2012.12.20 人の力 「バタフライエフェクト」

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

Shoka

今年最後の田原の記事です。

あっという間の一年でした。
Shoka:を初めて2年目の年は、再会と出会いがうれしい一年。
笑顔とその多様性に充ちた個性にたくさんの栄養をいただきました。
数えきれないほどの微笑みと笑顔はまた後半のお楽しみ。

それから、おいしいものたち!
この一年で、一体何回の食事をしたのだろう。

見た目も味も美味しいものは、心と身体の栄養。
たくさんのおいしい食事をぺろりいただきました。

Viva beautiful food!

ビバ!ビバ!

Shoka
Shoka

それから、仕事の合間の至福お茶の時間。
くつろぎのひととき、お茶の時間は人生の豊かさそのものかもしれない。

Shoka

生活の中にこそしあわせはあるのだと何度も実感したお茶の時間。

心がぱっと明るくなるキュートなものは心のお茶なのかもしれない。

Shoka
Shoka

そして、振り向くとそこには美しい生活の道具たち。

Shoka
Shoka
Shoka

作られたものを見て、その人を深く感じることがある。
触れたときの質感を大切にしていたり、丁寧に裏側まで気が行き届いていたり。
いいものづくりや仕事をしている人に出会うたび、人っていいものだな、という感覚が深まってゆく。
誰かのために自分の才能を分かち合う。
本来仕事ってそういうものなのだと、シンプルに理解出来る。

Shoka

誰かが起こした行動や、ふとした時の満面の笑顔が、いつかの誰かの幸せにつながっているとしたら。
今を喜びに満ちたものに変えること以外に一体何が出来るのだろうか。

いろいろなことがあったこの1年。
北朝鮮のミサイルが沖縄を通過したと聴いた後、しばらくして私はお風呂に入った。
入った後に「いいのか?」と一瞬自問したのだが、「だってしょうがないじゃない」という気持ちがわき起こった。

そう、何が起こっても私たちの生活の営みは途切れないのだ。
政権が変わっても、何か大きな出来事が起こっても、私たちのお腹は空き、用を足したくなり、身体や顔を洗いたくなるだろう。

Shoka

心配を軸に暮らすより、希望や喜びを発信する人になりたい。

心を打つようないい仕事をしている人に出会ったら、それを出来るだけたくさんの人に知らせたい。

「人ってとてもいいんだよ」

「世界はまだまだ希望に溢れているんだよ」
と。

子どもたちに、そう伝えたい。
みんな未熟だけど、学んで成長したいのが人間なんだよ、と。
誰かの笑顔は、明日の誰かの喜びにつながっているんだよ、と。

Shoka

「バタフライ エフェクト」

エドワード・ローレンツが1974年にアメリカ科学振興協会で行った公演のタイトル『ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか』に由来する。「カオス理論では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす。そしてそれは予測不可能」であるということの私的表現である。その内容から人生観や世界観を語る中で用いられることも多い。ー wikipediaより抜粋

Shoka
Shoka
Shoka

誰かがささやかな喜びや、しあわせの為にとった行動が広がっていくことを心から願っています。

Shoka:はこれからも「暮らしを楽しむものとこと」を発信する場でありたいと思っています。

今日は感謝とともにこの1年間の写真を振り返っていました。
いい時間をありがとう。
あなたにも、自分にも。

2013年も変わらずに、一緒にお茶をいただきましょう。

Shoka:  田原あゆみ

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「特別の日のジュエリーと服展」

2012年12月8日(土)~12月23日(日)

期間中 (月・火)曜日定休

open 12:30~ close 19:00

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791
2012年営業は12月27日(木)までとなります。

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2012.11.22 「日常着」 着心地、洗い心地

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

shoka

昔々
まだまだ素材の特徴も、お洗濯法も理解が足りなかった頃。
かなり思い切って買った、とても上品で着心地の良いヨーガンレールのウールの白いロングガウンコートを、町のセルフランドリーの大きなタンブラーで洗った。
ぎゅうぎゅうに詰め込んだ乾燥機で乾かしたあと、私は衝撃を受けた。

ロングコートは、半分に縮んでいたのだ。

何とも悲しい思い出だ。
しかしこのコートは、元があまりに良かったためハーフコートとしてその後かなり長いこと着ることが出来た。
もちろん最初の柔らかな風合いは無くなってしまったし、優雅さも消えてしまっていたけれど。
現在は寒い日の部屋着として健在だ。

同日一緒に洗ったふわふわのアンゴラのカシクールは、毛が潰れてからまり、輝くようなオーラが消えていた。
思い切りだけはあったが、知恵とお金が足りなかったあの日の衝撃は今でも私の中で生きている。

翌日職場にそのアンゴラのカシクールを着て行った。
職場の先輩は「おはよう~」といいながら視線は私の服に釘付け。

「あら、その服何だか長旅でくたびれ果てた犬みたくなっちゃったね」と。

表現力に長けた上司だった・・・・色んな意味で衝撃的な思い出だ。

洗濯にまつわる失敗は誰しも一つや二つはあるだろう。

妹が大事に着ていたセーターを、母が洗濯&乾燥機。
子ども服のように小さくなり、妹が母に文句を言ったら激しく逆切れされていた。
私は文句は言うまい、そう心に誓うほどの逆切れだった。

どうしようもないほどの縮み様に、「どうして洗濯かごに入れたのよ!」と、母も怒るしか無かったのだ。

みなさんも、家族の思い出の中に似たような経験は無いだろうか?

