エアリーストール

エアリー ストール コットン カディ Warp & Weft in OKINAWACALICO the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS + YAMMA Shoka: キャリコ  ヤンマ   インド 手仕事 手織り 手紡ぎ 

こんにちは。沖縄らしい(と言いましょうか)湿度たっぷりの季節がやってきました。
今日は、ふわっと軽いストールをご紹介します。
縦糸にコットン、緯糸にカディ(手紡ぎ)コットンの糸を使った手織のストールです。

エアリー ストール コットン カディ Warp & Weft in OKINAWACALICO the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS + YAMMA Shoka: キャリコ  ヤンマ   インド 手仕事 手織り 手紡ぎ 

大きく広げると、幅100cm長さ200cmあるので日よけの羽織ものとして使えて、軽く柔らかいので、コンパクトに首にぐるぐる巻いてもかさ張りにくく汗を吸ってくれるストールとしてお使い頂けます。
すぐ乾くので、心地よい肌あたりです。

エアリー ストール コットン カディ Warp & Weft in OKINAWACALICO the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS + YAMMA Shoka: キャリコ  ヤンマ   インド 手仕事 手織り 手紡ぎ 

無地と、格子チェックと種類があるので、違う色で二重にして組み合わせてみました(ボルドー色と、オレンジ×パープルのチェックを)。ダブルガーゼのような風合いです。
春・夏や秋には一枚で、冬は二枚を重ねて。など、そんな楽しみもできますね。

このストールは、ふわふわの空気のような軽やかさからエアリー(airy)と名付けられたようです。
CALICOのエアリーに関するブログです。よろしければこちらもご覧くださいね。

母の日の贈り物まだどれにしようか悩まれている方いかがですか?^^

いよいよ残り二日となりましたぜひお出かけください。
期間中のみのお取り扱いとなりますので、お買い物忘れないようご検討くださいませ。

Warp & Weft in OKINAWA
CALICO the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS + YAMMA

2019/4/27 sat~5/12 sun (会期中火曜定休)
@Shoka: 12:30~18:00

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手仕事のなかに流れるルーツ

makuとCALICO

みなさん、こんにちは。
GWが終わり、沖縄では梅雨の気配を感じるようなしっとりとした日が続いていますね。
早いもので、Warp & Weft in OKINAWA CALICO the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS + YAMMAも、5月12日(日)までとなります。

YAMMAの会津木綿やCALICOのカディに触れながら、本当の豊かさとは何だろうと考えさせられます。

日本の8倍以上の面積を持つインド。
みなさんもご存知のとおり、その歴史はとても長く、多くの民族や言語が存在しています。
壮大な国から生み出された手仕事は数知れず、その背景にはその土地の文化や風習、人々の豊かな営みが存在します。

そんな手仕事や伝統が無くなりつつある今、インドでは新たに伝統を掘り起こす人々が増えているようです。一度無くなりかけたものから価値を見出し、現代の伝統へと蘇らせることで、国の大きな産業にしていこうとする取り組みが進んでいます。
CALICOもその大きな活動のひとつです。

写真で持っているラバーリーのトートバッグは、その素晴らしい活動がひとつの形となったものです。

ラバリートートバッグ

インドの西部カッチ地方、そこで暮らすラバーリー族(遊牧民)の女性たちが作りだす繊細で色鮮やかな刺繍。
もともとは花嫁衣裳として作られていたものですが、近年ではその刺繍のクオリティーがどんどん高くなり、制作するのに膨大な時間を費やしてしまうため、お嫁にいく女性が減ってしまったといいます(笑)
そんな状況を見かねた長老が花嫁衣装を作ることを禁じてしまい、その美しい刺繍たちはお土産品などへ姿を変えてしまいました。

