ミナ ペルホネン

鏡の前に立つのって楽しい事だと思いませんか?

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Shoka:

赤木明登さんの漆展にはたくさんの方に来て頂いたことありがとうございました。

人から人へ手渡せるものの深さが果てしない事を、漆文化の背景に流れる九千年の歴史と、そこに関わってきた多くの人々の存在、手渡してきた技と精神に畏敬を感じました。

私は昨夜、無事石垣島から本島に戻ってきました。そして今日から東京出張、8日からニューヨークへ行きます。すべての事が一ミリも狂わずパズルのようにはまってゆくような感覚を味わっています。

様々な感情を味わっています。陰も光もお互いの向くべき方向へびしっと力強い圧を心に押し付けてきます。大きな穴の端っこで浅い呼吸をひりひりと続けているような感覚もあるし、深く大きな喜びに包まれているような感覚も波のように押し寄せてきます。

今私はきっと生涯忘れられないだろう体験の中にいます。

たくさんの方から、メッセージをいただきましたこと感謝で一杯です。ありがとうございます。

落ち着いたら返信してゆきますね。

Shoka:は今日明日と展示会の片付けと定休日でお休みとなっています。

8日(水曜日)から通常営業です。ただしこの日にスタッフが東京から戻るので、開店が13:30頃になる予定です。次の旅とステージの息吹を全身で感じながら。

 

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遠心力

赤木明登

ずっと黒い漆器の色を好んで使ってきた。

今回の新しい奥羽シリーズのこの赤にとても惹かれる。

深い赤。濃すぎず、軽すぎず。

血潮を感じさせるけれども、品がいい。

いろいろな料理を、温かく受け入れてくれそうな温もりもある。

見ていると吸い込まれて、そして器からも何かが還ってくる。そんな不思議な味わいがある。

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赤木明登 漆展

赤木明登

百日膳

いよいよ今日から赤木明登さんの漆展が始まります。

しっとりとした漆の肌、艶と光。

 

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企画展を開催する時に愉しみなのは、最終的に自分が何に惹かれるのか、という事。

最初に目を引く物と、後からじわじわと良さが滲み出てくる物がある。

全く気になっていなかった物が、思いがけず魅力を発揮して手元に残る事は多々ある。

10日間かけて、しっかり漆器を味わいたいと思います。

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奥羽の赤

赤木明登

この漆器の持つ力は一体なんなのでしょうか。

静かな吸引力を感じています。

言葉が見つかりません。

赤木明登さんの漆展は、いよいよ明日から。

私は今から心を清めるため、みそぎにいってきます。

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