mina perhonenの中でも大人気のテキスタイル”tambourine=タンバリン”。
たくさんのタンバリンがリズミカルに並んでいます。
クリスマスに向けて、シャンシャンシャンと奏でられているよう。
なんだかタンバリンの澄んだ音色がだんだん遠くから近くへ聞こえてくるような気がしてきませんか?
タンバリンのこの円は、円と円が隣どうし整然と並んでいるように見えるのですが、正円ではなくデザイナーの皆川さんがフリーハンドに描いた円を元に、刺繍されています。
刺繍は手刺繍のようにふっくらしていて、よく見るとつぶつぶのひと粒は形やふくらみは微妙に違っているのです。それを不揃いに連ねて、粒の連なりで円を表現しています。
そんな円が並んだテキスタイル “tambourine” を服として纏ったり、バッグで持った時に動きが出て、たくさんのタンバリンが笑っているようなワクワクする世界が見えてきます。
ピシッと揃った機械的なものより、少しゆがんだ方が温かみが増してどうしても愛着が湧いたり、より“自然”が感じられて心地が良いのかもしれませんね。
そう感じさせるタンバリンの普遍的な美しさは、mina perhonenの中心的な存在であり続けるのもわかる気がします。
シャンシャンシャン クリスマスまであとわずか
きんじょうゆか