ミナ ペルホネンについての大切なお知らせ

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【これからの ミナ ペルホネン これからのものづくり】

5月に入り、ミナ ペルホネンの2021年の新作がShoka: に入荷いたしました。
春夏にぴったりな鮮やかな色合いの心弾むテキスタイルが並んでいます。
そしてこれがShoka: でミナ ペルホネンの新作に触れることができる最後の機会となります。
5月1日(土)〜6月27日(日)ミナ ペルホネンWEEKS
尚6月中にミナ ペルホネンPOP-UP SHOPのイベントも予定
期日が決定次第 Shoka:HP & Instagramにて告知いたします。

2011年の暮れにShoka: で初めてミナ ペルホネンのイベントをしてから約10年。大切に作られたものは人を笑顔にするということを間近に見ることができたのは、とてもしあわせな事でした。大量生産大量消費から、資源を大切にすることが本格的に見直されている時代の変わり目にきて、ミナ ペルホネンはよりタイトなものづくりへと、この数年をかけてシフトしてきました。受注をできるだけ絞り、高度な技術を持つ工場さんへの負荷を減らす事は長い目で見ると関係する産業界のみならず、次世代への大きなギフトとなる事でしょう。
5月から6月末にかけてShoka:のInstagramでは今までのミナ ペルホネンの思い出と、これからのものづくりやショップのあり方について発信しようと思っています。
沖縄で手に触れることができるこの機会にミナ ペルホネンの世界をどうぞ楽しんでくださいね。
Shoka: 田原あゆみ

会期:2021年5月1日(土)〜6月27日(日)ミナ ペルホネンWEEKS
時間:12:00〜17:00(会期中 火水定休日)
場所:Shoka: 沖縄市比屋根6-13-6

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企画展が終了いたしました。

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みなさん、こんにちは。
今日はカラッとした気持ちいい天気の1日でしたね。

「CALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICSが無事に終了いたしました。
ご来店くださった皆様、またインスタやHPをご覧くださった皆様に感謝申し上げます。

今年最初の企画展でドキドキでしたが、CALICOさんの鮮やかで美しい手仕事を通して、春のように明るい気持ちが湧き上がり、エネルギーをもらえたような気がします。

明日、明後日は定休日となります。
8日(木)からは常設のお洋服や器たちを並べて元気いっぱいオープンいたします!

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アジュラックの魅力

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透け感のある軽やかなカディから、しっかりとした太番手のカディまで、
季節に合わせて楽しめるCALICOのお洋服たち。

こちらのコートはゼロカウントという太番手のコットンをやわらかく織り上げた一枚。
南国沖縄の冬にはちょうど良く、スプリングコートとしてもおすすめです。

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内側のはアジュラックのプリント生地を贅沢に使用しています。

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ウエストベルトが女性らしいデザイン。
スタンドカラーなのでいろんなお洋服とも相性が良く、ストールともすっきり合わせていただけます。

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アジュラックはパキスタンやインド西部のカッチ地方などに伝わる、伝統的な染料を用いたイスラム的な文様の木版捺染の布です。

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3種類の版で構成されたプリント模様。
細かい柄が布いっぱいに広がると単調で窮屈な印象になりますが、
染料の擦れや濃淡が文様に動きを与え、広がりのある空間を作り出しています。

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またこの生地は、版のサンプルとして押してもらっている生地の様子がとても面白かったことから生まれた、CALICOオリジナルのデザインです。

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着てみて分かるその美しいシルエットは、ウエストの切り返しやタックの入り方など、余分なものを削ぎ落とした洗礼されたデザインから生まれるのでしょう。

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もうすっかり初夏のような暖かさの沖縄ですが、
このコートを羽織れる季節が待ち遠しくなってしまいました。

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ナチュラルなお色味の他に、こちらの美しいインディゴもございます。

