最後の最後まで無駄にしないものづくり

                        

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ミナペルホネンのテキスタイルはどうしてこんなに心惹かれるのだろう。
愛用し続けた服やバッグが引退を迎えた時、たとえ糸くずになったとしても、大切に保管してしまいたいくらいだ。

それは飽きのこない普遍的なデザインだけではなく、ものづくりにおける姿勢やブランドの哲学もそこに感じられるからではないでしょうか。

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例えばこのpiece bag。
24個のテキスタイルが集合したなんとも贅沢なバッグは、洋服や小物を作る際に生まれるハギレを使用しています。

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それぞれ誕生した年代やシーズンが異なるテキスタイルたちがひとつの画面に仲良く並んでいて、ミナの歴史も感じられます。
こんな昔の生地が残っていたんだ!と、宝物を発見したかのように嬉しい気持ちになります。
生まれ変わるその日がくるまで、きっと大切に保管されていたのでしょうね。

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一枚の生地から洋服やバッグの型をとる際に必ず生まれるハギレ。
そのほとんどが捨ててしまうことが多いなか、最後の最後までものづくりへと変換し続ける姿勢は、その背景までも考えられたミナペルホネンのデザインの力を感じます。

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マチもしっかりあって、容量たっぷりのpiece bag。
choucho刺繍が入ったリネンの隠し布があるのも嬉しいですね。
使い勝手が良いので、荷物が多いお母さんや お仕事のバッグとしても愛用されている方が多くいらっしゃいます。

近年、サステナブルという言葉をよく耳にしますが、
ミナペルホネンはブランド立ち上げ当初から20年以上にわたり、ずっとこのスタイルを貫いています。
製品ひとつひとつが魅力的なのは、先を見据えたデザインの中にミナペルホネンに携わる方々の愛情が感じられるからでしょうね。

バッグ以外にも、ハギレを使った可愛らしいブローチもございます。
コーディネートのワンポイントに、気軽にテキスタイルを楽しめますよ。

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ミナペルホネンのPOP UP SHOPは7月4日(日)までです。
この機会にぜひ足をお運びくださいませ。

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