最後の最後まで無駄にしないものづくり

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ミナペルホネンのテキスタイルはどうしてこんなに心惹かれるのだろう。
愛用し続けた服やバッグが引退を迎えた時、たとえ糸くずになったとしても、大切に保管してしまいたいくらいだ。

それは飽きのこない普遍的なデザインだけではなく、ものづくりにおける姿勢やブランドの哲学もそこに感じられるからではないでしょうか。

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例えばこのpiece bag。
24個のテキスタイルが集合したなんとも贅沢なバッグは、洋服や小物を作る際に生まれるハギレを使用しています。

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それぞれ誕生した年代やシーズンが異なるテキスタイルたちがひとつの画面に仲良く並んでいて、ミナの歴史も感じられます。
こんな昔の生地が残っていたんだ!と、宝物を発見したかのように嬉しい気持ちになります。
生まれ変わるその日がくるまで、きっと大切に保管されていたのでしょうね。

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一枚の生地から洋服やバッグの型をとる際に必ず生まれるハギレ。
そのほとんどが捨ててしまうことが多いなか、最後の最後までものづくりへと変換し続ける姿勢は、その背景までも考えられたミナペルホネンのデザインの力を感じます。

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マチもしっかりあって、容量たっぷりのpiece bag。
choucho刺繍が入ったリネンの隠し布があるのも嬉しいですね。
使い勝手が良いので、荷物が多いお母さんや お仕事のバッグとしても愛用されている方が多くいらっしゃいます。

近年、サステナブルという言葉をよく耳にしますが、
ミナペルホネンはブランド立ち上げ当初から20年以上にわたり、ずっとこのスタイルを貫いています。
製品ひとつひとつが魅力的なのは、先を見据えたデザインの中にミナペルホネンに携わる方々の愛情が感じられるからでしょうね。

バッグ以外にも、ハギレを使った可愛らしいブローチもございます。
コーディネートのワンポイントに、気軽にテキスタイルを楽しめますよ。

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ミナペルホネンのPOP UP SHOPは7月4日(日)までです。
この機会にぜひ足をお運びくださいませ。

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気をわずに楽しむ日常着

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みなさん、こんにちは。
ミナペルホネンのPOP UP SHOP も早いもので中盤にさしかかりました。

比屋根の丘にたっぷり届いた楽しいテキスタイルのお洋服や小物たち。
まだまだ見応えがございます。

その中で、今日は直営店のみで取り扱っているneutraali(ネウトラーリ)お洋服をご紹介いたします。

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フィンランド語で、“ニュートラル”を意味する neutraali(ネウトラーリ)。
ミナ ペルホネンが考える“ニュートラル”という視点から、これからつくり続けていきたいもの、長く着ていただきたいものをテーマに作られたラインです。

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こちらのオールインワンは、コットンシルクの軽やかな一枚。

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メンズライクな表情も、後ろに柔らかな膨らみがでるよう施されたタックや、生地の静かな光沢感が、女性らしい大人なデザインです。

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一見無地に見える生地ですが、細いストライプの織りになっていて、カジュアルな印象の中にも品を感じます。

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アクティブな日にも、ちょっとお出かけの日にも、靴や小物を変えるだけでも様々なシチュエーションで活躍してくれそうです。

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他にもneutraaliの素敵なお洋服が届いております。
イベント期間中に少しずつご紹介していきますので、楽しみにしていただけたら幸いです。

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ミナペルホネンPOP UP SHOP は7月4日(日)までです。

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いよいよ明日から!minä perhonen POP UP SHOP

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みなさんこんにちは!
いよいよ明日より、minä perhonenのPOP UP SHOPが開催します。

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バッグ、傘、さまざまなテキスタイル柄のトレイ。
tambourineのお皿や、タイルも届いてワクワクしています。

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明日(18日)は完全予約制とさせていただいていますが、土曜日からは通常通り営業することにいたしました。(※既にご予約いただいている方は優先してご案内いたします^^)

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蜜を避けて人数制限をすることはございますが、ゆっくりと見ていただけたら幸いです。

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ラグたちもとっても可愛いです!

