「赤木智子の生活道具店」ありがとうございました

赤木智子の生活道具店

今回もたくさんの方に来ていただきました。
はじめてShoka:に来られた方も多くて、道に迷ったり、通り過ぎたり。
それでもみなさん、着てくださった方はとてもゆっくり、じっくり見ていただけたと思っています。
一度にこんなにたくさんの作家さんが参加する企画展はなかなか無いので、色んな生活の道具たちをあれこれ見て触れる楽しみが、この企画展にはありました。

来ていただいた方、また来れないけれどこのブログを通して生活道具のこと似触れた方、参加された作家さんたち、そしてその使い手であり紹介者である赤木智子さん、みなさんがいてこの企画展が成立していることを感じています。
みなさまに感謝。

とても楽しい企画展でした。
さいごに、楽しんでくれたかわいい三人娘さんたちの笑顔をどうぞ!

赤木智子の生活道具店

 

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クロワッサン 835号 「日本の手技」

クロワッサン 田原あゆみ

 

マガジンハウスから出ている、「クロワッサン」8月25日号に、田原が二号連載で記事を書いています。
「日本の手技」というシリーズです。

良かったら読んでみてくださいね。

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道具のある景色

赤木智子生活道具店 お茶時間
「さて、一休みしようか」
そうやって始まるお茶の時間。

ガベの上で、まったりしようか、それともテーブルを囲んでもぐもぐしながらおしゃべりかしら?
リー・ヨンツェさんのすっきりと簡潔なお皿に、素朴なお菓子を置いて。
今日はどの湯のみが手にぴったりと来るのかしら?
小野哲平さんの湯のみを、眺めて、触れて感触を楽しむ。

そんな時間をイメージしながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。

 

赤木智子生活道具店 たわし

このタワシは、シュロで出来ていてとても優秀なんです。
固すぎず、しなやかなシュロで洗うと、油もいい具合に落ちるので洗剤があまりいらず、鉄のお鍋を洗うのにもとてもいいのです。
浴槽、タイル、靴下、根菜類、何を洗うのにも便利なタワシ。

昔はシュロのタワシが主流だったのですが、安価なヤシのタワシにおされて今はなかなか手に入りません。
製造元が船便で出した為、初日に間に合わずに昨日届いたのでみていない方も多いでしょう。
私は早速使ってみました。

ほんとにこれはいいタワシです。
洗うのが楽しくなってしまいましたから。
赤木智子生活道具店 黒漆

漆器には、深い時間が最初から流れているような、そんな空気を感じます。
何かが始まるような、始まった何かがどのような物語になったとしても、静かにそこにある。
そこで起こっていることを、受けいれて、細やかな真珠のような輝きでそっと照らしている。
静かな静かなうつわです。

佃眞吾さんのお盆に、赤木明登さんのうつわを載せています。

 

 

赤木智子生活道具店 roguii

こちらはまぶしいキュートな4人組。
cafe Roguiiのみなさん。
嬉しそうな笑顔と、弾む声でShoka:の照明が一段と明るくなったかのようでした。
明日は水曜日。
Roguiiが開く曜日です。
明日は私がお客さんになって、Roguiiにチャージしに行きたいと思っています。

周りもみんな楽しい気持ちになる4人組でした。

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魔法の絨毯 ガベ

赤木智子生活道具店 ガベ

このガベはイランの遊牧民が草木染めのウールを手織りしたもの。
夢のような色で、みていても楽しいし、その肌触りを足の裏で感じるともう何だかそこから離れたくなくなる位気持ちがいい。

赤木智子の生活道具店 ガベ
今日は昨日より風が強くて、ゆっくりなのだろうと思っていたけれど、家族づれでにぎやかな一日となりました。
かわいい子どもたちがいっぱい!
みんなとてもかわいくて、素直。
わ〜っとやって来て、みんなごろごろんとガベの上に座ったり寝そべったり。

沖縄にウールのガベは暑いんじゃないかな?と思っていたけれど、ガベのウールは呼吸しているような働きをするそうです。
夏はこもった熱を放射してさらっと涼しく。
冬は保温して暖かくしてくれる。

だからこんなに触れたくなるのか・・・と。

赤木智子の生活道具店 ガベ

言葉にはしないけれど、体全体で気持ちの良さを表現する子どもたち。
みんなピカピカで、はじけるような存在です。

それをみていると、ほんとの心地よさって言葉はいらないんだなと思ったのです。

触りたくなる。
そこにずっといたくなる。
撫でたくなる。

そしてそんな感触を味わっていると、とてもしあわせな気持ちになるものです。
しあわせも感じるものだから、感覚の心地よさは、そこに直結しているんだな、と。

子どもたちは素直です。

このガベは、魔法の絨毯!

 

赤木智子の生活道具店 ガベ
赤木智子の生活道具店 ガベ

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赤木智子さんの座談会を開催しました

赤木智子の生活道具店 座談会弁当赤木智子の生活道具店 座談会
赤木智子さんをShoka:へお迎えして、座談会を開催しました。
赤木智子の生活道具店 座談会弁当
Roguiiのミカちゃんが輪島・谷川酒造の「塩麹くん」を使って、とても美味しいお弁当を作ってくれました。
赤いサンダンカの花が楽しく飾られていて、それが偶然に智子さんの着ていたワンピースと同じ色。
タロイモの葉っぱを開いたお弁当の中には四君子(シクンシ)の桃色の花がとてもかわいい。まずはみんなでわいわいと美味しくいただいてから、座談会がスタートしました。
赤木智子の生活道具店 座談会
みんな楽しそうに食べていますね。
今日はどんなお話が聴けるのだろう?
赤木智子の生活道具店 座談会
好奇心に目を輝かせて。
今回心に残ったのは、以下のことです。

たとえ目の前にこなす必要のあるものごとがたくさんあったとしても、それをどのような心持ちでこなすのかは自分で選択したい。『やらねば』という選択はし たくないので、「行程を楽しむ」、「美味しく作ろう」、など、自分が少しでも作業自体を楽しめる方向へ選択するようにしている。

落ち込んだり、マイナス思考になった時、その状態が続くことを良しとしない。目の前の事実は変えることはできないけれど、自分の内面で起こっていることは意識次第で少しずつ変えることが出来る。

人がうつくしいものを見て、それをうつくしいと感じることが出来ることがとても不思議。「雪を見て、真っ白できれいだな」と、感じることが出来るということが不思議でたまらなくなることがある。

智子さんは、明るくて、ものの見方がまっすぐで、そしてとてもかわいい方です。
会場のみんなも、智子さんと一緒に、わくわくしたり、じーんとしたり、笑ったり。
共感出来るお話と、いつもの質問コーナーのフランクさ、集まったみんなのおおらかさ、全部が混じった楽しく深い夜でした。

赤木智子の生活道具店 座談会
みんなの真剣なまなざしと、こぼれる笑顔がきれいで、思い出してもじんと来ます。
赤木智子の生活道具店 座談会
「何だかまた自由になりました」by K

私も開催出来たことがとても嬉しいです。
ぜひまた交流しましょうね。

 

おやすみなさい。

台風の返し風の夜
Shoka:より

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