お茶の時間 白

                        

安藤雅信

静かな夕暮れ時にお茶を一杯。

安藤さんの白は静かな白だと感じる。硬質で凛とした白。

その白い肌に、少しずつお茶が染みてその人のお茶の時間が刻印されてゆく。

そうすると柔らかな表情が肌に現れて、その景色の変化が興味深いのです。

安藤雅信

とてもうつくしい形。

安藤雅信

何かを置くと、それがまるで絵画のように引き立つのです。

お茶の時間は遠景も近景も愉しみたいものです。

安藤雅信さんの「お茶周りのうつわ展」は16日(日)まで。

まだ手に取っていない方はこの機会にどうぞ。

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