様々な表情を見せる色たち

ARTS&SCIENCE Shoka: 通販

昨日の午前中はみんなで手分けをして撮影会。

台風が熱帯低気圧になったので、雨が降る外を見ながら。

白バックにしたら簡単に取れると思っていた私は、被写体の色によって色の出方が全く変わってしまうので後半はずっと本物の色とその本体の持っているニュアンス、その時間の光と質感を捉えるために集中していました。

ものの色は光によって全く違うものに見えるのはきっとみなさん気づいていることと思います。朝の光の中で見る色の鮮明さ。

曇天の薄暗い光の中で現れる思いもしなかった隠れた色合い。

白熱灯の下では温かい黄色を帯びた色に、蛍光灯の下ではブルーが加わります。

外の日差しの下でみる色と、ほんのりグリーンが入ったガラス越しの自然光でみる色も違うのです。Shoka:では撮影をするときに人工照明を消して、自然光で撮影するようにしていますが、その時間帯によって自然光も変化するのです。朝撮影したものと、午後に撮影したもの、晴れた日、曇った日、雨の日、どれも出てくる色が違うのです。

私たちもできるだけ自然の色合いを出そうと努力していますが、本当の色を捉えるのはとても難易度が高いものです。ある意味どれもその本体の持っている表情のひとつだから。

みなさんが開くPCやスマートフォンのインターネットのブラウザや、パソコン画面の明るさ、画像の色設定によっても変化する色。

できるだけ、写真と言葉でその本質に近づくよう、コミュニケーションで埋められたらと感じています。皆様も聞きたいことがあったら、どんどんご質問くださいね。

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同じ時間帯、同じ光の条件で撮影しても黒を白バックで撮影すると、後ろの白が飛んでくっきりと黒が浮かび上がります。

白バックで、薄い色を撮影すると後ろの白が暗く落ちてしまって全体がアンニュイな感じになるのです。写真撮影の技術精進あるのみ。

今日の沖縄は雨が落ちてきそうな明るい曇り空。

楽しい1日になりますように。

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松本の温石 須藤剛氏の食事会のお知らせ

温石 須藤剛 Shaoka:

温石 須藤剛 Shaoka:

長野県松本市にある、「温石」。

料理人の須藤剛氏の食事が好きだ。料理が出てくるたびに、目を閉じて深呼吸。五感を澄ましてから目を開ける。

「いただきます」と手を合わせたくなるその佇まい。

香り、色、しつらえ、それを感じて箸で口に料理を運ぶ。

「ああ・・・」

一皿を箸で綺麗にさらった後、「ごちそうさま」と手を合わす。

次の皿でも同じことを繰り返す。

 

須藤氏の料理は、その土地の旬の素材の風味や味わいを極力そのまま生かす料理。季節や野菜や、素材にありがたいと手を合わせたく料理なのだ。

11月6日から始まる「未草+温石+田所真理子企画展 『森へ』」の開催に合わせて、様々な意味で、和食の奥の深さを感じさせてくれる料理人須藤剛氏がShoka:にて料理会を開催します。

温石 須藤剛 Shoka:

それぞれの席数が8席。

朝ごはん

昼ごはん

夕ご飯

三回のお席を設けます。

一人づつ料理と向き合えるようお席を用意することになっています。

席数に限りがありますので、早めにお申し込みください。

以下詳細

「新米のおもてなし」  温石 ※終了いたしました。

時折ふと耳をすますと、日頃気にも留めない事柄も美しいものとして浮かぶものです。日本料理はそのようなものではないでしょうか。

信州では新米の季節。無施肥で作られた新米と秋の恵みをお料理します。どうぞ耳を澄ましてお楽しみください。

日時 平成27年11月3日(火)文化の日

朝  9時〜   三千円 (残り一席)

昼  13時〜    五千円 満席となりました

夜        19時〜    七千円 満席となりました

ご予約方法

件名に「食事会予約」と書き込み、必要事項をご記入の上メールにてご予約ください。

・氏名(グループの方は参加者全員のお名前)

・ご住所 / 携帯番号 / メールアドレス / 車の台数

・ご希望のお食事(朝/昼/夜のうちのいずれか)

*料理の写真は夏に伺った時のものですので、季節が変わった今回のお食事とは違うものになります。

*Shoka:の展示期間中はお子様連れも大歓迎ですが、お食事に集中していただきたいことから大人のみの参加とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。また静寂が守れてお料理を味わえると判断された小学生以上のお子様でしたら参加できるのではないかと感じております。どうぞShoka:までご相談ください。

私たちもとても楽しみです。火曜日ですのでShoka:は定休日となっています。お食事会のみ開催でとても静かな時間を楽しめると思います。

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CALEND-OKINAWAへ記事をアップしました。

CALEND-OKINAWA151008

humoresque の魔法

CALEND-OKINAWAに記事を掲載しています。

humoresqueのお洋服の魅力について書いています。

ぜひ、読んでみてください。

humoresque の魔法

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on the beach

jurgenlehl-movie

東京都現代美術館で開催(7/18〜10/12)されている企画展のために制作された映像です。
是非見てみてくださいね。

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スケジュールを更新しました

Shoka: アンティーク Paris

Shoka:の2015年後半の企画展を更新しました。

11月前半からは10日間、暮らしの道具 未草 + 日本料理 温石 + イラストレーター 田所真理子の不巧の夫婦による、「森へ」を開催します。

未草の小林寛樹さんと奥さんの庸子さんの二人は素晴らしい感性の持ち主。彼らの手に懸かると、様々な素材が魂を得て生き返るように感じるのです。その二人と信仰を温めている長野県松本市で日本料理「温石」の料理人須藤剛さんと、奥さんでtadokoro ギャラリーの主、イラストレーターの田所真理子さんもまた、独特の世界観を持ち魅力的な活動をされています。その4人が「森へ」というタイトルで、彼らのライフスタイルの中の衣食住を発信します。

「温石」須藤剛さんによるの料理会も予定していますので詳細は改めて報告します。

 

12月にはShoka:オーナー田原あゆみが自分の足で回って、自分の目で見つけてきたヨーロッパ、主にパリのアンティークを紹介します。

「アンティークは誰かに見出され、愛されたからこそ受け継がれてきたものです。時間という篩にかけられて、残ってきたものには確かな魅力があるのです。そんなものを自分で見て回り集めてきました。ヨーロッパの銀製品や、手仕事を生かしたものたちには独特の雰囲気が詰まっていて、暮らしの中で使うと独特の景色が美しいと感じます。暮らしの中に、時間を超えたストーリーを迎えることも愉しいことだと感じます」

Shoka: アンティーク Paris

Parisのクリニャンクールで出会った、1789年フランス革命の年に描かれた一枚の絵画に出会ってから、私はParisのアンティークに心踊るようになりました。

時間という篩にかけられて残ったものたちは、その時代時代で誰かに見出され愛でられてきたものだと思います。

たった一枚のこの絵の中に、私は様々な物語を見たのです。そのほかにも銀の変わった趣のフォークをみつけてドキドキしました。あとで調べて分かったのですが、生牡蠣を食べるために作られたもので、佇まいがなんともいい。

暮らしの中にそんなものたちを迎えることで、日々を愉しみたい、そして旅好きな私の特性を生かしてみなさんに喜んでもらいたい。そう思ってこの企画展を決めました。

10月7日からParisへ入ろうと思っています。

またこのHPにて近況をお知らせしたいと思っています。

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