写真のヨーガン レールの赤いカットソーブラウスは、ウールの地にシルクの糸で手編みされた刺繍が丁寧に施されている。
もちろんドライクリーニング表示がついている。
直に肌につけずに、洗えるものを重ね着して極力クリーニングの回数を減らす工夫をするのは生活の知恵。
そして工夫がおしゃれにつながることも。

shoka

同じ刺繍でもこちらは、ミナ ペルホネンのランドリーのシリーズ。
お家でお洗濯出来る日常着として作られている。

手洗いモードにした洗濯機に、おしゃれ着洗い用の洗剤を入れて洗ったり、人によっては手洗いする人もいるだろう。
洗うと、刺繍の部分が少し収縮して布地からふっと立ち上がる。
そうすると刺繍に立体感が出て来て、洗うほどに表情が変わってくるのだ。

shoka

色違いの刺繍。
テキスタイルの名前は twins 。
一対の花達が揺れているような、降って来るような。
眺めているとそれぞれの花の表情がいきいきと語りかけてくる。

その静かなささやきに耳を澄ましたくなる。

shoka

前と後ろを紐で結んで切るエプロンドレスは、妊婦さんもかわいく着れそう。

「自分の着る物はお家で洗いたい」
やはりそう思っている人は多いと思う。
その希望を汲んで、minä perhonen Laundry のシリーズは生まれた。

現在Shoka:で開催している「日常着展」には、他にもランドリーの服が揃っている。

shoka
shoka
minä perhonen Laundry dress ” turk”

大きめのポケットと、丁寧に作られたボタンが気持ちをそそる。
着心地の良い綿素材。

冬は重ね着をして、春夏には一枚で。

ずっと、くたくたになるまで着たい。
そう思ってしまうような愛着の湧く布。

フィンランドの古都”Turk トゥルク”の、さわやかなでおおらかな風が表現されたストライプなのだそう。

その他のラインアップはこちらでどうぞ。
http://shoka-wind.com

こちらはお家で洗うのはまず止めた方が良さそうなカシミアのストール。

shoka

カシミアの毛はとても細くて繊細。
だからこそあの柔らかさと肌触りの良さ、暖かさがある。

ウールやカシミア等の動物性の繊維は、人の毛髪と同じようなキューティクルがあるのだそう。
摩擦が起こった時にはその鱗状の部分が絡み合い、互いにかみ合ってはなれにくくなることで毛玉が作られるのだとか。

なので、カシミアのストールアやニットを持っている方はその気持ちのよさを維持するの為に、摩擦には充分に気をつけてください。
ヘビ革やメッシュ素材のバッグを避け、すべすべしたものを持つことをお勧めします。

それでもやっぱり家で洗ってみたい。
クリーニング表示だって洗えるものはチャレンジしたいという強者は、こちらのサイトに洗濯方法が載っています。
自己責任を以て、どうぞ。

花王家事ナビ

ちなみに私もカシミアの大判のストールやニットも持っています。
ストールは使った後、室内に干してついた匂いや水分を飛ばします。
地肌に直につくことが少ないストールは、滅多にクリーニングに出すこともないです。
からっとしたお天気のよい日に、たまに短時間虫干しをします。
*あまり日に長時間あてると退色の原因となるのでご注意下さい*

臭いかな、とか、何だか重たい気がする洗いたいな、と思った時がクリーニング時、そう思っています。

shoka

同じ素材でも色が違うとこんなに表情が違います。
フリンジはどんな素材で作られていても、何だかかわいくて好きな人も多いはず。
このストールはARTS&SCIENCEの非常に使い勝手の良い、正方形のカシミアのストールです。

ARTS&SCIENCEは実は洗えるものを多く作っています。
ドライマークは非常に少なくて、一部の革製品やウール素材を除いて殆どが家庭でお洗濯出来る素材になっています。

「道具としての衣服」というコンセプトの元に作られた服たち。
スーツでさえも手洗い表示がほとんどです。

私もパンツを愛用していて、もう何度も洗いましたがかなりいい感じです。
今一番履いていいるパンツがARTS&SCIENCEのジョッパーズ。
このブランドの仕立てと素材の良さは、太鼓判を押せます。

