東京日和

                        

田原あゆみ Shoka:

東京の冬の晴れた日の空。雲ひとつなく澄み渡っている。

こんな吸い込まれるような青い空の日は、きっと富士山も見えるんだろうな。そう思いながら散歩をしたけれど、その景色には出会えなかった。

だけどきっとどこかにそんな景色があることが嬉しい一日だった。

田原あゆみ Shoka:

こんな日は影も楽しげだ。

東京へ出張に出かけていたのは、16日から5日間。その間に、お天気が崩れて刺すような寒い2日間があった。

朝歩いていると、ぱらぱらと音がして白い氷のくずたちが空から降ってきた。「霰だ」と友人。私は、あられというのはもう少し硬くて大きなものだと思っていたけれど、小さな粒をよく見てみたら確かに米菓子の「あられ」に似ている。

かわいいな、でも本当に寒いな。頭皮に針が刺さるような冷たさは、痛いといってもいいくらい。

日本では、みぞれ・雹・粉雪・ぼた雪・雨、いろんな水が空から落ちてくる。きっともっとたくさんの名前が付いていることだろう。見て、観察して、名付ける。

冷たい霰に心を寄せて、身体は暖かいところに置いて。そう、カフェでコーヒーを飲みながら沖縄では見ることのできない、霰が降るのをしばらく見ていた。

静かで冷たい東京のある一日。

今は15℃の沖縄に身を置いて、それでも寒いな、と。寒さにもいろいろあるのですね。しばらくブログを怠けていたので、今日はがんばるぞ〜。

スケジュールもきっとアップしますとも!

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