イベント6日目。
mon Sakataの服に触れていると、もの作りの自由さ、着ることの楽しさを思い出す。
「このヘムが気に入って、何か作りたくなってできたのがこのカットソーのシリーズなんです」
坂田さんは楽しそうに無邪気に説明してくれる。
一見シンプルなカットソーの、タンクトップの背景にあるストーリーを知ると、親しみがわいてきて持って帰りたくなってしまう。
布の表情や特質を活かしたもの作り。
制限の中で最大限の自由を表現しているように感じられる。
平面的な布を人間の体が入って服としてできるラインは、西洋風の立体的な服とはひと味違う。
長袖にロングタンクトップを重ねて、さらにニットを重ねる。
色を重ねて遊ぶ。
袖口にアームウォーマーで色を添える。
ひっくり返したり、上下を逆転したり、前と後ろを逆に着たり。
自分で好きなように着る服。
自分にしっくりする色や素材や着方を探しながら、展示会の箱の中、mon Sakataの服の世界を旅してみる時間。
同じ所にいながら旅をしているような気持ちになる。
そんなmon Sakataの服の世界。
3月14日(日)まで触れることができます。
場所:北中城村島袋1497
お問い合わせ:ununayu@live.jp
電話番号:894−2515