「さて、一休みしようか」
そうやって始まるお茶の時間。
ガベの上で、まったりしようか、それともテーブルを囲んでもぐもぐしながらおしゃべりかしら?
リー・ヨンツェさんのすっきりと簡潔なお皿に、素朴なお菓子を置いて。
今日はどの湯のみが手にぴったりと来るのかしら?
小野哲平さんの湯のみを、眺めて、触れて感触を楽しむ。
そんな時間をイメージしながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
このタワシは、シュロで出来ていてとても優秀なんです。
固すぎず、しなやかなシュロで洗うと、油もいい具合に落ちるので洗剤があまりいらず、鉄のお鍋を洗うのにもとてもいいのです。
浴槽、タイル、靴下、根菜類、何を洗うのにも便利なタワシ。
昔はシュロのタワシが主流だったのですが、安価なヤシのタワシにおされて今はなかなか手に入りません。
製造元が船便で出した為、初日に間に合わずに昨日届いたのでみていない方も多いでしょう。
私は早速使ってみました。
ほんとにこれはいいタワシです。
洗うのが楽しくなってしまいましたから。
漆器には、深い時間が最初から流れているような、そんな空気を感じます。
何かが始まるような、始まった何かがどのような物語になったとしても、静かにそこにある。
そこで起こっていることを、受けいれて、細やかな真珠のような輝きでそっと照らしている。
静かな静かなうつわです。
佃眞吾さんのお盆に、赤木明登さんのうつわを載せています。
こちらはまぶしいキュートな4人組。
cafe Roguiiのみなさん。
嬉しそうな笑顔と、弾む声でShoka:の照明が一段と明るくなったかのようでした。
明日は水曜日。
Roguiiが開く曜日です。
明日は私がお客さんになって、Roguiiにチャージしに行きたいと思っています。
周りもみんな楽しい気持ちになる4人組でした。