こちらはその仲間のパンツとジャケット。

shoka

綿麻のヘリンボーンの織り地にカットソー素材の裾がついたニッカーズパンツ。
裾の部分を折り曲げて履くとまた全く感じが変わる。

洗うと風合いが増して肌になじんでゆく感触がいい。

重ねると暖かく、単体で着ると風通しのよい素材だ。

shoka

綿麻素材のネル。
ネル素材は私が子どもの頃にはパジャマでよく使われていた、思わず肌をすりよせたくなるような心地よさ。

そのネルをこんなにスタイリッシュにジャッケットにするところは、さすがARTS&SCIENCE。
シンプルで無駄の無い形は飽きがこない、日常着の定番になりそうだ。

軽い素材のいいところは脱いだ時に分かる。

shoka

軽いものは持っていて負担が少ない。

シワの目立たない柔らかさが既に備わっているのもいい。

shoka

ARTS&SCIENCEの縫製の良さを物語るのにもってこいの話しがある。

先日ARTS&SCIENCEの生デニムを購入して帰ったある友人の話しだ。
パートナーには内緒で買ったデニムを、何度か着た後に外で陰干しをしていたのだそう。

そこへ娘がやって来て、「パパが、おかあさんデニムを買ったのかな?って言っていたよ」。

ドキッ。

その後顔を合わせて聞かれた時につい、「もらったのよ~」、と言ったのだそう。
友人が太って一度も着ていないというデニムをもらったの。
と。

そうしたら、服に関して全くの音痴だと思われていたその旦那様は、

「これはとてもいいジーンズだよ。ほらみてご覧、この縫い目の所」
と、デニムの後ろポケットから股上のあたりを指差して説明しだしたそう。

「とても縫製がいいじゃないか。僕の持っている安物のデニムとは比べ物にもならないよ。大切に着た方がいいね」

そう言われて、嬉しくなった友人はShoka:へ報告に来てくれたのでした。

まだあったことの無い友人の旦那様の顔が見たくなるようないいお話。
ありがとうね、Kちゃん。

shoka

私自身は実はあまりデニムが着こなせなくて、自分らしく着こなしている人にとても憧れを感じてしまいます。
そんな私でももちろんデニムを3本持っています。

デニムほど世界中で愛されている日常着は無いでしょう。
履き込むほどに、自分の一部となるようなそんな衣服の代表といえるデニム。

この形はすっきりすらっとしていて、スタイルが良くみえるのが特徴だそうです。
もちろん、試着されたみなさんのスタイルも良かったのでしょう。

私も後でこっそり試着してみたいと思っています。

minä perhonenが出している always という名前のついたデニムたちも、日常を楽しく過ごせる形と素材。
ずっと履き込んでいるデニムを着てShoka:を訪ねてくれた、ある方はこんな風に履いていらっしゃいました。

shoka

大好きな形だからと3本同じものを持っているそう。
こちらは一番履き込んでいる3年もの。
嬉しそうにその心地の良さと、肌へのなじみ具合を説明してくれました。

私は何よりも、嬉しそうに楽しそうに話す彼女が一番素敵に見えたのでした。

自分の「好き」をより多く知っている人はしあわせだな、と思います。
しあわせな人が夢中になって自分の好きを話していると、その楽しさが伝染して来て、聞いている側までしあわせの魔法にかかってしまいます。

しあわせならなんどでも伝染りたいものです、ね。

shoka

さあ、今日も一杯のお茶をいただいて、お仕事開始。
誰かが自分のお気に入りと出会う姿を目撃したいと思います。
好きな服を着て、自分の心地よさを確保したら誰に会っても、どこへ行っても嬉しいもの。

お茶は、無農薬のレモンの果汁を搾ってハチミツを入れていただきました。

たまにゆったりとした時間に、お茶の時間を過ごせることもあるのです。
そんな時には比屋根(ひやごん)のオアシスShoka:でゆったりと休んで行ってくださいね。

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2012.11.08 日常着百景  特別が溶け込んだ日常へ

Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たちTOUJOURS・トゥジュー

床を素足で歩いても気持ちのいい季節は終わって、ある日ふと気がつくとウールの靴下を履かないでは過ごせない、とうとう沖縄にもそんな季節がやって来た。
秋に購入して、最近のお気に入りの白いパンツはTOUJOURSというブランドのもの。

TOUJOURS ー トゥジュー
フランス語のこの言葉の意味は「いつも・ずっと」「日常」。
着心地の良い日常着を作っているブランドだ。

このブランドの服を着ていて感じるのは、その気心地の良さ。

きっとこの世の中で一番着られているのは、綿のカットソ-ブラウスでは無いだろうか。
私も半袖タンクトップ、長袖とたくさんのカットソーブラウスを持っているし、着て来た。
その中でもTOUJOURSのシンプルな長袖の丸首カットソーブラウスと、タートルネックのそれはお洗濯上がりが待ちきれないほどのお気に入りになっている。
この何とも言えないような着心地の良さが、リピーターが増えている所以だろう。

