春はいろいろなことが動く時期ですね。
卒業・入学・移動・お引っ越しなど、暮らしの中に様々な変化が起こる時期。
景色も冬枯れのモノトーンから、桜色・黄色・様々な白や、萌葱色、緑色の濃淡も顕われて、目にうつくしい変化があちらにもこちらにも。
私の身の回りにも変化がありました。
日常の中では日々の変化は微々たるものであっても、時の流れはさらさらと流れていき、16年の景色の変化を振り返ると、それはそれは思ってもみなかったようなものになっていました。
小さかったはずの娘は、自分で行きたい場所を見つけて今は私といるのがもどかしいほど楽しそう。
私ももう一度高校生に戻りたくなるような、素敵な学びの場を見つけて、その景色にあっという間に馴染んでしまいました。
その学校には「自由」があり、それにまつわる「責任」も様々な体験を通して学べる場所です。
私も娘も、お互いにここだ!という感覚を共有して、通うことを決めました。
生徒たちが生き生きとしていて、個性的なので学園中が活気に満ちていました。
しかも、食の安全性とバランスにこだわった食堂があって、それもほんとに魅力的。
一番上の写真は、先日まで当たり前だった朝食の景色。
過去の当たり前が、どのように変化してゆくのか。
寂しさも、うれしさも、私の感覚全体で受け止めながらゆっくりと味わって、次の景色の中へ溶け込んで行こう。
今朝は朝日にかがやく春の山の景色を見ながら、そう静かに決めました。