追記
今日はイベント5日目。
雨がしとしと降っていて、まったりとしています。
数年前にレールさんが実家に滞在したときに、うちの母に「あなたの庭何も無いじゃない」と一言。
父がゴルフの練習をするのに芝生だけを敷き詰めた庭だったのを、母が数年かけて作った庭。
レールさんと珍しい植物を交換し合ったり、植木市を回って気に入った木を買ってきてはせっせと植えて、現在の緑豊かな庭になりました。始まりは、「現代の花さかじじい」と名高いヨーガンレールのひと言。
今回のイベントでたくさんの方がこの庭でゆっくりしていらっしゃいました。
いいものを持つだけでなく、暮らしも楽しむ。
そのバランスが人生を楽しいものにするのかもしれません。
ヨーガンレールの「旅する雑貨展」
2010/4/23(fri)〜5/2(sun)
私が歩いて靴を旅に連れて行く
それとも靴が私をどこかへ運んでくれているのか?
晴れている日 雨の日 リゾート気分のサンダル
柔らかい山羊の革で編まれた
さわやかな風を運ぶメッシュのバッグ
私たちの身体をふんわりと包んでくれるスカーフは
陽射しや冷たい風から守ってくれる
私たちは毎日旅をしている
大好きな雑貨に連れられて
ヨーガンレールの楽しい春夏の雑貨達
旅する移動ギャラリー”10ten”
open 12:00
close 19:00
4/23(fri)〜5/2(sun)
cafe Roguii向かいの庭の広いA宅にて開催
mail ununayu@live.jp
私が愛用しているヨーガンレールの雑貨達のことをお話しします。
まずは足元から。
・サンダル
空気の中に夏の気配を感じると、ついついサンダルに引き寄せられてしまいます。
ヨーガンレールのサンダルは、全然気張らなくて履けるデザインが気に入っています。
とてもナチュラルな、さりげなさの中に上品さと遊び心がある。
ヤギ革のメッシュは、どんどん柔らかくなって、足をそっと包みます。
私が持っているサンダルの7割はメッシュなんです。
・靴
「おしゃれは足元から」という言葉を昔はよく耳にしました。
世の中に靴を作っているブランドは山のようにありますが、ヨーガンレールの靴のラインはほかにはない雰囲気なのです。
柔らかくて、女性らしくて、自然体で、軽やか。
またまた使ってしまいますが、気張らないで履けるのがとてもいいのです。
女性の柔らかな体のラインを、すっと包み込んでくれるようなそんな形に仕上がっています。
私はかれこれ20年、ヨーガンレールの靴を履いています。
若い頃には違うブランドの靴にも憧れて履いてみたりしたけれど、すとんと肩の力を抜いて、自分らしい服を選んだときに、完成するのはやっぱりヨーガンの靴を履いたとき。
すっきりと着地する感覚が好きなんです。
・バッグ
女性のバッグ好きはどうも収まることがないように思えます。
ムーミンママのバッグの中には、本当にいろんなものが入っていて、ママがバッグを持っていないことは家族の危機にもつながりそう。
女性はバッグの中に入れるもので、自分を表現しているのかもしれません。
何を入れるかで、その人らしさが見えてきます。
ちなみに、私が多く持っているヨーガンレールのバッグには仕切がないものも多いのです。
中でいろんなものが混ざり合って、混沌の世界になっていることもしばしば。
指先の感覚で目当てのものを探します。
そんなときに触る、革の感触がとても柔らかくて、しなやかで、ついついなでてしまうほど。
最近は中にお揃いの革で作られたポーチを入れて、混沌の世界からは脱出しています。
それからこの10年くらいは、中にいくつかポケットがついたものを多く作ってくれているのでとても便利です。
大好きなバッグの中に何を入れようか?お出かけへの期待を運んでくれるバッグ達。
母からもらったメッシュのバッグはもうかれこれ20年選手も。
しなしなの感触がとても気持ちよくて、古くなるほど好きになっていきます。
・スカーフ
布好きの私にはたまらないのがヨーガンレールのスカーフ達。
素材の質、風合いから、ヨーガンレール独特の色と柄。
レールさんの部屋に遊びにいくと、自然光の中でたくさんの生地見本と、色見本が、美しく積み上げられていて、その光景自体がまさしくヨーガンレールの布の様です。
彼の持つ天才的な視力と記憶力が、彼が今までに見てきた美しい自然の景色を、布の中に再現してゆくのを可能にしています。
布が好きな人にはたまらない、魂が震えるようなスカーフを彼はこの世の中に生み出しています。
私のここ10年ほど抱えている悩みは、布の収納について。
たたんでしまうと、下の方が重みでつぶれてしまうのと、見えないので忘れてしまう。
せっかくの色と柄を退色させたくないので、しまってはあるのですがなんだかもったいなくて・・・。
毎年、毎シーズン、いろんな色の組み合わせで私を小躍りさせる、ヨーガンレールの布達。
出会うのが楽しみでもあり、怖くもあるのです。
こうして雑貨について思いを巡らしてゆくと、服の目的を完成させてくれるのが雑貨達のような気がします。
日常の暮らしの中の「外出」という旅を、快適で楽しいものにするための小道具大道具達。
大好きなものを持つことで、普段は自分にとっての特別にもできる。
そんな雑貨達の中から、大好きな一点を探しに、初夏の風がさわやかな会場へ小さな旅をどうぞ。