春に生まれてからずっと、太陽の光を貯めてきた木の葉たち。
実りの季節を象徴する豊かな色に景色を染める。
沖縄では見ることができない秋から冬へと移る色。黄色や赤や薄茶色が、地面に落ちてその色を少しづつ大地へと還元してゆく。
春に生まれてからずっと浴びてきた太陽の力を、そうして大地へと還してゆく。
大地や植物にとっての一番の栄養は、その葉っぱたち。微生物や虫たちの手を借りて、赤や黄色だった葉たちは、土へと姿を変えながら命を育む床になる。
すごいなあ、、、自然には完璧な仕組みが息づいている。
私たちは完璧な循環の中にいるんだって。
そうなんだってね、ハチ。
初冬の東京の朝のこと。