新古共良

                        

trippenbom

うれしい再会を果たした彼女が広島から履いてきた12年ものの、trippen BOM。

なんていい風合いなんだろう。古くなった皮が飴色に光っていて、たくさんの思い出でいいお顔。

きっと履いている人が思いもよらないほどたくさんの記憶をストックしているんだろ。古いものには味わいがある。

私の酷使しているtrippenの靴たちを、今日はブラシで磨いてあげよう。

今日からまたいつもの靴が私を乗せて、旅に出る。

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誰かが息を吹き込むのを待っている、無垢。

それもまたいいものだ。

trippenの靴たち

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