接客と心地のよい距離

                        

Shoka: あゆみ

人との間に、心地のいい距離を探して見つけることはとても大事なことだと思います。

相性や、出会ったタイミングや回数、性別や色々な要素の中で、私たちは互いの心地の良いところを常に探っているのではないでしょうか。

今日ある方にとても大切なメッセージをいただきました。「Shoka:さんで静かにものを見たいと思っていても、説明が始まるとそれができない。だから足が遠のいているという人を何人か知っているのよ。私はこうして言えるタイプなんだけどね」と。

なんてありがたい方なんだろう、私は嬉しくて、感謝でいっぱいです。人は自分の姿を客観的に見ることがなかなかできません。愛と信頼を持って伝えてくださる方のおかげで、成長できるのです。

いいものを知ると、そのことを知って欲しくてついつい解説がしたくなるのです。一方的な説明は押し付けを感じてしまいますし、なんだか居心地が悪くなってしまうことも多々ありますよね。私も実は一方的なアプローチは苦手です。なので、そんな接客にあうと、「何かあったら声をかけますので、静かに見せていただけますか?」と言ったこともあるくらいです。

だからといって、入店しても上の空でちっとも気を配ってくれないのも寂しいものです。その中間の心地よさ、やっぱり「こんにちは。何か気になるものがあったらお声をかけてくださいね」とお声をかけて、その人が味わう時間を邪魔しない。それってとても大切だとひしひしと感じております。

豊かな時間を過ごせるようにこれからもみんなで精進いたします。今までに同じような体験をされた方、居心地を悪くしてしまってごめんなさいね。心地のいい距離を学ぶステップだったと思いどうぞ御許しくださいませ。今日から、また初心に戻ってより心地のいい空間を作っていきますね。どうぞ検査しにいらしてくださいませ。

また他にもお気付きの点がありましたら、いつでも店主あゆみまでお知らせくださいますようお願いいたします。

感謝を込めて。

店主

 

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