サロンのある景色2

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13日(金)から安藤明子の衣生活展が始まりました。

安藤明子さんが着ているサロンの重ねがとても可愛らしくて、見ているとワクワクしてきます。毎日着ている布はくたくたに柔らかくなっていてとてもいい表情。知多木綿の菜の花の色の下履きサロンは見ていて元気が湧いてくる。

布好きにはたまらない景色ではありませんか?

安藤明子 Shoka:

momogusa サロンは、着物のように着付けをするので、布を体に巻きつけたり紐でしゅしゅっと押さえたりするその景色がまたいいのです。

人同士の距離がある現代生活の中で、着付けをしてくれ合うのはとても新鮮で、そして楽しい。

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ブラウスのように着ているのはリネンのタブリエ。シワにも表情を感じて、なんだか愛おしい気持ちになってきます。

企画展は22日(日)まで。布好きな方、興味がある方、サロンは持っているけれどなかなか着ていない方、いつでも私たちが着付け指導致しますので、身体で着心地を感じ流楽しみのあるサロンを体験してみてくださいね。

昨日は一日中慌ただしくて、ブログをアップできなかったので、今日と明日で色々とアップしていきますね。

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静かなひと時

Shoka: サロン

今回のハガキの撮影は、午後の妹の家で二人と一匹でのんびりと。

ふわふわの猫の名前はモゲ。妹がつけた名前だ。

モゲは膝に乗っかってきたり、抱かれたりするのを嫌がる猫。こんなにふわふわで丸々しているから、触りたくてしょうがないけれど、こちらから行くとするりと去って行く。

けれどこの日は、すりすりすりすり寄ってきて、甘えたような声を出して離れない。可愛いモゲも参加した日常の景色が撮れた。

甘い声で鳴く元オスのモゲ。家の中で大事にされている箱入り坊ちゃんは、お腹に締まりがなくて歩くと腹の皮がびょ〜んびよ〜んと左右に揺れる。

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熱心に服作りをしている妹。あ、この針刺しは8年位前かしら、私がプレゼントしたものだ。使っていてくれて嬉しい。ちゃんと針も刺さっているぞ。

たたたたたた

ミシンの音がコンクリートの部屋にはよく響く。

Shoka: サロン

静かな住宅街の向こうから時折、車が走り去る音が聞こえてくる。暖かいお茶を飲んだり、おやつを食べて笑い話をしたり。

Shoka: サロン

ミシンを踏む足元。うちの妹の足のライン、なかなか綺麗だな。裾がやっぱりかわいいな。いい写真が撮れているといいな。

そんな様々なつぶやきが泡のように立ち上っては消えてゆく。

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食器棚の前。人のお家の食器棚を見るのは楽しい。色や柄があるのも楽しい。自分だと避けてしまうけれど、柄や色があって、それをちゃんといい味わいにまとめているのは羨ましくもなる。

午後遅くなってから、ありがとう、じゃ、またね。と私は帰った。

外は日差しが温かかった。

Shoka:

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サロンのある景色

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よいしょよいしょと、思いストーブを運ぶ二人。サロンを履いていても力仕事はできるのです。

13日(金)から始まる「安藤明子の衣生活展」

明子さんのサロンはきちっと着れると、腰が布に支えられる感じが気持ちがいいので、こうなんていうのか動きたくなります。この感覚はきっと何度かしっかりと着タコとのある方は体感している感覚だと思います。

2年前に開催した時のタイトルは「安藤明子のサロン展 はたらきものの衣服」。

こうぐっと体の中心が定まると、活動的な力がムクムクと湧き上がってくるものです。私はサロンを着た日は片付け仕事がはかどる、ということを発見しました。

この日は、Shoka:のスタッフは全員サロンを履いて、一仕事。

Shoka: サロン

鮮やかな色同士の組み合わせは、スカートがやっぱり可愛い。サロンもスカートの一つです。

Shoka: スタッフ

まきちゃんが首に巻いているのは、下ばきとして作られた木綿のサロン。二重にしてくるくると首に巻いても可愛いのです。ストールやサロンをこうして巻くと、首筋の冷えや、日よけにもなって便利なのです。

嬉しそうに目をキラキラさせてるこの様子、その先には?

Shoka: スタッフ

サロンを巻いたウエストから腰のあたりに出ている綺麗な色は、まきちゃんが首に巻いていたサロンの下ばき。ガーゼを熱くしたようなさらっとした木綿なので、汗を吸い取ってくれるので、着物の長襦袢の役割のような存在です。下ばきサロンを着ることで、サロンの上履きの布の洗濯回数は減るので、布の風合いが長持ちするのです。

それから色の重ねが楽しくて、布が好きな人にはたまらないのです。

Shoka: サロン

昨日今日のように冷える日は、タイツを重ねたり、中ばきに暖かい布が使われたものを重ねたり、可愛くて暖かなロングソックスをはいて。汗ばむ日には木綿や麻の涼しい素材を。

この日は暖かな春を感じさせる一日でした。

Shoka: スタッフ

手をつないでみて、という私にはにかんだ3人娘。

毎日毎日感じるけれど、時間はあっという間に進んで行く。振り返ると今日の朝のこともすでに思い出の中。全部を覚えていなくてもいいから、ああ、笑ったなあ、とか、なんか楽しかったなあ、と微笑むような思い出が多いといいな。

何かを乗り越えたり、決断する時の燃料となるように。みんなの笑顔を見ていて、そんなことを考えながら。

さあ、企画展準備に入るので、今日から慌ただしくなるShoka:。皆さん13日(金)は安藤明子さんも在廊します。どうぞお楽しみに。

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今日の景色から-3

Shoka: ARTS&SCIENCE

ARTS&SCIENCEの帽子。シンプルだけどいい形。

帽子が似合う人ってとてもうらやましいんです。

私は頭の形が悪くって、なかなかしっくりくる形がない・・・と言いたいけれど、私に帽子の形が合わない、のか。

さやかさんは不思議な魅力があって、肩のラインや足の細さがとてもとてもARTS&SCIENCEの服にしっくりとくるのです。

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しかも帽子も似合います。

今度脱皮するときには、さやかちゃんの形になるといいな。そんな妄想をしながら、今日はお休みなさい。

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今日の景色から-2

Shoka: 胃袋

 

胃袋の麻子さんが、事務仕事の合間に遊びに来ました。

好きなお洋服を着るのは、本当に楽しいことの一つです。違う自分に会いたい、変身したいと願いつつ、けれどなんだか恥ずかしかったり、もじもじしたり。あ、ちょっと違うな、と次の服へ。そうこうしているうちに、なんだか今の自分にしっくり来る服やスタイルと出会うとパッと世界が明るくなる。

私たちは、最近の気分を表現するのが楽しくておしゃれをしているのかもしれません。いや、もしかしたら、今の自分自身を確認したくて、ということなのでしょうか。

Shoka: trippen

私は靴も大好きなので、足元が素敵だと目がいってしまいます。

甲薄で、細長い足の形の麻子さんにぴったりだな、綺麗だな、と履いてもらったtrippenの今年の新しい形の靴。

このくらいの光っているものも最近好きなので見ていて気持ちがワクワクします。

似合っていて、見ていても楽しい。

春ですね。

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