思い出の音色

                        

Shoka:

2014年は私の人生の中でも忘れ難い年になった。

喪失感からくる悲しさや寂しさ。知っているつもりになっていただけで、経験しないと味わえない感情。それは影の部分。

けれど同時に、こんな喪失感を感じられるような誰かが人生にいたということは、いいものだ、それも感じている。それは光の部分。

光だけを見よう、そこだけにいようとすると薄っぺらくなってしまう。

影に居ながら光を見る。

光を浴びながら、影の存在を見据える。

そうすると景色が実体を持つ。

今日の音色は深く深く。

 

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