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雨のち晴れ mon Sakata の楽しい色と形
写真・文 麻紀&あゆみ
このところ、ずっと雨続きの沖縄。
雲に覆われたグレーな空を睨んでは、ハレロ!ハレロ!と呪文のようにつぶやいている
そんな中、今週から始まる mon Sakata の服たちが続々とShoka: へ届いた。
2年ぶりの再会に、スタッフ一同ワクワクして箱を開けせっせと検品をする。
でも、まじめに検品をしているように見えて、ちゃっかり各自品定めをしているのです。
前回買えなかったアイテムは、またあるかしら?新しいものは?
やっぱりこのカットソーはいつみても最高だなぁ・・
などなど、数をかぞえながらそっと生地を触り、こっそり感触をたしかめているのです。
この青いスカートパンツの色は晴天になってほしいという私の呪文に答えてくれそう。
坂田さんは、紺色や、青い色をいつもとても綺麗に表現してくれます。
とても履きやすくて軽い素材に足取りも軽く、ホップステップ、走り出しそうな由桂ちゃん。
青い青いこの色はまるで、青空を着ているみたい。
雲の上の青い青い空。
雨を見下ろしている高い高いところにある空の色。
同じ素材と色でできたジャケットも軽くて気持ちがいい。
夏の風を切ってお出かけしたい。
どんな色を中に合わせようかと、初夏に届いた箱の中を覗いてみます。
一番目に箱からでてきたのは、mon Sakata 定番のガーゼのように薄くて心地よいコットン素材のカットソー。
薄手の柔らかな肌触りは、一度袖を通すとクセになる1枚。
切りっぱなしの袖口や襟元が着ていくうちに、クタクタのいい表情をみせてくれます。
オーナーの田原も何枚かこのカットソーを持っていて、オールシーズンフル活用しているようです。
同じ素材のフレンチスリーブシャツ。
ビビッとな色は、こらからの季節にも楽しい一枚。
畳むと小さくなり、乾きも早いので、旅行にも良さそうです。
フラッグのような、かわいいタグが付いています。
この色は白いジャケットの下に着てみたい!
mon Sakata HPより
そう思って、mon SakataのHPを覗いてみたら、こんなかっこいい白いジャケットがありました。
このジャケットの中に、こんな鮮やかな色のTシャツを着ると、すごく元気になりそうだと思いませんか?
mon Sakata HPより
同じジャケットをひっくり返すと、少し不雰囲気が変わってきます。
ボタンの表情で、まるで違うジャケットのよう。
mon Sakata HPより
ボタンの縫い目がまるで糸で書いた模様のようで、白に赤で描いた窓みたい。
中に着る色で全く違う印象になるのがmon Sakata。
飽きがこないのはシンプルなのに、いろんな表情を楽しめるから。
こちらも定番素材のコットンTシャツ。
しっかりとしたコットン素材で肌触りも気持ちいい人気の素材です。
「後ろハイネック七分袖」という名のとおり、首の後ろあたりが少し高めのデザイン。
一見シンプルなTシャツですが、細かなところに遊び心のあるのが mon Sakata らしいのです。
色のバリエーションも、シンプルで飽きのこないものばかり。
地味といえば地味ですが、この色たちが服の形をより際立たせたりしているようにも思います。
どんな服ともすっと馴染んでくれそうな、手持ちの羽織やボトムにも合わせやすくて取り入れやすいのです。
ウグイス色のような、きれいな色のカットソーは、さらっとした肌触りのコットン。
襟ぐり・袖口・裾が、細い巻きロック仕上げになっているので裾に独特の表情がでていてかわいいのです。
裾にまるでスマイルの口元のような、丸みをおびたスリットが入っています。
着ていくうちに、身体になじんで手放せなくなりそうな予感・・
白いシャツに、涼しい杏色のパンツを履いて、その履き心地と軽さを楽しんでいるのはShoka:の由桂ちゃん。
着心地はどうですか???