シンプルなデザインもいい。
「いつも・ずっと」着れる日常着のデザインの中に普遍的なもの、スタンダードやトラディショナルの形を基本にして、その中にちゃんと「今」のモードが生きている。
着る人によってスタイルや印象がずいぶん変わるのもTOUJOURSの魅力の一つだ。
個人が好きなようにアレンジ出来る柔軟性があることで、多くのスタイリストから支持されているのもうなずける。

TOUJOURS
● デザイナー 注連野 昌代( Shimeno Masayo )
グラフィックデザインを学び、パッケージデザインの仕事に携わる。
その後セレクトショップ「JOURNAL STANDARD」「Journal Standard Luxe」のプレスを経て、現在は「TOUJOURS」のディレクターとして活動。
http://www.notsohardwork.com/toujours/toujours.html

TOUJOURS・トゥジュー

そのお気に入りのカットソーを着て。
吸い付くように柔らかく、これまで味わったことが無いような着心地。
白いコットンのパンツは、これからの季節は中にウールのレギンスを合わせて暖かく着たい。

結局、沖縄の冬は曇りや雨の日は湿度と風で極端に寒くなり、晴れると車のクーラをon。
寒暖の差が激しいので、綿やシルク等の風通しのいいものにウールを重ねるのが一番合っているような気がする。

TOUJOURS・トゥジュー

TOUJOURSのウールは軽くて柔らかい。
綿のカットソーの上からざっくりと重ね着。

外出着としても、家でも着たいような着心地だ。
家庭で洗えることもうれしい。

秋口に着ていた綿素材の上下に、こんなウールのざっくりとしたドレスや薄手のコートを羽織る。
それでも寒ければ、下にウールやシルクのレギンスやロングブーツ。
腰巻きにもストールにもなるような布を一枚持っていれば、これからやってくる冬だってきっと楽しく過ごせそうだ。

注連野 昌代
大人のセーラーカラー

モデルは宗像堂のみかちゃん。
もう15年くらいのおつきあいだろうか。

15年を振り返ってみると、私も彼女も、それを取り巻く環境もまったく変わってしまった。
同じような日常の繰り返しも、長いスパンで見ると驚くような変化となっている。

ちなみに出会った頃には、宗像堂もShoka:もこの世に無かった。
当時の私たちに会って今の話しをしても、きっとピンと来ないだろうな、そのくらい違う生活をしていたのだ。

衣食住を中心に見てみると、私たちの日常は似たようなことの繰り返しが殆どのように見える。
けれど長いスパンで振り返った時に、その変化には驚くことがある。

ミナ ペルホネン

みかちゃんはユニセックスな服を着ることが多かったそうだ。
本人曰く、男前な服が多かった、と。

昔着ていたようなラインを全く着なくなった訳ではないけれど、「こんな赤いドレスを自分が着るなんてことは考えられなかった」と、嬉しそうな笑顔。
こんな乙女なトキメキを、私の中から引き出してくれたミナ ペルホネンに感謝よ!と上気した頬。
私にもトキメキ笑顔がたちまち伝染。

この服は日常着というよりも特別な日の服。
ミナの「絵を着る」というテーマの秋冬物の「imagine」というタイトルのテキスタイルで作られたドレスだ。
皆川明さんの想像の中に息づく動物や植物が、活き活きと描かれている。

空想の世界だからこそ、枠がなく広がってゆき、その先の世界は着る人と見る人に託されている。
想像や空想の世界には果てがない。

いつ頃からだろうか、特別な日と日常との境目が曖昧になってきた。
それは徐々に境界線を薄くして、とうとう「特別」は日常の一部になってしまったように感じるのは私だけだろうか。

小さかった頃は、お正月やお盆は日常からかけ離れた特別な世界だった。
着物を着たり、訪問着を着たり、おせちをいただいたりと、
着る服も食べるものも、みんなの気持ちもその世界にチューニングを合わせて、全く別物となった。

私たちの住んでいる日本という国が物質的に豊かになったから、以前の特別が日常という普通へと降りて来たのか。
日常の生活水準が上がっていったのか、そのどちらでもあるのかもしれない。