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準備は着々と進んでおります。
素晴らしい小物たちやお洋服がたくさん!

みなさんこの機会にminä perhonenの世界に触れてきてくださいね。

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ミナ ペルホネンの刺繍

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ミナ ペルホネンのブランドを代表するテキスタイルとなった、tambourineの刺繍。
真上から見たタンバリンを線と円だけでミニマルに表現した模様は、20年以上経った今でも色あせることなく、より力強いテキスタイルのひとつとして、多くの人の心を掴み、愛され続けています。

ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、
このtambourineの刺繍は、ひと針ひと針人の手でミシンを動かして刺しています。

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ふっくらと立体的に並ぶ粒。
その表情は1つとして同じものがありません。
人の手の跡をあえて残すことで、有機的な美しさと温かみを感じられます。
ミシンを踏む音が聞こえてくるようですね。

風に揺れる軽やかなフリルを表現したこちらのテキスタイルは、
tambourineと同じ技法で針を刺しています。

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粒の大きさを変えることで、模様に奥行きと動きが生まれ、まるでダンスをしているかのようなリズミカルで楽しいテキスタイルですね。

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光を通す穴あきの刺繍。
ボーラー刺繍と呼ばれるこの技法は、生地に透明感と奥行きを与えてくれます。

どこか懐かしさを感じる小花模様。
その小さな穴からは、木漏れ日のような淡く優しい光を思い出します。

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所々に開いた窓から、裏地が顔を覗かせています。
色を重ねるように、生地同士を重ねることで表情に奥行きが生まれます。
平面と立体の間にあるような、不思議な空間が生まれるのもボーラー刺繍の面白いところですね。

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ベースとなる生地の素材も、厚手のものから薄手のものまで。
繊細なチュール生地にも、ミナ ペルホネンらしい柔らかな刺繍が広がります。

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チュール生地とボーラー刺繍の組み合わせがとても美しいブラウス。
豪華さではなくユーモアが感じられるような表現を目指した、gemmaというテキスタイルです。

スケッチの跡が感じられるような細やかな線で描かれています。

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刺繍で表現された宝石の中には、ワンポイントで赤いスワロフスキーが浮かびます。
重ね着がお好きな方には、幅広いスタイリングでこの透け感を楽しんでいただけます。

こちらのチュール生地には、火と花をモチーフにした刺繍があしらわれています。

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先ほどのgemmaとは異なる、カラフルで立体的な刺繍です。
チュール素材なので、厚みのあるたっぷりとした刺繍も軽やかに揺れます。

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裾のラインは、それぞれの色が溶け合うように配置されていて、まるで刺繍糸の色見本のよう。

ぷっくりとした花びらが印象的なこちらの一輪の花は、
こっそり摘んで持ち帰りたくなるような可愛らしさ。

ミナ ペルホネンの刺繍は、思わず手で触れてみたくなるデザインばかりなのです。

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POP UP SHOPは6月18日(金)から始まります。
初日のご予約につきましては、14時以降ですとまだ少し空きがございます。

お子様も一緒に楽しめるイベントだと思いますので、
この機会にぜひ、ゆっくりと楽しんでいただきたいです。

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12時よりオープンいたします。

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みなさま、こんにちは。
日に日に暑さが増してきましたね。
Shoka:の庭では蝉の声が聞こえ始めました。

本日より、通常営業に戻ります。

みなさまが安心してお買い物ができるよう、感染予防対策をしっかり行いながら、オープンしております。

ミナ ペルホネンに加え、ARTS&SCIENCEのお洋服たちも入荷しています。
心地よい風が通り抜ける店内で、ゆったりとした時間を過ごしていただけますよ。

商品に関するご質問は、お電話やメールでもご案内しております。
ご来店が難しい方も、お気に召すものがございましたら、お気兼ねなくお問い合わせくださいね。

 

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