今日も曇っているから少し肌寒いけれど、きっとすぐに裸足の季節がやってくる。
その時にこの涼しいコットンのパンツを白いシャツと、日よけの帽子でいざ夏のお出かけへ。
いろんな色を楽しみたい。
ボトムにもいろんな色と形があるんですよ。
私たちShoka:のメンバーは誰も彼もがmon Sakataフアン!
撮影しながら楽しくなって、足取りも軽くハイポーズ。
Shoka:の中は室内なので裸足だけれど、足首を冷やしたくなかったら、ソックスと、レッグウオーマーを足首に履いてtrippen。
もしくはサンダルで楽しみたい。
上にどんな色を着ようか、ワクワクしてきませんか??
みんな大好きアーム&レッグウォーマーもやってきました。
シックな大人色から、カラフルなたのしいものまで色鮮やかなで見ているだけで楽しい気分に。
美味しそうなフルーツキャンディーのような配色たち。
シックな大人っぽい色は、メンズの足元にもよさそうですね。
今回は、どんな色にしようかな。レッグウォーマーの両足をバラバラで履くのも楽しいな。
どんどん想像が膨らみます。
沖縄はこれから、日差しの強い日々がやってくるので日よけとしてもとても重宝します。運転中だけの日よけでだけではなく、Tシャツやシャツと組み合わせると重ね着風にも見えて楽しめます。
mon Sakata の服は、着る人の着方によって色々な表現ができる自由なお洋服。
色と形の楽しさと、着心地の良さの三つのバランスがちょうど良く着るほどにどんどん馴染んでますます愛着のもてる不思議な服なのです。
曇り空のした、きれいな色に囲まれて 2年ぶりの mon Sakata 展の準備が進んでいます。
4月15日(金)から24日(日)までShoka: にて開催予定です。
ぜひ、気持ちのいい素材と楽しい配色、それからチャーミングな形の服たちに会いにきてください。
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mon Sakata 展 vol 4
足掛け8年目にして知ったこと。誰かの仕事を時間をかけて追うことは、その人に深く出会ってゆくようなことなのだ。
mon Sakata のアトリエを訪ねたら、坂田さんが服作り以外でやっていることを見せてくれた。洗濯機に溜まった素材屑の塊や、ハサミで切った糸の切れ端を集めたコレクション。どれもみんな mon Sakata の色と素材でできている。糸屑までも愛おしく思う、そこに坂田さんの原点を垣間見たような気がした。
好きな素材を、手で触って理解して、一緒に遊ぶ。そんな仕事をしている坂田さんのことがますます好きになったのだった。
そんな坂田敏子さんが作るから、mon Sakata の服は日常着として抜群に人気があるのだろう。
会期中火曜日オープンしています!
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緊急告知 mon Sakata 坂田敏子トークイベントを開催します
「坂田さん、39年間積み上げてきたものはなんですか?」
「花粉症になっちゃったのよ~。写真に撮ると怪しいわよね?」そう言って笑ういつでも自然体の坂田さん。
たくさんのブランドがある中で、満足度の高い日常着として抜群の人気を誇る、monSakataは今年で創業39年。日常着のおしゃれを楽しみたい人々や、クリエイター達に支持されてここまで来た、坂田さんに先日聴いてみたことがある。
「坂田さん、長くこの仕事をやってきて変わったことはなんですか?」と。
「そうねえ、以前よりも好奇心やもっとこんなことがやってみたいという気持ちが強くなったことかしら」
なんとも羨ましくなるようなその返答は、生涯の仕事に出会えた人の言葉だった。
そんな敏子さんのお話会を緊急開催することにいたしました。
mon Sakataが好きな人も、関心がある人、ものづくりをしている人も、自分探しの最中の人も、敏子さんの話を聴いて欲しい。
直前の告知ですが、時間を作って是非いらしてください。
洗濯機の糸くずとりに溜まったmon Sakataの素材のかけらを集めて、専用の箱を作ってコレクションしている敏子さん。生地や糸自体の素材が好きな彼女の仕事の原点は、大好きなものを触って、自分の感覚で遊び切ることなのかもしれない。そこのところをしっかり聴きたいのです!
