クロヌマタカトシ木彫展 「気配」
美術館のような静かで穏やかな空気感、クロヌマさんの作品があってこそのこの空間。
手のひらにおさまるような小さな女性像は、「白雨」という題名。
これは七月の季語で、夏の夕立のことを意味する言葉だそうです。
夏の夕方に降る雨が、光差して白く映る様。
言葉と、想像する光景と、女性像の印象がしっくりとフィットして、みているととても心地よい気持ちになります。
それぞれの作品の持つ情緒を楽しんでいただけるととても嬉しいです。
本日が最終日となっております。
お天気はすぐれませんが、クロヌマさんの木彫は雨がとても似合います。
静かでとてもいい空間となっておりますので、ぜひ足をお運びくださいね。