特別が日常の中にちりばめられた今、私たちの「特別」は外から与えられた行事だけではなくて、感情や感覚で決める個人的なものへと変化したように感じる。

ごく日常的な生活の中に、自分の気持ちが主役の特別な時間がある。

出かける前に服や小物を選ぶ時に、その特別度が分かるのかもしれない。

大好きな人とランチを食べるために服や小物。
以前から行ってみたかったところへ行くために、選ぶ服や靴。
久しぶりに会う友人と楽しく過ごすために選ぶもの。

これらの特別には、うきうきやわくわくが息づいている。

もちろん、披露宴やパーティという正々堂々とした特別も楽しむことが出来る。

ミナ ペルホネンランドリー

ミナ ペルホネンのランドリーのシリーズ「tambourine」のジャケットを着て、Roguiiへ。
このシリーズは、家庭でお洗濯出来る日常着として作られていてとても人気がある。

tambourine

「tambourine」の刺繍は、よく見ると不揃いな小さな円が集まって大きな円を作っているのが分かる。
その円も完全な正円ではなくて、手描きの円になっているのを発見すると何だか優しい気持ちになる。
自分の入り込む隙のようなものを感じるのだろう。

楽器の名前がついたそのテキスタイルを眺めていると、暮らしの中にさまざまな音色が響いてくる。
雨の日も晴れた日も、絶え間なく、やさしく。

ミナ ペルホネン

ミナ ペルホネンのランドリーシリーズの「suger」というタイトルがついた薄手のコットンパンツに、trippenの柔らかい革のロングブーツ。
trippenはドイツの靴メーカーで、医療チームが靴の設計に関わっていることで有名だ。
デザインもすっきりとシンプルで美しく、機能的。
修理に対する対応がすばらしく、ソールの取り替えや修繕を丁寧にしてくれる信頼出来るブランド。

日常の定番として、ずっと履きたい。
そんな形と履き心地にとうとう出会った、と感じて嬉しくなった。
これで旅行に行く度に靴の心配をしなくてすむのだ。

今まで、旅行中はどこに行っても歩くので、靴が一番悩みの種だった。
東京へ仕事で行っても、プライベートな旅でも、靴が合わないと足を痛めてしまいそのあとが辛くなる。

まだ見たいものがあるのに、行きたいところがあるのに、足が痛くてどうにもダメ。
そんなことがたびたびあった。

trippen

この靴を履いて東京へ行った時に、一日中歩いても豆が出来なかったし、幅広の私の足が「窮屈だ~!」と悲鳴をあげなかった。
それどころか、身体の軸がちゃんと中心に来るように設計されているためか、快適で疲れ無かったことに驚いた。
この靴を履き続けていると、中学生の頃に出来た小指の付け根の固い豆もいつか柔らかくなるのかもしれない。

一番身近な乗り物の靴。
自分の足にぴったりと来る靴に出会えたら、どこへ行くのも安心だ。
日常の旅人を乗せて、あちらへ、こちらへ、どこへでも。

trippenの職人気質とそのすっきりとしたデザイン性に脱帽。感謝。

トゥジュー

ミナ ペルホネンのランドリーシリーズの「 yuki no hi 」というテキスタイルのワンピース。
電線と雪の景色が、こんなに詩的に表現されている。
しかもその景色は刺繍になっていて、雪の刺繍の糸のしっぽが不揃いに少しだけ飛び出ていて、まるで雪が降っているかのように動いて見える。

とてもシンプルな絵なのに、不思議とその世界へと引き込まれてしまう。

至る所にある電線。
どちらかというと、邪魔者のように捉えていたその存在が、ミナ ペルホネンのテキスタイルになるとまるで違って見える。

見ていると切ないような気持ちになったり、はなうたを歌いながら街を歩きたくなるような楽しさが出て来たり、多重な記憶の層に眠っている様々な感情が刺激される、そんな景色だ。

似たことが繰り返されているように見える日常。
けれどほんのちょっとの今日の変化が、未来の景色を変えるとしたら。

日常の積み重ねが、振り返った時の人生そのものであるのだとしたら、今日という日を大切にしたいな、と思う。

trippen

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2012.10.11 布の中の形を探る

*Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

安藤明子のサロン展「はたらきものの衣服」が始まって5日目。

自分が好きな布を探したり、初めてのサロンの付け心地を体験したり、
持っているサロンの着付けのおさらいをしたりと、平面の布が様々な人々の身体のラインを包むのを手伝っている。

こちらはminä perhonenのテキスタイルのbirdを使った巾着スカート。
中に着ているのは裾にもふもふとしたあたたかな布がついていて、これからの季節にぴったりだ。

サロンの着付けを体験される方達は、平面の布の中に自分の形を探すように手と感覚で着方を覚えて帰ってゆく。
私もその人の身体のラインを生かした巻き方を心がけながら手を添える。
色んな方の着付けを手伝っていて、平面だからこそその中にたくさんの可能性があるのだと改めて感じ、布の魅力に惹き込まれてゆく。

安藤明子さんの提案するサロンの着付けには「創意工夫」という言葉がぴったり。
基本を覚えたら、サロンの仕上がりをタイトにしたり、Aラインを作ったり、頭からかぶってボレロにしたり、旅行の時には風呂敷にだってなってくれるのだから。
裁断されてダーツを入れたり、タックを入れて形が決まった洋服になるとこんなに形の変化は楽しめなくなる。

