サロンのある景色

                        

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よいしょよいしょと、思いストーブを運ぶ二人。サロンを履いていても力仕事はできるのです。

13日(金)から始まる「安藤明子の衣生活展」

明子さんのサロンはきちっと着れると、腰が布に支えられる感じが気持ちがいいので、こうなんていうのか動きたくなります。この感覚はきっと何度かしっかりと着タコとのある方は体感している感覚だと思います。

2年前に開催した時のタイトルは「安藤明子のサロン展 はたらきものの衣服」。

こうぐっと体の中心が定まると、活動的な力がムクムクと湧き上がってくるものです。私はサロンを着た日は片付け仕事がはかどる、ということを発見しました。

この日は、Shoka:のスタッフは全員サロンを履いて、一仕事。

Shoka: サロン

鮮やかな色同士の組み合わせは、スカートがやっぱり可愛い。サロンもスカートの一つです。

Shoka: スタッフ

まきちゃんが首に巻いているのは、下ばきとして作られた木綿のサロン。二重にしてくるくると首に巻いても可愛いのです。ストールやサロンをこうして巻くと、首筋の冷えや、日よけにもなって便利なのです。

嬉しそうに目をキラキラさせてるこの様子、その先には?

Shoka: スタッフ

サロンを巻いたウエストから腰のあたりに出ている綺麗な色は、まきちゃんが首に巻いていたサロンの下ばき。ガーゼを熱くしたようなさらっとした木綿なので、汗を吸い取ってくれるので、着物の長襦袢の役割のような存在です。下ばきサロンを着ることで、サロンの上履きの布の洗濯回数は減るので、布の風合いが長持ちするのです。

それから色の重ねが楽しくて、布が好きな人にはたまらないのです。

Shoka: サロン

昨日今日のように冷える日は、タイツを重ねたり、中ばきに暖かい布が使われたものを重ねたり、可愛くて暖かなロングソックスをはいて。汗ばむ日には木綿や麻の涼しい素材を。

この日は暖かな春を感じさせる一日でした。

Shoka: スタッフ

手をつないでみて、という私にはにかんだ3人娘。

毎日毎日感じるけれど、時間はあっという間に進んで行く。振り返ると今日の朝のこともすでに思い出の中。全部を覚えていなくてもいいから、ああ、笑ったなあ、とか、なんか楽しかったなあ、と微笑むような思い出が多いといいな。

何かを乗り越えたり、決断する時の燃料となるように。みんなの笑顔を見ていて、そんなことを考えながら。

さあ、企画展準備に入るので、今日から慌ただしくなるShoka:。皆さん13日(金)は安藤明子さんも在廊します。どうぞお楽しみに。

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