輪島から届いた赤木明登さんの漆器たち。
2012年の3月にShoka:で初めての赤木さんの個展を開催した時の事を思い出しながら、ひとつひとつの器を見つめて、どの場所に置いたらしっくりと来るのか、感覚に耳をそばだてながら展示をしています。
それにしても漆器の輝きの深さよ。
真珠の光沢に似て、しっとりと柔らかく、光の粒のひとつひとつが七色に光ってそれが集まって白く輝いている。
なんて上品で、気高い光なのだろう。
桃の形をした鉢に、李朝の形を写した匙。
木地匙の名前は、豆掬。
赤い器はこの次に。