<photo by muska>
muskaのエレメントの1つであるincir(無花果)のシリーズのリング。
muskaのジュエリーたちは水・dance・月など自然を構成するエレメントからインスピレーションを受けて生まれてくる。その中の1つincirはトルコ語で無花果という意味。
なるほど見ていると無花果の実の形をしている。18kのリングを指にはめた時の表部分には佑香さんが中世の占いにインスパイヤされたという象徴的な紋様が彫られているのだそうだ。
その上に強度の強い糸を巻いて仕上げられている。muskaのジュエリーはどこかお守りのような要素を確かに感じる。リングは肌に触れて摩擦をうける機会が多いため糸の強度にはこだわっているが、その糸がいつかほころびた時にその下にある紋様に触れることができるという。約束された言葉のような、糸が解けた時に新しい世界が生まれるようなそんな二つの物語が感じられるリング。
muskaの企画展は6月1日(金)から始まる。