春の東京で垣間見た季節

ARTS&SCIENCE  Shoka:

企画展開催中の慌ただしい中で重なってしまった東京出張。

この時期には今年の秋冬ものの展示会が重なるのです。先週までは冬のような寒の戻りで寒くて凍えていたのに、ここ東京の今日は暖かくてびっくり。

街を歩いていたら、コットンのジャケットさえも脱ぎたくなるような陽気でした。いつも楽しみにしているのが、会場に飾ってある花たち。季節感も感じられる上に、色の取り合わせや、花の雰囲気がまさにそのブランドのシーズンのコンセプトを表現しているように見えるのです。

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朝の4時半に起きて、飛行機に乗り、電車に乗って目的地へまっしぐらの出張の時には外を散歩して季節を感じるような時間はないけれど、この展示会場の花たちがその季節を知らせてくれます。

今日私が垣間見たものは、今年の秋冬のコレクション。春の花たちの取り合わせなのに、クラッシックで落ち着いているように感じたのは、会場の雰囲気もそこに集う人々も、コレクションも、全部が一つの絵のようにしっくりと収まっていたからなのでしょう。

そのブランドに芯があるからできた景色なのだと思うのです。

今日1日を振り返りながら、気持ちの良い眠気が忍び寄ってきました。目が少しずつ細くなってきて、もうすぐとじ用としています。

おやすみなさい。

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可愛い人たち-4

安藤明子 Shoka:

13日(金)の夜に安藤明子さんのお話会をしたときの一コマ。お話の間に要望があって、いまひとつしっくり着ることができないという方に着付けをしてくれました。

丸いメガネや髪型と、明子さんのもつ独特の雰囲気が、本当に魅力的で会場の皆さんはメロメロになっていましたね。

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サロンをうまく着るコツは、布で腰を支えるようにきゅっときつめに巻きつけることです。皆さんうまく着れていますか?

私もスタッフもミナ ペルホネン着付け指導ができるので、いつでもいらしてくださいね。

会が終わった後もわきあいあいと、みんなで着付けをしたり、好きなものを選んだり。

Shoka: サロン

来週が予定日だという可愛い彼女に明子さんが、妊婦さん用の着付けをしてくれました。布でお腹や腰を持ち上げるように専用の着付けをすると、本当に楽になるのです。なんだかとても可愛らしくて、見ていて心が和みます。

Shoka: サロン

それを見つめるみんなの優しい視線と笑顔。

皆さんとてもかわいくて素敵です。お話会の後は余韻もあるし、みんなもっともっと一緒にいたいですよね。本当にもっと一緒にいたいよね・・・

 

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可愛いひとたち-3(会期中なので火曜日も開いています)

Shoka: サロン

声も立ち居振る舞いも可愛いShoka:のご近所さん。

彼女の笑顔にはいつも癒されます。

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女子力アップのピンク色を挿し色にして、可愛くサロンを着こなしています。

 

ミナ ペルホネンの刺繍の入ったテキスタイルの柄はなんに見えますか?

最初に見たとき私はプードルに、彼女はコウモリに見えたのです。よく見ると本当の姿が見えてきて、なるほど、と。遊び心が楽しい柄なのです。

Shoka:は普段今日日が定休日ですが、今日は企画展開催中のためオープンしています。私も1日着付けをしていますよ。

遊びに来てくださいね。

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可愛い人たち-2

Shoka: サロン

2013年に開催された「安藤明子 はたらきものの衣服展」の時のミナ ペルホネンとのコラボサロンをはいている彼女は、独特のリズムと、しっかり者のようなけれど天然さが可愛いひと。

よく着こなしている様子が伝わってきて、今回はこのサロンとは雰囲気の違うふんわりとした白い木綿の生成り色のサロンをしつらえました。

着る物を楽しむことって、健やかな感じが私はします。取っ替え引っ替えではなくて、自分のスタイルを持つ、探す、その中で遊びを愉しむ。

明子さんのサロンたちは、ものの多い現代の中で、それでもものを作るならどんなものを作ればいいかを自分の暮らしの中から考え、感じながら考案されたものです。

どんどん着て、布がクタクタになるまで楽しんでくれると嬉しいです。

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可愛い人たち-1

Shoka: サロン

フランスのアンティークの子供用のブラウスを元にして作られたブラウス。

もちろん大人のためのもの。袖丈や、肩周りなど華奢で可愛い彼女のぴったりで、思わず歓声が上がったほど。私自身は日本では大柄な方に入るので、肩のなだらかなラインや、小柄で華奢な肩のお洋服のコーディネートはとても好きです。

普段私が着たくても着ることのできないものを誰かに着てもらって、自分が着るのとは眺めるのは違う楽しみがあるのです。

肌触りのいいコットンは肌にまとわりつかなくてさらっとしている。

サロンは着れていますか?と言うと、恥ずかしそうに「なかなか綺麗に着れなくて」、と。何度でもなんどでも着付け指導の特訓をします、と。笑いながら。

タンスにしまっている方や、着ているけれどいまひとつ自信がない方も、自信満々だけどちょっとずれてしまっている人もいますからね(昔の私)。気兼ねなくShoka:までどうぞ。汗をかきかき和気あいあいの、着付け会毎日開催中ですよ。

 

 

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