裏地はもちろんアジュラク。
伝統的な文様が現代に溶け込んだ美しい大人のコートです。

ゆらぎのある糸の表情にもうっとりしてしまいます。
経年変化も楽しみですね。

「CALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS」は、いよいよ明日4日(日)までです。

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カディのストールたち

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いくつ持っていても欲しくなってしまうストール。
お洋服とアクセサリーの要素を兼ね揃えているので、ついつい集めてしまいますよね。

これからの季節には日よけやエアコンの中での冷え対策として、ストールやショールが欠かせません。

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極細の手紡ぎの糸で織られた薄手のカディ。
空気を纏うようにふんわりと軽やか。

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羽のような透け感が上品で、肌触りもするすると滑らか。
シンプルなチェック模様は、透け感があるからこそ生まれる色の重なりがとても綺麗です。

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両端に愛らしいポンポンがついたストール。
元気が出るビタミンカラーは、コーディネートのアクセントにもなりますね。

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手紡ぎ手織りでしか表現できない、優しくてエアリーな質感。
一度触れてしまうとその肌触りに魅了され、ずっと身につけていたくなるほど心地いのです。

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黒とピンクのコントラストが効いた、大人のコーディネート。
合わせているのはジャムダニのストール。

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CALICOの春夏の生地では代表的なものとなっているジャムダニ。
その美しい文様は、ひとつひとつの織り目を数え、一目一目針を使って織り込んでいます。

いわゆるジャガード織りのようなパンチカードを使った機械織りではなく、すべて人の手によって織られているということに驚きを隠せません。

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ベースの縦糸とは異なる太さの糸が、きっちりと正確に織り込まれています。
透けた時に見える折り目がなんとも美しいです。

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ひとつの生地を織り上げるまでのしっかりとした設計図と、それをかたちにする高度な技術。そこにその土地の風土や景色を織り込んだおおらかなデザインが加わることで、まるで芸術作品のような生地に仕上がります。

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こんなストールを纏うなんて、なんて贅沢なことでしょう。

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合わせているキュロットパンツは、他にも色鮮やかなものがございます。
「CALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS」は4月4日(日)までです。

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ひと針ひと針に祈りを込めて

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「CALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS」
早いものでイベントも後半にさしかかりました。
まだまだ素敵なお洋服たちが並んでいますよ。

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クラシカルな雰囲気のドレスは、makuより。
藍染の気品の中に、女性らしい可憐さも感じます。

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シボ感のある生地かと思えば、ひと針ひと針ハンドステッチが施された贅沢な一枚。
日本の刺し子のようなこの生地は、“カンタ”というベンガル地方で行われてきた伝統的な刺繍です。もともとは、使い古した布を重ね合わせ、補強を兼ねた刺繍を施した後、赤ちゃんを包むおくるみやラグマットとして、再利用するためのものでした。

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お母さんが若い頃に着ていたドレスが、赤ちゃんのおくるみへ。

手を加えることて、また新しい命が吹き込まれる。
工夫しながら大切に使うことで、そのものの価値に深みが増し、記憶として家族に中でいつまでも受け継がれていきます。

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ボタンもひとつずつ異なる表情のものが並び、ちゃめっけたぷりなデザインです。

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可愛らしい動物のチャームも付いています。
尻尾の三つ編みがなんともチャーミング!

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裏地は鮮やかなブルーが効いていて、足さばきでちらちらと見えるところも憎いデザインですね。

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手刺繍のものは他にもバッグやクッションカバーもございます。

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こちらの立体的な刺繍のバッグもカンタのひとつ。

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並み縫いを前面に施すことで、生地が引き寄せられて波打ち、それが模様となります。
CALICOがLIVING BLUEと共同で制作した美しい手仕事のバッグです。

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内ポケットには作者のサインでしょうか。
愛らしい刺繍が入っています。

布なので折りたたんでご旅行先でのサブバックとしても重宝しそうです。

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「CALICO:the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS」は4月4日(日)までです。

※LIVING BLUE(リビングブルー)は、国際NGO CAREの支援によって設立されたソーシャルベンチャー。CAREの他、バングラデシュ北部、ラングプール周辺の村の女性たちが、出資者・ステークホルダーとなり運営している。

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