朝日を浴びて輝くギャベ。
この額のついた四角い模様は「窓」。
「しあわせが風にのって、窓からたくさん入ってきますように」、そんな願いを込めてこの模様を織り込むのだそうだ。
1950年代のOLD GABBEH。
この4〜5日間ギャベの展示の為に大工仕事をしていました。
中近東に住んでいる遊牧民の人達が羊毛を紡いで、草木染めをして織ったギャベは織り目の細かさによって重量が全く違ってくるもの。
どうにか壁にかけたいと思って身体の全筋肉を使って奮闘していましたが、昨日やっと展示が終わりって、やっとほっと一息。
そしたら、はっと気づいたこと。
明日入稿予定のカレンド沖縄の記事は私の番でした。
GABBEHのふくふくとしたぬくもりを見つめ、きっとどうにかなる、そうつぶやいています。