美しい時間

Shoka: 未草

11月6日から始まる「未草 + 温石 + 田所真理子 森へ」に向けて、カレンド沖縄への記事を書いています。

未草さんの小林夫婦と、温石の須藤さんと田所真理子さん夫婦は深く繋がった友人同士。私から見ていると、未来の暮らしのモデルを作る人の一人なのではないだろうか、と感じています。

一人で生きる、から誰かと一緒に土地や地元と繋がって生きる暮らし。独りよがりの美意識至上主義ではなくて、人々や自然と共感する暮らし。

人の顔色を見て暮らすのではなくて、自分の感覚を中心に置いてちゃんとコミュニケーションをとる暮らし。

そこを目指して無策するこの二組の夫婦がとても好きです。

田所真理子 Shoka:

Shoka:のトレードマークのタツノオトシゴを書いた田所真理子さんの仕事場の机の上。

「働き者で、チャーミングでユニークな女性のタツノオトシゴを描いてください」という私のオーダーで、素敵なイラストを描いてくれました。

何年経っても好きなタッちゃん。

今度の展示会は、彫刻・エプロン・作業用エプロン・布バッグ・テーブル・tadokorogaroのポストカード・温石のオリジナル商品・田所真理子のイラストなど、今までにないような雰囲気になります。

そろそろ皆さんの元へ素敵なメッセージが届く予定です。どうぞ楽しみにしていてくださいね。

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未草+温石+田所真理子

「森へ」

長野の信州に拠点を置く二つの家族の暮らしは、本当においしいもの、本当に美しいと感じるもの、暮らしたい場所、住まい方、衣食住とそれが在るところのどれも大事にしています。彼らのの暮らしの中から生まれた、彫刻や布もの、イラストの原画、田所画廊のオリジナル、そして一口ごとに手を合わせたくなるようなお料理を作る料理人須藤剛氏のお料理もShoka:にやってきます。いったいどんな空間になるのか今からとても楽しみです。

未草 小林寛樹 小林庸子
イラストレーター 田所ギャラリー  田所真理子
温石 須藤剛
11月6日(金)〜11月15日(日)

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火曜日は定休日です

Shoka:今日は火曜日。

Shoka:は定休日となっています。

私は東京出張の最終日。秋の空気はからっとしていて快晴。

気持ちの良い風を感じながら下町を歩いています。昨夜はステキな人たちと美味しいお料理をいただきました。

身体中にその楽しさが巡っています。もっと早足で歩いてカロリーは消費しなくちゃ。楽しかった時間は発酵促進。

 

皆様もステキな1日をお過ごしくださいね。

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様々な表情を見せる色たち

ARTS&SCIENCE Shoka: 通販

昨日の午前中はみんなで手分けをして撮影会。

台風が熱帯低気圧になったので、雨が降る外を見ながら。

白バックにしたら簡単に取れると思っていた私は、被写体の色によって色の出方が全く変わってしまうので後半はずっと本物の色とその本体の持っているニュアンス、その時間の光と質感を捉えるために集中していました。

ものの色は光によって全く違うものに見えるのはきっとみなさん気づいていることと思います。朝の光の中で見る色の鮮明さ。

曇天の薄暗い光の中で現れる思いもしなかった隠れた色合い。

白熱灯の下では温かい黄色を帯びた色に、蛍光灯の下ではブルーが加わります。

外の日差しの下でみる色と、ほんのりグリーンが入ったガラス越しの自然光でみる色も違うのです。Shoka:では撮影をするときに人工照明を消して、自然光で撮影するようにしていますが、その時間帯によって自然光も変化するのです。朝撮影したものと、午後に撮影したもの、晴れた日、曇った日、雨の日、どれも出てくる色が違うのです。

私たちもできるだけ自然の色合いを出そうと努力していますが、本当の色を捉えるのはとても難易度が高いものです。ある意味どれもその本体の持っている表情のひとつだから。

みなさんが開くPCやスマートフォンのインターネットのブラウザや、パソコン画面の明るさ、画像の色設定によっても変化する色。

できるだけ、写真と言葉でその本質に近づくよう、コミュニケーションで埋められたらと感じています。皆様も聞きたいことがあったら、どんどんご質問くださいね。

ARTS&SCIENCE Shoka: 通販

同じ時間帯、同じ光の条件で撮影しても黒を白バックで撮影すると、後ろの白が飛んでくっきりと黒が浮かび上がります。

白バックで、薄い色を撮影すると後ろの白が暗く落ちてしまって全体がアンニュイな感じになるのです。写真撮影の技術精進あるのみ。

今日の沖縄は雨が落ちてきそうな明るい曇り空。

楽しい1日になりますように。

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松本の温石 須藤剛氏の食事会のお知らせ

温石 須藤剛 Shaoka:

