いろんな色が目に飛び込んできます。
春はいろいろなことが動く時期ですね。
卒業・入学・移動・お引っ越しなど、暮らしの中に様々な変化が起こる時期。
景色も冬枯れのモノトーンから、桜色・黄色・様々な白や、萌葱色、緑色の濃淡も顕われて、目にうつくしい変化があちらにもこちらにも。
私の身の回りにも変化がありました。
日常の中では日々の変化は微々たるものであっても、時の流れはさらさらと流れていき、16年の景色の変化を振り返ると、それはそれは思ってもみなかったようなものになっていました。
小さかったはずの娘は、自分で行きたい場所を見つけて今は私といるのがもどかしいほど楽しそう。
私ももう一度高校生に戻りたくなるような、素敵な学びの場を見つけて、その景色にあっという間に馴染んでしまいました。
その学校には「自由」があり、それにまつわる「責任」も様々な体験を通して学べる場所です。
私も娘も、お互いにここだ!という感覚を共有して、通うことを決めました。
生徒たちが生き生きとしていて、個性的なので学園中が活気に満ちていました。
しかも、食の安全性とバランスにこだわった食堂があって、それもほんとに魅力的。
一番上の写真は、先日まで当たり前だった朝食の景色。
過去の当たり前が、どのように変化してゆくのか。
寂しさも、うれしさも、私の感覚全体で受け止めながらゆっくりと味わって、次の景色の中へ溶け込んで行こう。
今朝は朝日にかがやく春の山の景色を見ながら、そう静かに決めました。
この季節のグリーンには、葉脈がすけて見えてくるような透明感がある。
緑色のグラデーションに、ピンクや黄色や青が映える。
ミナ ペルホネンの子供服、pommeのカットソードレスやブラウス、
これからの季節にぴったりな素材と色の組み合わせです。
嬉しそうな笑顔。
https://shoka-wind.com/2013/03/mina-perhonenpomkids/
あっという間に4月の3日目が終わろうとしています。
先週は東京出張へ、今週が過ぎて来週にはまた東京。
写真はミナ ペルホネンの今年の秋冬物のコレクションを見に行ってきました。
桜が満開の東京で、2シーズン先の季節を覗くのは不思議な気がします。
いつか誰かが着る服を、その時の時間を未来から引き寄せて作っている人達がいるのです。
考えてみたら、どんな仕事でも誰かの必要のために、誰かが働いているのですね。
誰かのために何かが出来るって、大人になって仕事をするって素敵なことだと感じます。
ミナ ペルホネンの展示会場には、立ち止まって見つめていたくなるようなディスプレイや、花が飾られています。
コレクションから伝わってくるものと、お花たちが一緒に呼吸しているような感じです。
ものの色や形、質感、空間全体を満たしている空気。
とても細かい光の粒子が、にこにこ笑っているような、そんなコレクションでした。
来週の東京はどんなことが待っているのでしょう。
出会いと、始まり。
終了と、旅立ちの春ですね。