秋晴れが続いていますが、みなさまいかがお過ごしですか?
沖縄は10月も半ばにさしかかり、湿気の少ないやっと気持ちの良い秋の到来です。
シルクや、ウールの入った素材がだんだん恋しくなってきました。
お花のような服たちをご紹介します。
ミナ ペルホネンには花の描かれたテキスタイルたちが多いです。
ぱあっと咲いた花たち。
実在する花だったり、名前がわからない花、空想上のユニークな花。
私は、全身花に囲まれて纏ってみたいな、と夢見がちなことを日々思っていますが、…言葉だけ聞くとへたすると棺桶のことを連想してしまいますよね。
いやいや、友人と遊んでいるとき、仕事で働いているとき、雑誌を読んでいるとき、夕飯の準備をしているとき…。暮らしのいろんな場面で、植物の美しさに纏われたいというささやかな願望です。
花って、どうしてあんなにかわいくて愛おしい存在なんだろう。
つぼみからプクッと咲いたばかりのお花はまだ赤ちゃんで、少しバランスが変でとってもかわいい。
だんだんと大きく成長して伸びやかに咲きほこる様子は、忙しい暮らしの中でも、自然の営みや時間の流れに目を向けるいいきっかけを与えてくれます。
自然の織りなす美しい色、美しいグラデーション。やわらかい感触やいい匂い、凛とした佇まい…花のそんな雰囲気に囲まれて生活できたらなぁ。
実際には花を身につけて活動するのは難しいけれど、この気持ちを少し実現させてくれる ミナ ペルホネンの服。
ぷっくりした花がぎゅうっと集まって、ブーケみたい!
身につけると思わず笑みがこぼれて、高揚してきます。
そんなお洋服って、たくさんはないと思うのです。
何かになりきるコスプレでもなく、アートの表現のような。自分の持つイメージの世界へいけるから楽しい。
いろんな顔をした花たちがワンピース全体に散りばめられていますね。
森かな、野原かな、そこへ行って花かごにどっさりといろんな花を摘んでくる。
花かごの中をのぞいたらあっち向いたりこっち向いたりたくさんの花たち。
かごから甘い香りがぱーっと広がっていて、ねえ、これをレイにする?そんな声が聞こえてきそうな雰囲気ですね。
ミナ ペルホネンの描かれる花は、このドレスの花のようにグラフィカルに表現していたり、ちょっといびつな表情をした個性あふれる花たち。写実的ではなくて個性のある花の方が、いろんなイメージを膨らませてくれて着ている本人も楽しいんですよね。
そして、周りにいる人もついつい嬉しくハッピーになってしまう♪
なんだか照れくさくても、たまにはお花の服を着ておでかけしましょう。
ブーケをプレゼントするような気持ちで、おでかけ中に出会う人々へお花(ハッピー)を届けにでかけましょう♪
Shoka: には、他にもお花の楽しいデザインのものたちが並んでいます。
ぜひ、比屋根の丘へ遊びにいらしてくださいね。
きんじょうゆか