様々な表情を見せる色たち

                        

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昨日の午前中はみんなで手分けをして撮影会。

台風が熱帯低気圧になったので、雨が降る外を見ながら。

白バックにしたら簡単に取れると思っていた私は、被写体の色によって色の出方が全く変わってしまうので後半はずっと本物の色とその本体の持っているニュアンス、その時間の光と質感を捉えるために集中していました。

ものの色は光によって全く違うものに見えるのはきっとみなさん気づいていることと思います。朝の光の中で見る色の鮮明さ。

曇天の薄暗い光の中で現れる思いもしなかった隠れた色合い。

白熱灯の下では温かい黄色を帯びた色に、蛍光灯の下ではブルーが加わります。

外の日差しの下でみる色と、ほんのりグリーンが入ったガラス越しの自然光でみる色も違うのです。Shoka:では撮影をするときに人工照明を消して、自然光で撮影するようにしていますが、その時間帯によって自然光も変化するのです。朝撮影したものと、午後に撮影したもの、晴れた日、曇った日、雨の日、どれも出てくる色が違うのです。

私たちもできるだけ自然の色合いを出そうと努力していますが、本当の色を捉えるのはとても難易度が高いものです。ある意味どれもその本体の持っている表情のひとつだから。

みなさんが開くPCやスマートフォンのインターネットのブラウザや、パソコン画面の明るさ、画像の色設定によっても変化する色。

できるだけ、写真と言葉でその本質に近づくよう、コミュニケーションで埋められたらと感じています。皆様も聞きたいことがあったら、どんどんご質問くださいね。

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同じ時間帯、同じ光の条件で撮影しても黒を白バックで撮影すると、後ろの白が飛んでくっきりと黒が浮かび上がります。

白バックで、薄い色を撮影すると後ろの白が暗く落ちてしまって全体がアンニュイな感じになるのです。写真撮影の技術精進あるのみ。

今日の沖縄は雨が落ちてきそうな明るい曇り空。

楽しい1日になりますように。

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