヴンな色彩。
色は似ていても少しずつ違うので、選んでいると色んな発見があって楽しいものです。

ベンチの上や、ベッドや、こたつの横にだって楽しい花園ができ上がりそう。
元気が湧き出てきそうな色。

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ラリーキルトが裾にあしらわれたババグーリのスカートを着たKさんはおしゃれ上級者。
おしゃれって、自分をよく知るということだと思っているので、楽しく装っている人は素敵だなと感じます。
そんな楽しみ上手な人は周りをハッピーに照らしてくれます。

スカートに合わせたソックスもほんとに可愛い!

今回ふたつの企画展が同時に開催されているので、奥の部屋ではクリスマスツリーにたくさんの靴下がかかった「Gift for watashi展」が進行中。

 

他にもラリーキルトで作られたお洋服や、「ぬいえ展」と「Gift for watashi展」の続きはShoka:のHPにてどうぞ!

http://shoka-wind.com

 

みなさまShoka:のソックスクリスマスツリーを是非見にいらして下さいね。

 

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終了したイベントです

ぬ い え 展 進行中
12月6日(金)~22日(日)
「ぬいえ展」が始まりました。
薄い布を何枚か重ねて、ランニングステッチでちくちくと縫い上げた布たちは、一つ一つ全く違う表情をしています。様々な色と柄の布たちを、作り手の好みで仕上げた布の絵のようです。
それを「縫い絵」という言葉で表現しているのです。

 

 

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終了したイベントです「Gift For Watashi 展」進行中
くつしたに魔法をかけて
ある日くつしたの中からサンタさんがささやいた。
「好きなものを買いなはれ」「自分で選んだら外しまへん」と。
今年の私にプレゼント。
小さなものから大きなものまで、しあわせのエトセトラ。
ミナ ペルホネンのソックス  バッグ  ARTS&SCIENCEの雑貨
trippen  ワンピース  色々お洋服  ワクワクetc

2013年11月30日(土)~12月28日(土)
火曜定休(12/10は営業)12:30~19:00

 

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