山本憲卓さんの焼締。
その美しい肌は、ひとつとして同じものがなく、
土の力強さと、多彩な表情が魅力的です。
ひとつひとつ眺めていると、まるで天体観測をしているよう。
この小さな惑星にどんな料理を添えよう。
器をメインにすることで、料理の幅もぐっと広がりそうですね。
裏側の表情もとても素敵なんです。
こんなところに小さなサインが。
窯の中で偶然できたこの表情も、この宇宙の中で起きた奇跡のように愛おしい気持ちになってしまいます。
器を選ぶとき、こうしたチャームポイントを発見するのも楽しい時間ですよね。
山本さんの器たちは、力強さの中にじんわり温かみが感じられるものばかり。
ぜひぜひ、お手にとってこの味わい深い肌質や表情をご覧いただきたいです。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「問う」
小野哲平 陶器
渡慶次弘幸 木の器
山本憲卓 陶器・オブジェ
会期:2021年12月11日(土) 〜26日(日)
時間:12:00〜17:00(会期中 火水定休)