誰かが嬉しそうに笑っているのを見ているのが好きだ。
嬉しそうな空気はあっという間に伝染して、空気がきらめく。
忘れていたトキメキや、どきどき。
今までの自分の枠をぬけたいような出会い。
でも、いつも通りのチョイスにしようか、飛び抜けようか?
服はファッションに収まらないと思う。
人間だけが服を着る。
産着に始まって、きっと最後まで公の場では服を着る。
服は自分を表現するツールにもなり得るし、自分の枠を、観念を破るツールにもなる。
私たちに一番物理的に近い物、それが衣服。
私たちを包み、肌を外部から守ったり、温度調節をしてくれるだけではなく、現代では自己表現をも手伝ってくれる。
minä perhonenの服は、詩を口ずさむ友人のような服だと思う。
一緒に笑ったり、ハナウタ、cafe、散歩、語らいのひととき、お祝い、お食事、お買い物。
どのシーンにも、詩があり、リズムを感じる。
服を選ぶ時のトキメキを私も久しぶりに感じています。
さあ、朝ご飯を食べて誰かの顔に灯がともるのを今日も見よう。
CALEND-OKINAWA Shoka:連載はこちらー毎週木曜日のアップです。