首を細く長くみせたいな。
肩のラインを華奢に見せたいな。
コンプレックスに感じているところはなるだけ隠して、視覚効果を応用して細く長く美しく。
私たちはそんなことを考えながら服を選んだりするものです。
写真の彼女は本当にバランスもよくてかわいいんだもの、私とは違うわ。私もついついそんなこと思ったりするのだけれど。
私は肩幅があって、ちょっとイカリ気味(錨のように側の端っこが上むきになっているのですよ)それで、色々試してみた。肩幅が大きめに取られていたり、ラグランを着てみたけれどますます大きく見えるのです。
ある日、肩のラインが内側に入っていて露出の大きなタンクトップを着てみたら、なんとしっくりとバランスよく見えたのです。肩のラインが内側に入っているもの(ぴったりとした感じ)の方が体を綺麗に見せてくれるということに気がついたのです。
コンプレックスを感じているところは逆に出しちゃう。
これも一つの正攻法。
細く見える彼女。実は肩幅結構あるのです。シャンパンゴールドも素敵ですね。
この2色のhumoresqueのシルクブラウスは小さめに見えるのだけど、肩と腕の稼働が良いように工夫されていて、細く見えるように締めるところは締めています。
肩幅が大きめの私もトライしてみたら、あら!思っていたより良い感じ。
シルクデシンも手洗いしながら楽しめる生地。デザイナーの渡辺さんが着ていた同素材は、柔らかい風合いに育っていて、逆に洗ってシナっとした感じが出てきた方が味わいがあるのですよ。
女性とシルクの相性の良さはいろんな話をしたいところだけれど、長くなっちゃうので今日はここまで。またあとで。