いよいよ本日からガベ展が始まります。心がはこっとするような、柄と色そしてその感触。
ふみふみして、ゴロンとしたくなるおおらかなガベたち。
シルクで織られた複雑な柄で有名なペルシャ絨毯の業界からは数十年前まで、ガベのことを当時は「ギャベッジ=ゴミ」と呼んでいたのだそう。
遊牧民たちが家族のために織っていたおおらかな柄や素朴さを笑ったのでしょう。
それが今では逆に世界中から愛されるものになったのです。1日の寒暖差が30度はある、砂漠地帯の羊毛は暑いと放熱して、寒い時には保温してくれます。 そして汚れに強い。
手紡ぎ草木染めの風合いや、なんとも言えないふくふくとしたその感触、そのおおらかな柄や色を愛する人は多いのです。
35年前に日本に初めてガベを紹介した小野善平さんのセレクトは今回で最後となります。とても感慨深い展示です。みなさんどうぞかわいい愛しいガベたちを見にいらしてください。
25日はガベをセレクトした小野善平さんも在廊します。
35年間この仕事をしてきた小野さんの「僕とガベ」というタイトルでお話会も開催。
誰でも参加できますのでどうぞご自由にいらしてください。
本当に可愛らしく愛おしい気持ちになるおおらかなガベたち。
ワクワクフミフミしてお待ちしていますね。