暖かい冬

Shoka: ミナ ペルホネン

今日はとてもいいお天気でした。

12月とは思えないような暖かい1日。私たちは企画展の合間をぬって撮影会。

ミナ ペルホネンのランドパズルのブラウスをとても可愛く着こなした由桂ちゃん。とても嬉しそうです。

noguchiのジュエリーもいろいろ着用のイメージを撮影して、みんなでため息。お客様も一緒にため息吐息。そしてたくさんお笑顔が溢れた1日。

さあ、明日にはどんどんアップしていきますね。

皆さん良い週末をお過ごしくださいね。

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控えめの美しさ

noguchi Shoka: 重ねつけ

昨日はnoguchi のスタッフのMさんと一緒に会場作り。クリスマス感も出しながら演出をしてくれました。

Mさんはいつも素敵にジュエリーをつけていて、作業をしながらわたしたちは彼女の手元、襟元、耳元で輝くジュエリーをチラチラ。

小さなdiamondが耳元からこぼれるようにキラキラと揺れている。

白いシンプルなニットの上に一粒だけをシンプルにあしらったネックレスがゆらゆらキラキラ。どれもとても抑えめで彼女や服の清楚さを損なわない。

そして手元のリングの重ねづけがまた素敵なのだ。小さく散りばめられたgray diamondがちりちりと輝く華奢なリング、その上に揺らぎ感を残して仕上げた太めのリングを一緒につけている。この対比が美しくて、わたしたちは自分の手を止めて見入ってしまう。

会場が出来上がったら今度は、ケースに収まったジュエリーをこっちで立ち止まってじっと見つめたり、あっちで止まってどきどきと手に取ってみたり。やはり光るものには心が躍ります。

何を盛るか、というより何を引くかということをよく知っているのはとても潔よいことだと感じます。noguchiのジュエリーは控えめなところに間があるのでしょう。そこに日常や、その人の個性や、わたしたちの意識が引き込まれるのかもしれません。

さあ今日から「noguchi  贈り物展」が始まります。どうぞ手に取って楽しみにいらしてくださいね。

 

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森の行進

Shoka: ミナ ペルホネン forest parade

歩いて歩いてどこまでも

終わらない道を、森と一緒に

 

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木の持つ記憶

クロヌマタカトシ Shoka:

木片は、どれだけ長い間眠っていたのだろう

倒れ

流され

浮かんだり、沈んだり

それでも或る日、かつてこの木が見たのであろう景色の記憶は目覚めたのだ。

『野馬』 クロヌマタカトシ 木彫作品

 

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記憶の奥の物語 Ⅱ

クロヌマタカトシ Shoka:

「二つの製作方法があります。

一つは僕の中にあるイメージを表現するために製材を使って表現するもの。それは山頂に向かって歩いて行く山登りのような作業です。

もう一つは惹きつけられて拾ってきた流木を使うときの表現で、これはあるとき一気に流木の持っている景色が見えてくるときがあるのです。それが生き生きとしているうちに、手を動かし一気に仕上げる製作。これは僕一人で生み出す仕事を超えていて、自然と一緒に作り上げて行くような臨場感をもっています。

2016年11月 クロヌマタカトシ」

昨日、今回の作品たちの箱を開けながら、この言葉を思い出していました。

今回は木の持つ記憶がどんな姿を表してくれるのだろうか、と。

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