そんな魅力に溢れるサロン。
基本的な着付けに関しては、先週の関根の記事に写真付きで掲載しているので興味のある方はご覧くださいね。
今日は妊婦さんのサロンの着付けをご紹介します。

モデルはRoguiiのミカちゃん

ミカちゃんは1歳児の母。
もう妊婦さんではありませんが、今日はクッションをお腹に巻いて即席妊婦さんになってもらいました。


サロンの下には、三河木綿の中履きを履きます。
中履きはパンツタイプとサロンと同形のものと二タイプがあります。

肌にも心地いい素材で出来た中履きは汗を吸ってくれて、どんどん洗って乾きも早い。
そして、その中履きのおかげで表地に直接身体がつかないので表のサロンの洗濯の回数をかなり減らすことが出来、色や風合いを長持ちさせてくれるのです。

妊婦さんがこの中履きのパンツを履く時には、お腹のふくらみの下の方にゴムが来るようにします。
その方が血流も良くて、用をたす時にも楽ですし、お腹はサロンが持ち上げてくれるので脱ぎ履きもしやすいのです。

妊婦さんのお腹はどんどん大きくなります。
そのお腹を下から布で支え上げるようにサロンを巻きます。
その時にしっかりと支えられるように、サロンを折り返して二重にして写真のようにウエストの上あたりからお腹の下に斜めに布を沿わせます。

お腹の上に巻くのではなくて、お腹の下から重みを持ち上げるようにしっかりと巻きます。

丁度お腹の中心に折り返しが来るようにサロンの余った布をたたんでぎゅっと巻き付けます。
写真だと右寄りに見えますが、おへその丁度中心あたりから折り返しています。

自分の感覚で締めてゆくので、締めが足りないと感じたら写真のように返しの部分に手を差し込んで更に締めます。
サロンの面でお腹をしっかりと持ち上げられていると、腰がとても楽になります。
これは感覚で分かるので、自分で着る時にも布できゅっと持ち上げながら丁度心地の良い感覚を探ります。

布の場所が定まり、腰や身体が楽になるように巻き終わったら、紐の登場。
前から後ろにまわして、もう一度前に紐が来たら、

紐も下からお腹を支えるように固定して、後ろからかえって来た紐を二回くぐらせると、それを反対の方向へきゅっと引っ張ります。
着物の長襦袢を着る時に紐で留める時と同じ方法です。

紐は妊婦さん用のL~LLサイズのものが準備されていますのでこれからお腹が大きくなってゆく方がいたらお声をかけてくださいね。

余った部分を紐の下に巻き込んで動かないように固定したら出来上がり。

この着方をして布でしっかりとお腹を支えていると、コルセットや腹巻きが要らず下着も普通のもので大丈夫だそう。
買っていかれた臨月の妊婦さんは、とても気持ちが良いと喜んでいました。


完成図

横から見るとこんな感じです。
サロンの折り返し部分も、紐もお腹のふくらみの下から持ち上げるように巻かれているのがよくわかります。
中味はクッションですが、丁度一年前はこんな風にまんまるになったお腹の中に娘が居たんだと思い出しているのか?
ミカちゃんの表情は愛おしげ。

それにしても、このクッションちょっと大き過ぎたかしら・・・

その膨らんだお腹に、今はもうお腹から出てすくすくと育っているノアちゃんの手が伸びて。

妊娠と出産は本当に神秘的で不思議。
私たちはみんなその過程を経てここにいるのです。

サロンの他にも、三河木綿で出来た和のタオルや手ぬぐい、スタイ・子ども服などいろいろあります。
竹にかかっている藍染めと白の子ども服は、布の特性を生かした優れもの。
赤ちゃんの時にはおくるみに。
育つサイズに合わせて紐で調節してワンピースにして着ていって、最後はスカートに変身します。
1~2年生くらいまで着れるのだそう。
その頃にはきっとうんと柔らかくなって肌になじんでいることでしょう。

kittaさんの草木染めは、奥行きがあり深い色合い。
素材の風合いも柔らかく仕上っていて、手に取らずにはいられない。

さわやかな風が吹くようなものから、暖かで深い色合い、渋くきりっとしたものまでたくさんのサロンがShoka:に並んでいます。
この機会に「常服」としてのサロンの着心地を体験しに来てくださいね。

それから、以前買っていらした方も、今回買って帰ってもう一度着方を習いたいという方がいらしたらいつでもShoka:までどうぞ。
身体や手が覚えるまで何度でもサポートいたします。

はたらきものでお茶目な関根も待っていますよ。

安藤明子のサロン展 「はたらきものの衣服」

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2012.09.27 「本腰を入れる」安藤明子さんの工房を訪ねて

Calend Okinawaに連載していた田原あゆみの「暮らしの中の旅日記」から転載している過去の記録たち

写真は今年のはじめに訪れた、岐阜県多治見市にあるギャルリ百草の中の安藤明子さんの工房で撮ったもの。
10月6日から始まる 安藤明子のサロン展 「はたらきものの衣服」の為の取材だった。

みなさんはサロンを着たことがありますか?