手仕事を通して自分自身のルーツを辿り、これからの未来へとつなげていく。女性たちはそうして人生に思いを馳せながら、ひと針ひと針魂を乗せて刺繍を刺していたのでしょう。
お土産品が決して悪いものではないのですが、作り手の顔が見えないまま物だけが流れてしまうことは、どこか寂しく感じてしまいます。

ラバリートートバッグ

美しい手仕事をもう一度あるべき姿に戻すべく、CALICOの小林史恵さんと現地の方々で立ち上げたのがラバーリー・プロジェクトです。
コットンの原種と言われるカーラーコットンを用いて、羊飼いの人々が生地を織り上げた後、その土地伝統のアジュラック染を施した布の残布が、女性たちの手によってアップリケや刺繍へ美しくデザインされています。

ラバリートートバッグ

それぞれの面で、刺繍のデザインを変えているところも素敵ですね。

ラバリートートバッグ

女性各々でデザインされた刺繍は、世界でひとつだけの個性あふれるバッグです。
持ち手には製作した女性の名前が。

ラバリートートバッグ

なんて読むのかな。どんな女性なんだろう。
新しい友人ができたようで、なんだか愛おしいですね。

ラバリートートバッグ

アップリケで使用している生地のスワッチを、アクセサリーのように飾り付けています。
幸運を招くお守りのようで嬉しいですね。

今ではラバーリー・プロジェクトの手を離れ、彼女たちで活動を広げているそうです。無くなりかけた伝統がまた息を吹き返し、その土地へ帰っていく。
なによりもそこで暮らす人々が、自分たちの手仕事に誇りをもって発信し続けることが素晴らしいですね。

ラバリートートバッグ

カッチ地方はパキスタン側に位置し、昔は港があったため貿易が盛んでした。そこに行き交う人々は、民族や宗教の壁を乗り越えて互いの技術を交換し合い素晴らしい布文化を育んできたのだそう。
資本主義により、手仕事の文化は大きく変化し、その背景にある美しい景色はどんどん見えなくなっていく中、CALICOの小林史恵さんが手がけるプロジェクトは、今を生きる人々が新たな伝統を築き、豊かな時代を作っていけるような枠組み作りを行なっています。目先のことだけではなく遠い未来までも見据えた素晴らしい活動は、インドの大地よりもはるかに壮大です!

こってり濃厚なブログになってしまいましたが、この機会にぜひ、インドの手仕事の世界に触れにみませんか。
YAMMAの会津木綿やリネンの素敵なお洋服もたくさん見ていただけますよ。

ラバリートートバッグ

ぜひぜひ、遊びにいらしてくださいね。
スタッフ一同お待ちしております!

Warp & Weft in OKINAWA
CALICO the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS + YAMMA

2019/4/27 sat~5/12 sun (会期中火曜定休)

@Shoka: 12:30~18:00

お問い合わせは info@shoka-wind.com  までお名前をご記入の上メールをお願いいたします。

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大事に作られたものを大事に着るよろこび

samulo  イヤリング アクセサリー  CALICO Shoka: インド  カディ maku textile インディゴ

かわいくて、着心地がいいものを求める
見てると、着てみるとかわいくて、肌あたりがいいもの。体が動かしやすくて、気持ちと動きに無理がないもの。
いつしかそんな服ばかりを求めていました。多くの女性がもはや言葉にしないくらい当然にそれを行なっているようにも思います。

CALICOとYAMMAの服を着たり見ていると、そんな服ばかりで、見てて楽しい以上に「ん?!この服着たらどうなるんだろう?」の興味もしくは「着心地よさそう!」と心がどんどんわくわくし出して早く着てみたくなるのです。

Shoka:  CALICO
(真ん中の方が小林史恵さん)

