沖縄の日差しによく似合う藍染のドレス。
maku textiles はベンガル出身のSantanu Das氏によってはじめられたブランド。
専用の染色スタジオで丁寧に藍染めされたカディ(手紡ぎ・手織り布)やジャムダニ(縫い取り織)の生地をふんだんに使ったシンプルなお洋服たちは、日常にも心地よく馴染んでくれます。
こちらは手縫いのギャザードレス。
生地の始末も本当に美しく、手間をかけることを惜しまない丁寧な手仕事に思わず合掌したくなります。
肌当たりも優しいふわふわのコットン素材がまた心地良いのです。
ギャザーのボリュームも甘すぎることなく、大人の凛とした佇まいを感じられます。
裾は中央からサイドに長くなったデザインで、花びらのようにふんわりとした動きが生まれます。
裏側にはチェック織の生地が見え隠れするところも、心くすぐるデザインですね。
藍の濃淡が海面に揺れる美しい光のように、奥行きのある表情を味わえます。
風がすーっと通り抜けるほど軽やかな一枚です。
こちらの絵画を身に纏ったようなラップドレスは、ベンガルを代表するアーティストAjit Dasによる手描きドローイング染が施された美しい一枚。
手描きだからこそ表現できる伸びやかな線や力強さ。
大きくて真っ白な生地に向かって、筆を走らせる作者の姿が目に浮かびます。
描かれている植物たちが生き生きとしていて、袖を通すとエネルギーが溢れてきそうです。
マルベリシルク糸と手紡ぎのコットン糸で織られ生地は、薄くて軽やか、
ボタンや紐を解いて、羽織りものとしても重宝します。
背中には細やかなピンタックが施されていて、折り重なった図案の表情もとても面白いですよ。
見頃はすっきりと、ウエストから裾に向かってランダムにギャザーがあしらわれた、動きのあるデザインです。
袖周りのハンドステッチがとてもチャーミングですよ。
スタイリッシュで美しいmakuの藍染。
ここでは紹介しきれないほど、他にも素敵なドレスが届いています。
ぜひ、お手にとってご覧くださいませ。