サロンというのは、アジア全般の民族衣装や日常着として存在する筒型のスカートや、布を巻いたスカートの総称。
その国や地域によって布や柄も様々なサロンたち。

着物文化も然り、アジア人の私たちにとって平面の布を立体的に着るということは共通のスタイルとして風土や歴史に根付いたものであったと思います。

近代に入り、西洋化が私たちの暮らしの中に定着してから、立体裁断されてダーツやタックの入った洋服を私たちは日常着として当たり前のように着るようになりました。

なので布を巻きつけて着ることについては、もしかしたら前近代的なイメージもまだ多くの人々の中にはあるのかも知れません。

けれど、実際は長い時間をかけて洗練されて来た「布を着る衣服文化」の中には、様々な先人たちの知恵が息づいており、身体で感じることが出来るような自然な合致感があるのです。
そう、私たちの身体の感覚がうなづくような、そんな合致感は、私たち個人が生きることの出来る短い時間とは比較にならないほどの時間をかけて育った衣服文化が、いかに自然と人の暮らしの中で洗練されて来たものであったのか、ということを物語っているのかも知れません。


安藤明子さんとminä perhonenとでコラボしたサロンの一つ

私が最初にサロンを着たのは、20代の頃。
インドネシアのバリ島に長期滞在をした時に、地元の人に教えてもらってバティックのサロンを巻いてもらった時のことでした。
その時に、サロンの着付けの中に先人の知恵と工夫を感じて感心したものです。
平面の長方形の布を、こんなにきっちりと腰に巻き付けることが出来ること。
着ていて動きやすく、しかも身体のラインをよりうつくしく見せるような様々な着方があること。
そしてそんな工夫が家族ごと、時には個人にも色々あるのだということにも驚きました。

形が定まっていないからこそ、様々に形を変えることが出来るという布の魅力の一つを、サロンは存分に発揮できるのです。

明子さんがサロンを「常服」として考案することになった一つのきっかけは、新婚旅行で滞在した欧州で目にした人々の洋服姿がとても素敵に見えた、ということだったそうです。
洋服に身を包んで、颯爽と歩く姿を眺めながら、元は体型も、暮らす風土やスタイルの違う西洋で発展した洋服文化は、やはり彼らのものだと思わずにはいられなかった、と。

そして結婚後、都会から田舎に居を移し日本家屋で暮らすようになってますますそれまで当たり前に着ていた洋服が、日本式の暮らしの中では不自然で不合理性があるということを感じるようになったといいます。

「ではどういう服が私たち現代に生きる日本人にとっての常服となりうるのか?」と、自問するようになってから、時間をかけて生み出したのが、着物を手本として考案した現在の安藤明子式サロンたちなのです。

着物には、単衣・重ね・袷(あわせ)で季節を着分け、同じ型で、浴衣・小袖・訪問着・留袖と、場さえも着分けられる利便性と様式のうつくしさがあります。
明子さんは、それらの持つ要素を残した現代の日常着としてのサロンを考案したのです。


工房で一緒に働くスタッフと、サロンの着回しを見せてくれる安藤さん

この時は、1月の頭の底冷えする気候に合わせて、ウールのタイツ、下履き、重ねサロンと、布を重ねることで暖かく着ています。

季節や気候に合わせて素材を選び、涼しい時には風を楽しみ、寒い時には重ねて暖をとることの出来るサロンは、型は同じであっても変化にとんだ着こなしが出来るのです。

この布は、薇(ゼンマイ)の先端にある茶色い産毛のような繊維をシルクに織り込んだ布。
このような手織りの布は、鋏を多くいれることになる立体裁断には向きませんが、サロンでは裁断を最小限に押さえることでこの何ともいえない自然が詰まった表情を生かすことが出来ます。

季節を着る愉しみは、私たちが自然とともに暮らすことに喜びを感じるという証のようなものではないでしょうか。

沖縄在住のkittaさんと明子さんがコラボレーションした重ねサロン。
kittaさんの草木染めは、やさしく深くあたたかい。

今回の企画展にもやってきます。

百草の定番で作られている重ねサロンの色の名前は、
空五倍子色(ウツブシイロ)・鉄納戸・牡丹色・黄檗色(キハダイロ)

日本特有の色の名前は、私たちの目に映る自然の多様性を物語っている。
自然と呼吸を合わせるような暮らしと、その中で育んだ感性の深さにはっとするような名前たち。
自然の景色を摘み取ったような色とその名前を、明子さんは現代の日常着としてのサロンの中に取り入れた。

