「左右対称よりも、非対称のもの。「ゆらぎ」を感じるところに私の目と心は惹かれる。金属でも、手で打った形跡が波のように柔らかくその物体を包んでいるようなもの。陶器でもその表面に現れた貫入の、人には計算できない模様にこそ美を感じるし、土と火と人の手の跡が調和して形を保っているものにどうしようもなく目が行くのだ。そして主張してくるというよりも、気がつくとともに呼吸をしてるような感覚になるもの、まるで生きているかのように見えてくるものが好きだ。」
昨日カレンド沖縄に掲載した記事より。
今日からnoguchi BIJOUX ジュエリー展が始まります。今年の記憶と、来年への希望を象徴するような、お気に入りに出会えることを願っています。
8.9日はnoguchi BIJOUXの担当者が在廊して色々とコーディネートをしてくれます。いらっしゃれる方は是非どうぞ。
お会いできるのをこころより楽しみにお待ちしております。
田原が触れて感じたnoguchiのものづくりのことや、美しいもののについて記事をアップしました。
最近私がものごとを美しいと感じるときに、いろいろな感覚が相混じっていることに気が付きました。景色も、ものも、ひとも、永続するものは一つもなく変化の中に存在していること。いつか終りがあることを知っているからこそ、今この瞬間のびをに心が動くのだと。そんなこと文章で何度も読んだことはあるのだけれど、自分自身の中にその感覚と感情と意識がぐっと一つになって、ああ、これがあの「もののあはれ」か・・・と、それは体験と言うものとなり、やはり知識で知っているというのとは別物でした。
あとはもったいないので、どうぞ以下の記事を読んでみてくださいね。
こんなに一年がすぎるのは早いものなのでしょうか？
今年は特に早かったように感じるのですが、皆さんはいかがですか？Shoka:のオーナーの田原は今年は大きな変化の一年でした。まだ進行形ですが、そのお知らせも兼ねて皆様に「Shoka:便りVolⅢ」を作ってお送りしています。
住所の登録をしていない方や、他県に住んでいらっしゃる方にも読んでいただきたくて、HPからPDFを開いて見ることができるように設定してみました。
以下に添付してある「Shoka:便り」の文字をクリックして読んでみてくださいね。スタッフ全員からのメッセージや、来年３月までの企画展情報も掲載していて内容もりもりです。
いそがしい年末、どうぞご自愛ください。店頭でお会いできるのを楽しみにしています。