そんな中、CALICOのデザイナー小林史恵さんのお話を聞いていると、わたしの中に「着る私だけではなくて、作ってくれた向こう側の世界」が視界に入ってきました。普段、Shoka:で扱う多くのものは(常設、企画展ともに)日本製のものが多く、買うこと、着ること、紹介することで、これに関わる日本の方と繋がっている感覚はあります。
でも「インドの手仕事」と銘打ったアイテムは小さい頃から良く目にしていて、実際にそういうものを扱ったお店でも働いていたので必ずしも良いことばかりではなくいろんな側面がありました。ですが、小林さんはただの輸入品ではなくて、デザインを手がけています。手仕事布のデザインから、素材を使ったアイテムのプロデュース、それらは現代の手仕事を後世に伝承する活動を行なっています。
「搾取」の言葉からはずっと離れたところで、誠実に活動を行なっている。生産者の働くモチベーションは大事なので、CALICOの仕事を手がけることで持続的に仕事の安定がなりうるような地盤作り。消費者が、取り入れやすく、継続していける価格の設定。間には、私のような仕事も存在する。生産者から最終消費者に至るまで、関わる人全員が対等で健全な経済的バランスのある関係性があることをしっかり意識することがでみきました。

人の手で大事に作られたものを身に纏いたいです。健全な社会に、自分のお金が循環できること、関われること、とても素敵なことだなと感じています。
例えばとおくで誰かのお母さんが、大判のストールのに手刺繍を施してくれ、それを買った私も楽しくなって誰かのために手を動かす。
手仕事のたおやかさがギューっと詰まっています。

Shoka  CALICO

キヤリコの活動指針を引用すると
『CALICOは、布を媒介にして、インドの農村に誇りと持続的な産業をもたらし、日本人に本来備わっていた衣に対する豊かな感性を呼びおこし、生活を楽しんでもらうための事業』だそうです。
その小林さんが、インド現地のスタジオMAKU TEXTILEのアイテムも合わせて、今回Shoka:へ持ってきてくれました。
MAKUの特色は、あくまでも手仕事を大事に、少量生産でこだわり抜いてつくるインディゴ染めやカディのお洋服は、シンプルで着やすいものばかり。そぎ落とすこと、こだわることを徹底している美意識は日本人はもちろんユニバーサルに通用するもので、インドでも注目を集めるデザインユニットになりつつあるそうです。

samulo  イヤリング アクセサリー  CALICO Shoka: インド  カディ maku textile インディゴ

samulo  イヤリング アクセサリー  CALICO Shoka: インド  カディ maku textile インディゴ

しぼしぼな感じなのは、コットンクレープという素材感で、織物の中に強撚糸を工夫して入れ表面に縮みを出す方法です。縞の入った藍の生地の使い方がかわいい夏のドレスです。耳もとには、samuloから新しく届いたアクセサリーを。耳が開いていない人にも嬉しいイヤリング。

samulo  イヤリング アクセサリー  CALICO Shoka: インド  カディ maku textile インディゴ

スリットが入ってパンツを合わせてもかわいいですね。

  CALICO Shoka: インド  カディ maku textile 鉄媒染

鉄媒染を使って染めたものなども。
糸を紡ぎ、染め、織り、服に仕立てる。
一体どれほどの人の手がかけられてここに届いているのでしょう。それを考えた時にこの金額は高いとは言えない気がします。大事に作られたものを大事に着る。
愉しみが増えますね。

Warp & Weft in OKINAWA
CALICO the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS + YAMMA

2019/4/27 sat~5/12 sun (会期中火曜定休)

@Shoka: 12:30~18:00

今日を入れて、いよいよ残り4日となりました。
ぜひ、ご覧くださいませ!
お問い合わせは info@shoka-wind.com  までお名前をご記入の上メールをお願いいたします。

 

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消費者・作り手にとって無駄はない代わりに、誠意があるブランド

Harappa CALICO キャリコ yamma   会津木綿    日常着  ヤンマ  shoka    okinawa CALICO キャリコ yamma   会津木綿    日常着  ヤンマ  shoka    okinawa