トークイベント詳細
日時 4月14日(木)18:00~19:30
場所 Shoka:
予約方法
1 お名前
2 人数
3 車の台数
件名に「お話会予約」と書き込み、1~3の必要事項をご記入の上以下のメールにてご予約ください。
○直前の開催のため、Shoka:からの返信がなくてもどうぞ直接いらしてください。
◯Shoka:の展示期間中はお子様連れも大歓迎ですが、今回はお話に集中していただきたいことから
大人のみのご参加とさせていただきます。ご理解のほどお願い申し上げます。
台湾茶教室「はじめての茶事」平日をご用意いたしました
数名の方から平日に設定できませんかとのお声をいただきましたので、4月28日(木)の会を設けました。
お子様が学校へ行っている間の方が時間が取りやすい方、週末だとお店を抜け出せない方も参加しやすいかと思います。以下が内容となっております。
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Shoka:にて、台湾茶の教室を開講します。
前期・後期の二回に分けて、講師の谷口ひろみさんから台湾茶のことを学ぶ会です。
おおらかで、滋味に満ちた台湾茶は、日常の空気を一変させてしまうような爽やかさと深さが魅力です。私は四年前に台湾へ旅行したときにその魅力に取り憑かれてしまいました。高山の清涼な空気を思わせるその香り。
お茶の味の中に潜む、茶花の蜜と歯の甘み。発酵の度合いによってもたらされるその深み。まるで仙人の住む世界が日常に降り立つような気持ちになるのです。
講師の谷口ひろみさんとのお茶の時間は、ふんわりとした山土を踏みながら散策するような、癒しのひと時。今回は私田原も皆さんと一緒にお茶を学びます。とても楽しみにしています。
沖縄からは一番近い外国。さまざまな台湾のお茶としつらいを一緒に学びませんか?
台湾茶お教室「はじめての茶事」前期
前期日程: 2016年 4月28日(木)*・30日(土)いづれか1日をお選びください。
後期日程: 2016年 7月29日(金)・30日(土)いづれか1日をお選びください。
*前回お知らせした4月29日(金)は誤りでした。正しくは28日(木)です。ご了承くださいませ。
時間: 13時〜16時
場所: Shoka:
受講料: 前期後期まとめて一万二千円
お申し込みはevent@shoka-wind.comまで以下の内容を記入の上お申し込みくださいませ。
1. 氏名(グループの方は参加者全員のお名前)
2. 連絡先(ご住所 / 携帯番号 / メールアドレス )
3. 車の台数と車のNo.
*メールの件名に「台湾茶教室」と書き、申し込み先 Shoka: スタッフ金城&佐野 event@shoka-wind.com までお申し込みくださいませ。
「はじめての茶事」講師谷口ひろみプロフィール
2002年 台湾旅行をきっかけに台湾茶に興味を持ち、
その後、台湾へ通い現地で台湾茶を学ぶ
2009年 中国茶アドバイザー取得
2010年 中国茶インストラクター取得
2011年 茶心伝心を主催(お茶席とお食事の茶会)
2012年 ちゃごと(茶事居)を主催(お教室・お茶会)
台湾茶館「霞月坊」にて、お教室『はじめての茶事』を開講
5周年の感謝を込めて「甘いお誘い」
東京の尾山台にあるオーボンヴュータンというフランスの伝統菓子の専門店を知っていますか?
そこのフィナンシェを頂いた時の感動。
口いっぱいに広がる焦がしバターのリッチな風味と、甘さを抑えたしっとりとした記事の旨味。しびれました。
今年の4月1日でShoka:は5周年を迎えます。
それに合わせて、今週から来週の3日まで皆様にお茶とオーボンヴュータンのお菓子をお出ししています。お口に合うと嬉しいです。
中心部からだいぶ離れた比屋根の丘で営業できていることに感謝と幸せを感じています。
時間を作って是非お茶を飲みにいらしてくださいね。