温石 須藤剛 Shaoka:

長野県松本市にある、「温石」。

料理人の須藤剛氏の食事が好きだ。料理が出てくるたびに、目を閉じて深呼吸。五感を澄ましてから目を開ける。

「いただきます」と手を合わせたくなるその佇まい。

香り、色、しつらえ、それを感じて箸で口に料理を運ぶ。

「ああ・・・」

一皿を箸で綺麗にさらった後、「ごちそうさま」と手を合わす。

次の皿でも同じことを繰り返す。

 

須藤氏の料理は、その土地の旬の素材の風味や味わいを極力そのまま生かす料理。季節や野菜や、素材にありがたいと手を合わせたく料理なのだ。

11月6日から始まる「未草+温石+田所真理子企画展 『森へ』」の開催に合わせて、様々な意味で、和食の奥の深さを感じさせてくれる料理人須藤剛氏がShoka:にて料理会を開催します。

温石 須藤剛 Shoka:

それぞれの席数が8席。

朝ごはん

昼ごはん

夕ご飯

三回のお席を設けます。

一人づつ料理と向き合えるようお席を用意することになっています。

席数に限りがありますので、早めにお申し込みください。

以下詳細

「新米のおもてなし」  温石 ※終了いたしました。

時折ふと耳をすますと、日頃気にも留めない事柄も美しいものとして浮かぶものです。日本料理はそのようなものではないでしょうか。

信州では新米の季節。無施肥で作られた新米と秋の恵みをお料理します。どうぞ耳を澄ましてお楽しみください。

日時 平成27年11月3日(火)文化の日

朝  9時〜   三千円 (残り一席)

昼  13時〜    五千円 満席となりました

夜        19時〜    七千円 満席となりました

ご予約方法

件名に「食事会予約」と書き込み、必要事項をご記入の上メールにてご予約ください。

・氏名(グループの方は参加者全員のお名前)

・ご住所 / 携帯番号 / メールアドレス / 車の台数

・ご希望のお食事(朝/昼/夜のうちのいずれか)

*料理の写真は夏に伺った時のものですので、季節が変わった今回のお食事とは違うものになります。

*Shoka:の展示期間中はお子様連れも大歓迎ですが、お食事に集中していただきたいことから大人のみの参加とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。また静寂が守れてお料理を味わえると判断された小学生以上のお子様でしたら参加できるのではないかと感じております。どうぞShoka:までご相談ください。

私たちもとても楽しみです。火曜日ですのでShoka:は定休日となっています。お食事会のみ開催でとても静かな時間を楽しめると思います。

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Parisの街角で出会ったもの

Shoka: Paris

フランスを旅して感じるのは、人から聞いていた情報があてにならないということ。

特に、Parisの人は高飛車だとか、愛想がない、謝らないよ、というのは全くもって違った。お店の人々は一見気難しそうに見える。愛想笑いをしないから。

けれど、こちらが「あなたの仕事を拝見させてください」という気持ちをもって、ボンジュールムッシュー・ボンジュールマダム、と笑顔で目を見て挨拶をすると、とても嬉しそうに絵がをを向けてくれる。

商品のことを聞いてみると、すごい勢いで情熱的に解説してくれる。お店の人も、お客も対等な人としてのコミュニケーションが基本にあることを感じた。

Shoka: Paris

今回いろんなものを見て回って面白かったのが、古い書物の中に入っている版画の挿絵をフランス人はとても愛していて、収集しているということ。

16~18世紀のものは手で版画されていて、色も面白く現代の印刷よりもずっと深い味わいがあるのです。それを収集するのはまさしくフレンチだとこのお店の人たちは誇りをもって語っていました。

私はなかなか絵を壁に飾りたいとは思わない口なのですが、今回巡り合ったものの中には、これだったら額装して飾りたい、見つめていたいと思うものに出会えました。

絵やイラストよりも生々しさがなく、抑えた向こうに時間の層を感じるもの。なかなか面白い世界をひとつ見つけてしまいました。

12月までに額装を完成させて、皆さんのお目にかけますね。

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