マーケットが10:30から開くなんて知らなかった早起きの私たち。業者の人が入るときに潜り込む。北欧の朝は遅く訪れるのか?まだ人の少ない異国の市場。知らない食材が並んでいるのは、Östermalms Saluhall(エステルマルム市場)
100年以上の歴史を持つ高級な市場は、開店すると同時に多くの人々が訪れる人気のある市場。
鰈だ!知ってる魚だ。嬉しくなって見入ってしまうお魚屋さん。しかし、ここに来ていただいた食事のほとんどは味付けが濃くて、しょっぱい。日本も昔は北国は味付けが濃いという印象があったけれど、寒いと体が欲するのだろうか・・・。
今日は食材を買い込んで、アパートメントで自炊するぞ、と旅の仲間が皆それぞれに気に入ったものをお買い物。
私は牛乳と、羊のミルクを使ったチーズを買ってホクホク。チーズってなんでこんなに可愛い形と様子をしているのだろう。シワシワとした表面の、カビでほわっと包み込んだ姿に惚れてお連れすることに決定。今、食べながら書いているけれど、すごく美味しい!
トナカイや、ヘラ鹿や、雉、鹿の肉が並んでいるのも私の普段の生活とは違う。スエーデンは国土の53%が森林で、9万個以上もの湖があるという。豊富な自然の中に根ざした郷土の味が詰まった市場。
私の舌はまだ馴染んでいないけれど、自分に合った味付けでこの食材を料理してみたら徐々に馴染んでいくだろう。
ケーキにはすぐに馴染んだどころか、大好きなレモンメレンゲパイにすぐに巡り合った幸せをかみしめている。
もぐもぐ