それを私たちは、着ることが出来る。

服を着るということは、利便性や、肌を環境から守るということの他に、目で肌で感じる喜びと、選択し理解して着るという愉しみをも私たちへもたらしてくれるのだ。

洗いをかけた後干された布たちは、15年前から百草の定番となっている腰巻き。
仕上げに洗って布の風合いを引き出してから製品となる。
冬のしんと冷えきった空気の中で、布からは暖かみやぬくもりが伝わってくる。

明子さんの提案する、現代の常服としてのサロンを初めて着たのは3年前。

「え?!、こんなに締めるの?」と、最初に着た時には驚いたものだ。
筒型の布で、腰をしっかりと巻き付けて支えた後、一本の紐でウエストに固定する着方はまるで着物を着た時のようだった。

冬で、上から羽織りものを着ているため見えないが、腰に布をきつめに巻き付けて支えた後、共布で出来た紐でウエストに固定して着付けを仕上るため、きちんと着れていると一日動き回っても着崩れし無い。

腰がしっかりと布で支えられる為、背筋まで伸びてしゃんとする着心地。

私は、「よし、今日ははたらくぞ!」という日には明子さんのサロンを着たくなる。
もしも、私がサロンを履いていたなら、その日はそんな気持ちでスタートした日なのです。


日常の仕事がしやすいように作られた“タブリエ”

タブリエは、フランス語で胸まであるエプロンのこと。
衣服が汚れるを防ぐという他に、衣服から埃や羽毛などが外に出ないようにするという役割もある。
明子さんの作るタブリエはサロンと合わせて日常着にするも良し、お出かけ着として着ても良いようにシンプルにデザインされている。

明子さんのサロンや服は、はたらきたくなる衣服だと私は感じている。
腰がくっと入って心も身体もまっすぐに、目の前のことに集中したくなるのだ。

「本腰を入れる」、という言葉があるように、人は腰が定まると本来しなくてはいけない目の前のことをこなせるように出来ているのではなかろうか?と思うほどに、サロンを着ると私にははたらくぞ!という気持ちがむくむくと目覚めるのだ。

しかも、サロンはスカートの一種なので、女性としてのしとやかさも思い出させてくれるのがまたうれしい。
立ち居振る舞いを意識することで、所作がうつくしくなる。
そういうところも着物に近い感覚なのではないだろうか。

洋服は、服自体が自分と同じ位主張しているような気がする。
けれどもサロンを着ていると、私という主体が包まれているような感覚になる。

主体とは身体であり、その身体に宿っている形無き姿。
布でしっかりと支えられた腰が本来のところに収まることで、何か中心に力が集まって身も心も定まった感覚になるのだ。

着ることで感覚が目覚めるような、そんな衣服なのだ。

そして、やはりサロンを着た日は、私ははたらきものになる。
時には、買い物や遊びに行く時にも着ることがあるのだが、しゃきっとした感覚が続くので、何かしら有意義に過ごしたような心持ちでその日は暮れる。

サロンは、着る人をはたらきものの心にさせる。

安藤明子のサロン展 「はたらきものの衣服」は10月6日(土)から。

明子さんの仕事場は、人の手のぬくもりと、息づかいが感じられます。
ここからどのようなサロンたちがShoka:へやって来るのかとても楽しみです。
今回minä perhonenとコラボレーションしたサロンも少し入ってくる予定です。

「はたらきものの衣服」にはサロンやタブリエの他にも、子ども服や布、手ぬぐいなどが多治見のギャルリ百草からやってきます。
またサロンに合わせて着れるカットソーは、mon Sakata さんが準備してくれます。

この機会に、現代の常服として提案されたサロンに触れてください。

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安藤明子のサロン展 「はたらきものの衣服」とお話し会のおしらせ
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安藤明子のサロン展 「はたらきものの衣服」
10月6日(土)~14日(日)

筒型の布を身体に合わせて巻き込み、一本の紐で固定するという明子さんのサロンは
よし今日ははたらくぞ、とか、ここ一番という時に着たくなる働きものの衣服。
腰が布で支えられ、しゃんとする感覚は本当に気持ちがいい。
麻子さんが着ているのは、ミナ ペルホネンとコラボーレーションした巾着スカート。
こちらもサロンと同じく、うきうきせっせと働きたくなる楽しい衣服。
布を重ねて色を楽しむことの出来る、様々なテキスタイルで作られたサロンたちが
Shoka:に集まります。
もし、明子さんのサロンを持っているけれど、うまく着れていないという方がいましたら、
この機会に持って来てくださいね。うまく着れるよう私たちが着付指導いたします。
またサロンは妊婦さんの腰を支えてくれるのにとても良いそうです。着込むほどにサロンの良さが
身体に馴染んでくるのを、一人でも多くの方に体験していただきたいと思っています。
期間中、どうぞ体験しにいらしてください。

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