今年,私に贈った贈り物6 「南半球のクリスマス」

Shoka:

昨日のこと、南半球のクリスマスは夏。

私はインドネシアのバリ島へ。

今朝はスミニャックからクタまでビーチを歩く。

デンパサール空港からスミニャックまで途切れることがなく続く様々な店舗の数に圧倒された。

夜に到着したこの島に漂うクローブの香りとバリの花の匂いを胸いっぱいに吸い込みました。滞在している知人の家の立つ敷地は広く、様々な南洋の花が咲き乱れ、マンゴーやカシューナッツの実が鈴生りになっていて、ゆったりとした豊かさが満ちている。

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これはカシューナッツの実。

赤い実の先に着いた鳥のくちばしのような部分が実の部分。一つの実に一つずつしか入っていないなんてすごく不思議な、貴重な実。

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可愛らしい丸い花。

ぽんぽんぽんと小さな黄色い花弁が集まって、一つのまあるいお花が出来上がっている。実はどんな形なのかしら?

食べられるといいな。

今年最後の自分への贈り物は人の縁がくれたプレゼント。

友人の追悼と、友人の友人家族と過ごすのがその目的です。人のもたらす縁は自分の小さな行動範囲を大きく変えるのですね。

私はバリに来ていますが、Shoka:は28日まで営業しています。

 

 

 

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今年、私に贈った贈り物 5

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旅と、友人たちと過ごす時間。

今年は友人たちと過ごす時間が多い年だった。

飛行機に何回乗ったことだろう?

台湾

東京 何度も

石垣 何度も

与那国

京都

多治見

松本

ニューヨーク

そのどこへ行くときにも、人に会うのが目的だった。

どこへ行っても友人たちがいて、一緒にご飯をいただいた。

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イチジクとゴルゴンゾーラとクルミ

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ニンジンシリシリーと、豆腐とクルミのペースト。

宗像堂の幸せなパン。

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桃とカマンベールとマスタードオリーブオイルがけ。

家族と一緒にいただくご飯。

Shoka:の仲間たちといただくご飯。

友人たちと一緒にいただくご飯。

旅のご飯。

家でのご飯。

飛行機でいただくご飯。

そこに親しい誰かがいる。とても幸せなことだ。

豊かさの大部分は、そんな時間の中にあるのだと思う。

そんな時間を自分にたくさん贈ることができたこの一年は、とてもとてもいい一年だった。

そして今年自分へ贈る最後の旅は、2014年一番共に過ごした友人と一緒にインドネシアへ。

行ってきます。

 

 

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23日(火)は定休日です

turtle forest

turtle forestの揺れるネックレス。

半透明のカルセドニーという貴石のビーズを使っています。

自分の欲しいものが旅立って行ったので、このネックレスにしようかなとためつすがめつ見ています。

Shoka:は今日は定休日。

通販のお問い合わせなどメールをいただいていますが、明日以降担当者がお返事いたしますので今しばらくお待ちくださいね。

年末で走り回っていますが、心踊るのは今日は待ち人来るの日だから。

楽しい一日を!

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有緣千里来相逢 巡時茶會

Shoka:

昨日開催した「巡時茶會」

この一年を振り返って、今この時の中に過去と未来が重なるような茶會になるよう名付けました。

一年という一つの周期を見ると、ある人は喜びに満ち溢れた年、またある人にとっては別れと胸の痛みが感覚の淵に常在したような一年、誰かにとっては始まりの年で、ある人にとっては停滞した一年であったかもしれない。

人によってその時の状態は異なるけれど、皆で茶を酌み交わし、胸を開いて語り合えば、集った人のすべての状態が一つになって、いつかの自分の姿をそれぞれの中に垣間見る。

共感しあうことで、様々な人生の景色が重なってゆく。

Shoka:

茶人の谷口ひろみさんの入れるお茶は、おおらかで優しく茶杯のように参加する人々をそっと受け止める。

彼女と旦那様の息のあった心地よい空気感が、くつろぎの場を包んでいるのを感じながらいただくお茶の香ばしさ。ほのかに広がる歯の甘み。

開きかけた菊の花の蕾のお茶は、身体の中に清涼な筋が通ったような気がした。

Shoka:

閉じていた蕾がゆっくりと花開いてゆく。

私たちの口もゆっくりと広がって、楽しい語りとお茶の滋味に舌鼓を打つ。

Shoka:

お茶のある景色のうつくしいこと。

一杯ごとにお花を浮かべて。

ひろみさんの所作がとても綺麗で、じっと見とれてしまう。

Shoka:

有緣千里来相逢

無縁対面不相逢

そのお茶会に合わせて、ひろみさんがみんなに教えてくださった中国の言葉。

「縁のある人は、どんなに離れていても出会うものだ。

縁のない人は、対面しても会うことはない」

今回のお茶会で出会う人々の縁を「茶縁」と呼ぶのだそう。

年末年始、家庭や友人たちとお茶をいただきながら、普段当たり前だと思っている縁の深さを改めて味わってみたい。

Shoka:

お店が終わった後、私たちが茶會を楽しめるようShoka:を切り盛りしたチームにもひろみさんがお茶を淹れてくれました。

Shoka:

あや 感嘆!

麻紀 うっとり

由桂 きらきら

*Shoka:は年内28日5時までの営業となります。明日23日は店休日です*

 

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Make a wish!

Shoka:

18日はShoka:のみんなで忘年会を開催しました。みんなで行くことが念願だった元スタッフの料理人関根麻子さんが運営する「胃袋」へ。

美味しい料理に舌鼓を打っていたら、思い出したことがありました。

12月生まれの二人のために、私はケーキをRoguiiのミカちゃんへ注文していたのでした。「2人の誕生月だから、そのお祝いと、2014年Shoka:楽しかったね、という感じのケーキをお願いします」と。

それを受け取るのをすっかり忘れていたということを思い出したのでした・・・

箸を置いて、突然叫んだ私にみんなは目がぱちくり。

サプライズのケーキを忘れて、一番驚いたのは自分自身でした。

なので翌日と翌々日に分けてShoka:にて誕生祝い。

Shoka:

1番目の写真はむっちゃんのお祝い。

今年可愛い女の子に恵まれたむっちゃん。ママになって素敵な笑顔。

ウオンバットたちや、ミナ ペルホネンのちょうちょ、Shoka:のシンボルのタツノオトシゴもいて、なんて素敵なお祝いのケーキ!

Shoka:

こちらはその翌日麻紀ちゃんのお祝い。お休みだったので、来れなかった麻紀ちゃんのために半分取っておいたケーキにデコレーション。

「Make a wish!」と言ったら一瞬目をつむって、ふ〜っとろうそくの火を吹き消した麻紀ちゃんの願いが叶いますように。

Shoka:

 

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