赤木明登の漆のうつわ 酒仙

                        


ポートレイト写真 雨宮秀也

 
赤木さんが1日に沖縄に来てから3日間は、夜になるとお酒が出て来てあれやこれやと話が盛り上がる。
連日こんなにワインを飲んだのは初めてという位。
輪島で弟子入りして、最後の3年間赤木さんのところで仕事をしてから帰って来た友人夫婦と赤木さんの関係に触れていると、人の関係の豊かさを深く感じた日々でもありました。

 

「人を受け入れて、自分が持っているものを最大限に与えるのことが、逆に多くを得ることでもある」
 
軽く楽しい会話の所々に、深く染み渡るような言葉が聴ける。
 
宗像堂のむーちゃんが、「赤木さんは酒仙みたいだね」と、言った一言をそうかも、と思う。

 

 

「限りなく白に近い黒」
細やかな光を放つ肌に吸い込まれそうになる。

 

 

美しさに酔ってしまう。

 

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