こんにちは。今日はこどもの日ですね。
皆様のご家庭のかわいい天使ちゃんたち、健やかに育っていってほしいですね。
ただいま開催中の企画展では、YAMMAから、会津木綿のアイテム以外にも、ポプリンコットンというハリのある生地で作られたコットンパンツや、着心地の良いリネンのアイテムもたくさん届いています。

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リネンのナチュラルなトーンのもの以外に、こんな発色の良いリネン生地も選べます。
そう、完全受注制のYAMMAブランドのポリシーは、消費者、作り手にとって本当の意味で、無駄はなく、誠意があると感じます。

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YAMMAで使う会津木綿の生地は実際に工場で作り置きされた布はなく、ほぼ100%が受注を受けた段階で織る体制に入るのだそう。全く無駄がない生産体制が打ち立てられています。リネン生地は仕入れていますが、同じように、着る人が好きな色を選び、時には袖や丈感を調節出来るのでとても気持ちがいいですね。

ただし、受注が確定してから布を織る体制に入るため製品が出来上がるまでに時間がかかるという側面があって、見込みを立てて余剰に作ることをやめるので、昭和の頃まで残っていたオーダーメイド制に近くなりますね。

軽いリネンのブラウスは洗ってクタクタになっていくのがまた着心地良いですね。

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良くみると細かいバックギャザーが。後ろ姿もかわいいですね。
後ろ身頃が長いデザインで、かわいさと、心の中では(お尻まわり隠したいな…)と思う女性の気持ちに寄り添ったデザイン。

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涼しくて気持ちまで軽やか。行動的な大人の女性が日常の中で着る服。
女性が考える服はとても合理的にできているな、と感じます。

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その名もダボダボパンツという名の、パンツ!かわいいですね。
ウエストゴムのストレートワイドでどこにも負担なく、また上は比較的たっぷりしていますので、楽チン。
ポプリンコットンという丈夫な綿素材(YAMMAデザイナーの山崎さんのオススメコットンです)で肌あたりは柔らかくて、生地はハリがあります。
これ、通常の「ダボダボパンツ」に、丈を10cmほど足しています。
そうやって、長身の方や小柄でも長めの丈で折ってはきたい方など、様々な要望にお答えが出来るようになっているのですよ。

「長く使えるものを作ると、長く使うコトになる」

これは、ブランドYAMMAのコンセプト。

使い捨てのものではなく、長く使えるものを提供した結果、気がついたら、あら私長いことこの子を使っているわということになる。
気づかなくても、その出来事が生活の中にいつの間にか生まれている。
時代に左右されず飽きがこないデザインで、着心地が良い。
タフでお洗濯が楽な日常着向けの素材であることも重要。
色や柄は自分の好みに出来て、必要ならば丈を直す。
当たり前のようでいて、当たり前でないから、ブランドを立ち上げる原動力になったのでしょう。

それと、もうひとつ。消費者の皆様にとって買いやすく、続けて買っていける価格設定と、安定した価値。
買いやすい価格設定はきっと工夫やすごく頭を使う事なのでは、と、ギャラリーにいてこそ、感じます。作り手のモチベーションも大事にしたいから。

日々、感動づくしの、ブランドです。
少々暑苦しくなってしまい申し訳ありませんが、皆さまもきっと気にいってくれるはず。
何よりも、買い物は楽しいですものね。せっかくだから、かわいくなってしまいましょう!笑

 

 

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samuloの新しいアイテムが入荷いたしました。

samulo ブレスレット bracelet サムロ アクセサリー 天然石 ジュエリー トパーズ ヤンマ YAMMA

有機的で優しい宝物のかけらを拾い集めたようなピアス。
耳を済ますと自然の音色が聞こえてきます。

samulo ブレスレット bracelet サムロ アクセサリー 天然石 ジュエリー トパーズ ヤンマ YAMMA

samuloの新らしいアイテムが入荷いたしました。
ぜひこちらも店頭でご覧くださいませ。

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